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スキャルピング

スキャルピングで勝つ考え方と具体的なトレード手法 まとめ

更新日:

私がFXのスキャルピングで勝てている具体的なトレード手法を詳しく解説します。さらに「知っているだけで劇的にメンタルが強くなる考え方」まで伝授します。あなたがFXのスキャルピングで安定して勝つために必要なノウハウをギュっと濃縮したページです。

まずはのっけから重要なポイントを列挙しておきます。ピンときた方は、詳細を熟読するようにしてください。

●スキャルピングで勝つには、「相場のサイクルを理解すること」、「位置的な優位性を重視し、決断力をもってエントリーすること」を徹底的に重視して淡々とトレードしていく必要がある

●FX業者のストップ狩りを逆手に取って稼ぐスキャルピング手法は初心者でも取り組みやすい

トレーダーの仕事は「お金を稼ぐこと」ではない。もっと重要なことがある。それを知っているだけで、メンタルが劇的に強化される

エントリーしてから数十秒から数分のうちに勝負がつき、一時間の間に何度も何度も勝負できるスキャルピング。そんな魅力に引き寄せられる人は多いのではないでしょうか。

しかし、しっかりとした経験と知識が伴わない人がスキャルピングに挑戦すると、短期間で大きな負けを繰り返し、メンタルが崩壊し、相場から退場させられます。

あなたがスキャルピングに挑戦すると決めたなら、まずはこの記事で私のノウハウを吸収してください。

Contents

スキャルピングとは

smb

スキャルピングとは、1分足などの短い時間軸のチャートを使い、短時間に何度も売買を繰り返すトレード手法のことです。

先物や株のスキャルピングにおいては板情報や歩み値を使うことが多く、わずか数ティックの利益を数秒~数分の間に確定してしまいます。

一方、FXのスキャルピングにおいては、板情報や歩み値は見れないので、1分足などのチャートのみを使ってトレードします。ですから、利食い目標は10pips程度以上を狙うような、スキャルピングとデイトレードの中間的なトレードになります。

スキャルピングに使うチャートの時間軸は?

一般的には、1分足をメインとして使う場合がほとんどです。5分足~1時間足を上位足として使い、1分足でエントリーします。

ボブ・ボルマンという有名なスキャルパーの手法では、70ティックチャートを使います。
ティックチャートとは、時間で区切るのではなく、取引回数で区切るチャートです。

70ティックチャートなら、70回の取引が行われたら、1本のローソク足が完成します。

取引が活発時間帯には、たくさんのローソク足が生成され、取引が少なければ、余計なローソク足が出ません。

ティックチャートは、指標発表の後など、取引が活発な時間帯に、1分足よりも詳細に値動きを分析することができるので、一部のガチなスキャルパーの間で人気があります。

ティックチャートはほとんどのFX業者では見ることができないので、多くの場合は1分足のスキャルピングから始めることになるでしょう。

スキャルピング向けの通貨ペアは?

通貨ペア選ぶ

どの通貨ペアでスキャルピングをすべきか?ですが、以下のようなことを考慮して決めます。

・スプレッドが狭い通貨ペア
・その日に取引が活発に行われている
・トレンドが発生している

まず、スプレッドは1pips程度以下であることが望ましいです。広くても2pipsまでぐらいです。

マイナーな通貨ペアの場合、スプレッドが広くなりますので、スキャルピングには向きません。スプレッドが5pipsもある通貨ペアでスキャルピングをしても、長期的に勝つことは難しいです。

話題になっている通貨やトレンドが出ている通貨は、取引が活発になりますのでスキャルピングに向きます。

通貨ペアを選ぶ際は、どの通貨でトレンドが出ているのか?を考えてみます。

ドル円だけを見るのではなく、ドルが強いのか、円が弱いのか?を考えるのです。

そのためには、特定の通貨に絡んだチャートを並べて見る必要があります。

米ドル

また、通貨間の強さを表示するストレングスメーターなどと呼ばれるテクニカル指標を使うのも良いです。

CCFp25分足

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スキャルピング向きの時間帯は?

