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ホーム » FX為替チャート » モメンタムの法則~FXや株で勝てるシンプルなトレード手法の作り方

モメンタムの法則~FXや株で勝てるシンプルなトレード手法の作り方

By サンチャゴ | 更新日 2016年4月10日

FXや株のトレードで本当に機能するトレード手法を作りたいなら、モメンタムの法則を知っておきましょう。モメンタムの法則は順張りの手法を作るうえでとても重要な法則です。リバモアやワイコフの時代から知られる法則ですが、意外と知らない人が多いのでは?この記事では動画も交えてわかりやすく解説します。ぜひマスターしてしまってください。

目次

  • モメンタムとは?
  • モメンタムを計測するテクニカルインジケーター
  • モメンタムの法則
  • モメンタムの法則を使う場合の注意点
  • モメンタムの法則を使うコツ
  • モメンタムの法則を使って順張り手法を作る方法の動画解説
  • シンプルな方法でレベルアップする企画

モメンタムとは?

モメンタムとは何でしょうか。
英語ではMomentumといいます。

これは、値動きの勢いのことです。相場を見ていると、時々ズバッと動いたあと、さらにぐいぐいと値動きが伸びていくことがありますよね。あれがそうです。

  • 強い値動き
  • 簡単に上げてしまう(下げてしまう)値動き
  • 加速するような値動き
  • 大きな波
  • 値幅が広くローソク足の多くが高値付近で終わり出来高も多い

このような性格を持った値動きがあれば、それは「モメンタムを伴う値動き」といいます。

モメンタムを計測するテクニカルインジケーター

モメンタムを計測するには、オシレーターと呼ばれる種類のテクニカルインジケーターが役立ちます。

オシレーターとは、RSIやストキャスティクス、MACDなどもそうです。

オシレーターには

  • 0~100などの決まった範囲を上下に動くタイプのオシレーター
  • 下限と上限が決まっていないタイプのオシレーター

があります。

2016-03-24_15-49-01

上限と下限が決まっているのは、RSIやストキャスティクスです。
値動きに合わせて上と下を行ったり来たりしますので、「80以上だと買われすぎ、20以下だと売られすぎ」といったように逆張り的な使い方をされる場合が多いです。

一方、MACDなどは下限と上限が決まっていないので、上昇の値動きに勢いがあればグイグイと上げていきます。

今回の「モメンタムの法則」を利用したトレード手法を構築するには、後者のタイプのオシレーター、つまり上限と下限が決まっていないオシレーターを使います。

一般的なところだとMACDですが、TradingViewには優れたオシレーターの無料インジケーターがたくさんあります。

オシレーターいろいろ

モメンタムの法則

モメンタムの法則とは

「モメンタムと価格の両方が高値を更新するなら、さらなる価格の上昇が起きる可能性が高い」

というものです。

オシレーターの数値がここ最近の最高値を更新し、さらに価格も目立った高値を更新してくるなら、その上昇には信憑性があるということです。

この法則を利用したトレード手法のルールは以下のようなものになります。

買いエントリーの場合だと…
MACDの値と、価格の両方が目立った高値を更新したら、最初のプルバックで買いエントリーする。

空売りエントリーの場合だと…
MACDの値と、価格の両方が目立った安値を更新したら、最初のプルバックで売りエントリーする。

モメンタムエントリー

これはとてもシンプルなトレード手法ですが、モメンタムを意識せずにプルバックで買っていくようなシステムよりもうまくいくでしょう。

モメンタムの法則を使う場合の注意点

モメンタムの法則を使ったエントリーをする場合の注意点をいくつか紹介します。

  • モメンタムが最高値を更新しても、チャートを見渡して、その値動きがあまり目立っていなければ怪しい
  • モメンタムが最高値を更新しても、その値動きに出来高が伴っていなければ怪しい

MACDなどのオシレーターが最高値を更新したからといって、片っ端からエントリーしていては成績に安定感が出ないと思います。残念ながら、モメンタムの法則だけを根拠に判断しても安定したトレード手法にはならないのです。

ですから、システムトレード的に「モメンタムの値が過去XX日間の最高値を更新したら20日間移動平均線への戻りのタッチでエントリー」といった売買ルールでは、勝てる時期もあるとは思いますが、安定感は期待できません。

モメンタムの法則を使うコツ

ではどのようにするとモメンタムの法則を使った手法に安定感を出せるのでしょうか。

まず考えられるのは、

オシレーター系のインジケーターと値動きが最高値/最低値を更新するだけではなく…

・その値動きに出来高を伴っていたか?
・その値動きが見た目に目立っているか?

といったことを組み合わせて判断すると成功率がぐっと上がります。

さらに…

「モメンタムの法則が起きる前、チャートを少しさかのぼった部分で何が起きていたか?」を見て判断することが重要になります。

そこでもう一つの法則が登場します。

今回解説した「モメンタムの法則」と次回解説するもう一つの法則を組み合わせると、エントリー手法の精度を大幅に上げることができます。

次の動画記事も楽しみにしていてください。

モメンタムの法則を使って順張り手法を作る方法の動画解説

シンプルな方法でレベルアップする企画

  1. FXチャートに最強のラインが引けるTradingViewのピボットインジ
  2. モメンタムの法則~FXや株で勝てるシンプルなトレード手法の作り方
  3. 収縮と拡張の法則を組み込んで安定して勝てるトレード手法を作る
  4. 本当に機能するトレードメンタル

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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Filed Under: FX為替チャート Tagged With: MACD, オシレーター, トレード手法, モメンタム

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専業投資家。トレード対象はFXと株。スタイルはややゆったり目のスイングトレード。現在トレードのセミオートマ化に取り組んでいます。相場環境の認識と方向性の決定は人間が行い、エントリーシグナルを待つチャート監視にはシステムにさせるのが理想と考えます。

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