世界時計

FX市場が24時間空いているからといって、24時間スキャルピングで勝てるわけではありません。

勝ちやすさを追求するなら、取引が活発な時間帯を狙ってスキャルピングしましょう。

取引が活発な時間帯とは

・日本時間の夕方~のロンドン時間
・日本時間の22時頃~深夜までのニューヨーク時間の前場とロンドン時間の後場がオーバーラップする時間帯

このどちらかでスキャルピングをやるのが最も勝ちやすいです。

これはその人の手法や性格次第でしょうが、ほとんどの場合、この考え方が当てはまると思います。

スキャルピングに向いている人はどんな人?

トレードに対するモチベーションが高く、努力できる人。

スキャルピングに向いているのは、頭の回転が速く、集中力があり、メンタルが強い人。

若い人で、コンピューターゲームが得意で、人よりも高得点を取れるようなタイプの人。

こうひう人はスキャルピングに向いていると思います。

かくいう私は、もう40代ですし、頭の回転は速くありません。それでも努力でカバーできています。

スキャルピングといっても、ミリセカンドの高速売買でHFTと戦おうとしているわけではありませんから、やる気さえあり、正しい心構えでスキャルピングに臨むなら、多少頭の回転が遅い人でもできると思います。

スキャルピングのメリットとデメリット

スキャルピングにはメリットとデメリットがあります。

スキャルピングのメリットを最大限に享受し、デメリットとなる問題点を解決する方法を知ったうえで取り組むと、安定して勝てるようになる可能性が劇的に上がります。

スキャルピングのメリット

スキャルピングには次のようなメリットがあります。

短期間にトレード経験を積むことができる

スキャルピングプロップファーム
私が思うに、スキャルピングの最大のメリットはこれです。

トレーダーとして、安定して勝てるようになるには、たくさんトレードして、いろんな相場環境でトレードの経験を積む必要があります。これは、みなさん納得しますよね。

その経験を、スイングトレードや長期トレードで積もうとすると、少なくとも1年、たいていは数年かかります。

そかし、スキャルピングだと、ある程度一通りの相場環境を、数週間集中して頑張れば経験することができます。

プロップファームが、新人トレーダーの研修でスキャルピングをさせるのはこのためです。

最終的にスウイングトレードや長期投資をさせるのだとしても、最初はスキャルピングで経験を積ませるのです。

プロップファームのような厳しいプロの世界では、スキャルピング研修で脱落する人は、才能がないとして、排除されるのでしょう。

(みなさんは一般投資家なので、自分のペースで取り組めばよいですし、必ずしもスキャルピングで勝てる必要はありません。安定して勝てるようになるまでに時間がかかっても良いわけですから)

リスクが限定されている

要は、スキャルピングにおいては、ロスカットの値幅が狭く、オーバーナイトのリスクが無いということです。

スキャルピングをする場合は、小さな値幅を取りに行きます。FXなら、だいたい10pips~程度を狙っていきます。

そして、ロスカットの値幅は、5pips~大きくても10pips程度です。

ロスカットの値幅が狭いということは、リスクが小さいと言えます。

また、スキャルピングにおいては、ポジションを持っている時間は常にPCの前にいてポジションを監視していますから、突発的な値動きによって大きな損失を被ることが少ないと言えます。

ポジションンを持ったままPCの前を離れたり、オーバーナイトしたりすれば、突発的な値動きで大損してしまう危険性が高くなります。

このことは、トレードを始めたばかりの新人には心地よいものです。常にポジションを監視していて、ほんの短時間しか自分の資金をリスクにさらさないのは精神的に楽なものです。

資金効率が良い

ロスカットの値幅が狭いということは、それだけ大きなポジションを建てることができるということです。(もちろん、初心者はスキャルピングでも小さなポジションでやるべきですが)

もしあなたが、1回のトレードで1万円のリスクを取れるとします。
1回のトレードで1万円までなら負けてもOKという場合です。

ロスカット幅が100pipsのスイングトレードをするなら、1万通貨までのポジションを建てることができます。

1万通貨×100pips = 1万円

一方、ロスカットの値幅が5pipsのスキャルピングなら、20万通貨のポジションを建てることが出来ます。

20万通貨 × 5pips = 1万円

実際には、スリッページの発生も見越して、もう少し小さなポジションにはなりますが、それでも、スキャルピングならロスカット値幅が狭くなるので、大きなポジションでトレードできるということは確かです。

また、スキャルピングをする場合には、1日に何度も何度もエントリーチャンスがありますので、同じ資金を短期間に何度も回転させることができます。

このように、スキャルピングなら、比較的大きなポジションを1日に何度も何度も回転させ、効率的に資金を増やしていける可能性があります。

もちろん、何度も何度も負ける可能性もあることとも忘れてはいけませんが。

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スキャルピングのデメリット と対処法

スキャルピングにはデメリットもあります。

デメリットを知らず、メリットばかりに目が行って、スキャルピングに安易に手を出すと痛い目にあいます。

必ず以下の解説を読んで、デメリットへの対処法を知ったうえで、スキャルピングに挑戦してください。

ポジポジ病を発症してしまいやすい

ポジポジ

ポジポジ病とは、感情に流されて、何度も何度も買いボタンや売りボタンをポチっとしてしまう病気のことです。

優位性が無いところでポジションを何度も何度も建てるので、ポジポジ病です。

ポジポジ病を発症してしまうのは、何度も何度も負けが続いて、堪忍袋の緒が切れてしまった時です。

最初は真面目にトレードしていても、負けが何度も何度も続くと、我々人間ですから精神的に正常ではいられないのです。

困ったことに、スキャルピングの場合、エントリーとエントリーの時間的間隔が短いですから、頭を冷やす暇がありません。

「ふざけんなよ!コノヤロー!リベンジしてやる!」

ということになってしまいがちなんです。

これがスイングトレードや長期トレードなら、負けトレードのあと、一晩寝て頭を冷やすことができますので、連敗しても、ヤケにはなりにくいのです。

この問題に対する対処法としては、1~2時間に1回は休憩を入れて、ヨガやストレッチや散歩など、気持ちを落ち着かせる要素のある行動を小まめに挟むことです。

ヨガやストレッチで無くても良いです。とにかく、小まめに気持ちを入れ替える機会を持つようにすることです。

スプレッドやスリッページなどの取引コストの影響が大きい

スタート

スプレッドが2pipsで、利食い目標が10pipsのトレードと、

スプレッドが同じく2pipsで、利食い目標が100pipsのトレードを比べてみましょう。

前者は、10メートル走で2メートルのハンデでスタートするようなものです。

一方後者は、100メートル走で2メートルのハンデでスタートする感じです。

10メートル走で、2メートル後ろからスタートした場合、足がかなり速くても、勝つのはかなり難しいですよね。

一方、100メートル走なら、2メートル後ろからスタートしても、足の速さに自信があれば、わりと大丈夫な気がします。

FXにおけるスプレッドや手数料などの取引コストは、ハンデのようなものです。利食い目標が小さければ小さいほど、ハンデの影響が大きくなります。

この問題への対処法は、もうお分かりですよね。

ハンデをなるべく小さくして、なるべく大きな利食い目標でトレードすることです。

まずは、スプレッドがなるべく狭いFX業者で、スプレッドが狭い通貨ペアを選んで取引しましょう。

スキャルピングをやるなら、スプレッドが1pips程度が限度だと思ってください。いくら広くても2pipsまでです。

次に、利食い目標として、少なくとも10pips~20pips程度を狙えるポイントに限定してエントリーしましょう。

スプレッドが2pipsの通貨ペアでトレードしたいなら、利食い目標として、20pips程度は狙える局面に限定しましょう。

ひとつの基準として、スプレッドなどの取引コストは、利食い目標の10分の1までと覚えておいてください。

FXのスプレッドで、0.2pips~0.4pipsという極端に狭いのがありますが、あれも実際にはもう少し広くなると思った方が良いです。スリッページも考慮に入れた平均コストを考えると、実際には0.5~1pipsがスプレッドの狭さの限界だと思います。

FXのスキャルピングで、利食い目標として2~3pipsを狙うなんてことを言っている人がいますが、あれは問題外です。そういうことができるのは、日経225先物や債券先物など、1ティック(pips)の重みが大きいもの限定ですね。

有事の際に大損してしまう可能性がある

テロ

突発的な出来事があり、急に相場が荒れて、大きな損失を出してしまうことがあります。

それはスイングトレードでも長期トレードでも同じですが、スキャルピングの場合は大きなポジションを持っていることが多いので、突発的にほんの数秒間で大きく値が飛んでしまう場合、大きな損失が出てしまいます。

テロや地震などの起きるタイミングは予測不可能なので、そういったアクシデントに巻き込まれた場合は、あきらめるしかありませんが、対処法はあります。

それは、常にロスカット注文を入れておくことです。

この値段まで下がったら自動的にロスカットする、という逆指値注文を入れておくのです。

そうすることで、突発的に相場が荒れても、自動的なロスカットによって、素早く逃げることができます。

手動でロスカットしようとすると、あれよあれよという間に損失が膨らんでいき、精神的に固まってしまって、結局大きな損を出してしまいがちです。

スキャルピングをやる際には、エントリーと同時にロスカットを入れれる取引ツールを使うことで、この問題をある程度解決することができます。

インターネット接続が切れてしまったら悪夢

ポジションを保持している状態で、インターネットの接続が切れてしまったら、それはどんな時間軸のトレードでも嫌なものです。

しかしスキャルピングの場合は特にそうです。スキャルピングのポジションサイズは大きいので、まさに悪夢です。

この問題の解決策も、もちろんあります。

まずは、エントリーと同時にロスカット注文を自動的に入るツールを使うこと。

MT4や、GMOクリック証券のはっちゅう君のようなツールです。

FX業者のサポートデスクの電話番号を書いた紙をデスクの横などに貼っておき、有事の際に携帯電話やスマホですぐに連絡できるようにしておくことも重要です。

予行演習として、一度はサポートデスクに電話してみるのも良いでしょう。

停電のリスクもあるので、ノートパソコン⁺スマホのテザリング機能でインターネットに接続できる状態を常に用意しておくことも重要です。

アクシデントは実際に必ず起こる。そう思って、あらかじめ対応策をとっておいてください。

高速のインターネット接続が必要

インターネット接続の速度についてですが、スキャルピングをやるなら、できる限り速い接続を用意する必要があります。

ただ、我々一般人がやるスキャルピングは、ミリセカンドの世界で戦うHFTではありませんから、ブロードバンド接続なら、たいてい大丈夫です。

一般的に言われている、デイトレードやスキャルピングに最低限必要な速度は、上り1メガ、下り0.5メガ程度、というのが定説ではないでしょうか。

スキャルピングでガチに勝負したいなら、もう少し速い方が良いでしょう。

高速スキャルをやるのでもない限り、それほど速い接続は必要ありませんが、予算の許す範囲で、なるべく速いインターネット接続を選択する必要があります。

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FXのスキャルピングで勝てるトレード手法

鍵

さて、ここからは具体的なトレード手法を解説しましょう。

ここで紹介するスキャルピング手法は2、3ティックを狙うような超高速スキャルピングではありません。

少なくとも10ティック程度取れそうな期待のあるところでだけエントリーするスキャルピング手法です。ですから、セミスキャルピングとでも言った方が良いかもしれません。

ここで解説するスキャルピング手法はFXだけでなく、日本株や先物でも有効です。
基本的には1分足を使ってもよいですし、50~100ティックチャートなどを使ってもよいです。

FXで勝てるトレード手法は、全自動のシステムトレードではありません。どんな相場環境でも対応でき、長期間安定して勝てる全自動のシステムトレードは存在しません。

私の知る限り、安定して勝てるFXトレーダーのほとんどは、裁量のトレード手法を使ってトレードしています。

システムトレードをするとしても、相場環境の変化に伴い、頻繁にシステムを入れ替えたり、システムそのものの設定を微調整しながら運用しているので、実質的にはかなり裁量の判断が入っています。

FXのトレード手法として、テクニカル指標の使い方を覚えたら勝てると思っている人がいるかもしれません。

残念ながら、そうではありません。

テクニカル指標は、もちろん役に立ちますが、それだけじゃ勝てません。100個のテクニカル指標を組み合わせても無駄です。

もう一歩踏み込み、相場を人としてとらえる必要があります。

FXのスキャルピングで勝つための考え方には以下のようなポイントがあります。

・その時の相場環境に合わせたトレード手法を選択するという考え方を持つこと
・相場を人としてとらえ、ほかのトレーダーやFX業者の弱みを攻めること
・スキャルピング独特の考え方として、意思決定の速さと位置的優位性を重視すること

こういったポイントを踏まえた具体的なトレード手法を2つほど、これから解説しようと思います。

なにをやるにも相場環境が大切 ~相場のサイクルを知れ

サイクル

スイングトレードでもデイトレードでもスキャルピングでも、相場環境を読む能力が一番大切です。

どんな時も同じ方法でトレードしていては安定して勝つことはできません。目の前に展開している相場環境に合わせてトレード手法を使い分けなければいけません。

スキャルピング初心者は、この重要性を無視して聖杯を探そうとしがちです。

もちろん、そんなものは絶対に見つかりません。どんな相場環境でも勝ち続けるたった1つのトレード手法は存在しないのです。

相場環境を読みたいなら、相場のサイクルについて理解する必要があります。
トレンドとレンジという2つのサイクルで説明することもできますが、一番有効なのは3つに分けることです。

相場のサイクルには大きく分けると3つのサイクルがあります。

  • ブレークアウト
  • トレンドチャネル
  • レンジ

ブレークアウト

ブレークアウトのサイクルでは相場が一方的に動きます。上なら上、下なら下、相場全体がそちらに動くことに同意し、一気に値が動きます。
このサイクルではまともな押しや戻しは置きません。「ちょっと下がったら買おう」と思っても買えないで置いてけぼりになる相場です。

トレードチャネル

幅の狭いトレードチャネル

ブレークアウトで一気に上昇したチャートが徐々に押しを入れ始めます。
最初は小幅な押しで、幅の狭いトレンドチャネルになります。3ティック下げては10ティック上げるような相場です。

幅の広いトレンドチャネル

やがて押しの値幅が大きくなってきます。
3ティックだった押しが今度は5ティック、7ティックとなり、幅の広いトレンドチャネルになってゆきます。

レンジ

そしてついに押しの値幅と上昇の値幅は拮抗するようになります。
上昇の値幅と下落の値幅が拮抗するので、上昇トレンドなのか怪しくなります。そうなると、それはレンジになったということです。
レンジには値幅の狭いレンジと値幅の広いレンジがあります。

相場サイクルによってトレード手法を使い分ける スキャルピングの場合は厳選する必要あり

これら3つの相場サイクルに合わせてトレード手法を使い分けていくことになります。
厳密にいうと5つに分けることになります。

  1. ブレークアウト
  2. 値幅の狭いトレンドチャネル
  3. 値幅の広いトレンドチャネル
  4. 値幅の狭いレンジ
  5. 値幅の広いレンジ

デイトレードよりも上の時間軸では、値幅の狭いレンジを除くすべての相場サイクルでエントリーをねらってOKです。

しかしスキャルピングの場合は、ブレークアウトとトレンドチャネルだけに絞ってトレードするのが一番お勧めです。

レンジのサイクルに入ったらエントリーを狙わないのです。

理由は、スキャルピングは難しいからです。

最も安定して勝ちやすいトレンドの相場環境が発生している状態だけを厳選することで、スキャルピングの難易度を少しでも下げることができます。

それにスキャルピングの場合は30分も待っていれば次のサイクルに移っていくので、待ちくたびれることもありません。

慣れてくれば、レンジの相場環境でも勝てるようになります。しかし、現状でまだ勝てていないなら、トレンド相場を集中的に狙っていくと良いでしょう。

スキャルピングの売買タイミングの見極め方

スキャルピングでは「決断力があること」が「正しくあろうとすること」よりも重要です。

トレードの優位性には

位置的優位性(価格の優位性)
エントリーシグナルの優位性(ローソク足のパターンやチャートパターンなど)

この2つがあり、多くの場合それらを組み合わせてエントリーします。
サポートラインに引きつけて(位置的優位性)、下ヒゲ(ピンバー)のシグナルで買いエントリーといったようなことです。

しかし時間軸が短く、狙う値幅の10ピップス程度のスキャルピングの場合、エントリーシグナルのことはあまり意識せず、位置的な優位性を重視してエントリーするように心がけています。

スキャルピングが上手くなりたいなら、次の言葉をモニターの横にでも貼り出していつも読み上げてください。

「決断力があることが正しくあろうとすることよりも重要である」

スキャルピングレベルになってくると、エントリーで大切なのは「優位な位置」であり、「エントリーシグナル」の重要性は低くなると考えています。

まずは先程述べた相場のサイクルを考慮し、割安なエリアと割高なエリアを自分なりに定義します。

そしてその中でなるべく割安なエリアで買い、割高なエリアで売るように努力するだけです。

その時にいちいちローソク足のシグナルを意識していては割安なエリアで買えなかったり、割高なエリアで売れなかったりします。

スキャルピングにおいては時間に余裕がありません。その中でたくさんの情報が目に飛び込んできます。次々とローソク足ができていきますし、テクニカル指標を使っているならその値も刻一刻と変化します。他の通貨ペアや日経平均も監視しているならなおさら大変です。

そのように情報過多になりがちなスキャルピングにおいて複雑なトレード手法を使おうとすると、脳の処理能力が追い付かなくなり、徐々に意思決定が遅れてきます。

そうなると、分析の結果からココだというエントリーではなく、エントリーが遅れてしまい感情的にエントリーするしかなくなった時にエントリーするという最悪の行動を取ってしまいがちになります。

買おうか迷っている間に上がってしまい、結局割高の位置で買わされてしまうようなことです。

スキャルピングで良い結果を出すトレーダーは、その分析がとびぬけて素晴らしいのではないです。完璧な分析などだれにもできません。

スキャルピングで安定して勝てているトレーダーは、分析をシンプルにして無駄にエネルギーを消耗しないようにします。そして自分のフィーリングとシンプルな分析を信頼し、「自分の中での有利な価格」で迷わず買ったり売ったりするです。

1分足を使ったシンプルなスキャルピング手法

「自分の中での有利な価格」を見つけて淡々とエントリー/利食い/損切りを繰り返していくにはどうすればよいのでしょうか。ここから詳しく解説していきます。

まずは、メジャーな指標発表を10分以内に控えていないかを経済指標カレンダーでチェックしてください。

重要な指標発表が10~20分以内にある場合には、指標発表が終わって値動きが落ち着くまでは手を出さないようにします。どうしてもトレードしたい場合は、指標発表時のスキャルピングの解説を参考にしてください。

どの通貨ペアでスキャルピングをするのかですが、スプレッドが狭い通貨ペアを選んでください。スプレッドが1pips以内の通貨ペアを選ぶことをお勧めします。

ユーロドル、ユーロ円、ドル円などスプレッドの狭い通貨ペアの1分足チャートを開いてください。

そして次の2つのうちのどちらかのサイクルになっている通貨ペアを選びます。

  • ブレークアウトが起きている
  • 明確なトレンドチャネルが発生している

この2つの状況になっている通貨ペアを探します。
無いならトレードを見送ります。

ここではトレンドチャネルになっている場合の手法を解説します。
トレンドチャネルに関してはこちらのページを参考にしてください。

1分足でトレンドチャネルになっている通貨ペアを見つけたら、何らかのトレンドチャネルを引きます。自分でラインを引いても良いですし、ボリンジャーバンドやエンベロープなどのチャネル系のテクニカルを使っても良いです。

ここではエンベロープを使う方法を解説します。
エンベロープとは移動平均線の上と下にある一定の距離だけずらしてラインが引かれるテクニカルです。ボリンジャーバンドに似た感じのラインを引くことができます。

そこにエンベロープと同じ設定本数の移動平均線を追加してエンベロープの真ん中に移動平均線を表示します。

エンベロープと移動平均

この3本のラインを使ってエントリーする際の割高/割安を判断していく事にします。
それが正しいかどうかは別として、シンプルに意思決定できるようにします。

今後エンベロープに囲まれたエリアのことを「チャネル」と呼びます。
トレンドチャネルと同じ意味合いのチャネルです。

青ラインがエンベロープの上ラインです。
赤ラインがエンベロープの下ラインです。
緑ラインは移動平均線です。

移動平均線は20本の設定。
エンベロープは20本、「偏差」という設定は0.05にしてあります。
この設定はざっと直近の値動きを見て調整します。
値動きの大部分がエンベロープの上下幅の中にぎりぎり納まるような設定が最適です。
いろいろと設定をいじって調整してください。

真ん中のライン(移動平均線)とエンベロープの上ラインの間のエリアを割高エリアとします。
真ん中のラインとエンベロープの下ラインの間のエリアを割安エリアとします。

この割高、割安とは、自分の中で決めただけであり、実際にそうかはわかりません。
それ自体には何の優位性もありません。ただ自分のなかで決めただけです。
割安エリアで買えばいつも儲かるわけでは無いということをしっかりと理解してください。

しかし、3つの相場サイクルを上手く読める人が、その時の相場サイクルに合わせて「割高/割安」のシステムを用いると優位性が出てきます。

このようなチャネルを使ってトレードする場合、「この先チャネルがどんな道筋をたどっていくだろうか?」と自分に問いかけます。そしてその道筋を想像してみるところから始まります。

例えばこんな感じです。

想像上の通り道

チャートの右に想像上の通り道を思い描いてみます。
これは私の頭の中の図を描いたものです。
この想像上の道筋の中で、なるべく割安で買い、なるべく割高で売るようにします。

この場合だと、エンベロープと移動平均線を使って自分なりに定義した「割安エリア」で買い、「割高エリア」で売ることになります。
スキャルピングの場合、ローソク足のパターンなどややこしいことはあまり考えず、優位性があると自分が思う位置にただ指値で注文を入れていく方がうまくいきます。
割安で買うには緑ラインと赤ラインに囲まれたエリアのどこかに指値注文を入れることになります。

私は多くの場合分割してエントリーします。
割安エリアの上の方で最初の半分を買い、下の方で残りの半分を買うといったことです。

具体的にどこに指値注文を入れるかは、直近の値動きのふり幅から判断して良さそうな位置をパッと直感で決めればよいです。

注文を入れる位置の考え方は人それぞれの好みで決めるべきです。自分が納得できる位置に注文を入れることです。

しょせん、完璧なエントリーなんて誰にもできません。自分の中で良さそうだと思う位置に注文を入れればそれでよいです。

  • 決断力があることが正しくあることよりも重要である
  • そして、スキャルピングレベルでは優位な位置でエントリーすることが一番重要

という2つの考え方を重視し、淡々と注文を入れてゆきます。

この時、ロスカット注文と利食い注文もセットで入れていく事をお勧めします。
ロスカット注文を入れる位置や利食い注文を入れる位置は利食いと損切りの記事を参考にしてください。

さて、チャートに戻りましょう。
この部分だけ見ると、ふり幅がそこそこある上昇トレンドチャネルですが、上位足がダウントレンド中であること、また、ちょうどレジスタンスラインにさしかかるところなので、レンジになるかトレンド転換してダウントレンドになる可能性が高いと考えるのが普通です。

しかしまだレジスタンスラインにタッチしていないので、もうひと上げあるだろうと考えるなら買いを狙うのはありです。
その場合は真ん中の緑ラインで最初の半分を買い、下の赤ライン付近で残りの半分を買います。
迷わず指値で買ってしまうのがコツです。

利食いは青ラインです。
ロスカットは直近のスイングローを下回ったポイントです。

その後どうなったでしょうか。

残念

残念、緑ラインで買った後、赤ラインまでは落ちてこずに上げ始めますが、高値を抜けることができず、ダブルトップ気味になって勢いよく落ちてきました。

こうなったら赤ライン付近に入れていた指値買い注文はキャンセルします。
そして緑線で買ったポジションをロスカットします。

勢いのある陰線が2本連続して出ているのが分かります。これにより、転換が明確になりました。
思っていたよりも早く、急激にトレンド転換が始まってしまい、「もうひと上げする」という予想が外れてしまいました。

しかし何の問題もありません。その事実にいち早く気付き、迷わずロスカットすればよいのです。
状況の変化に気づかず、もしくは気づいているのに頑固になってナンピン買いをするのはいけません。

わずか1分やそこらで状況の変化に気づき、迅速に方針を変える。そんな「決断力」が求めらるのがスキャルピングの難しいところです。

こうなると、トレンドチャネルの通り道を予測しなおす必要があります。

予測の変更

勢いのある陰線が連続して出たことと、上位足の方向(ダウントレンド)へのトレンド転換であることから、勢いよく下げていく可能性が高いと判断しました。

この場合は、強い下げを予測しているのですから、ひたすら売りだけを狙っていく事になります。
割高のエリアに躊躇なく指値売り注文を入れます。

うまくいったスキャル

このように強い下落が予測できるような状況では、割高エリアには深く入り込んでこないことも多いので、分割エントリーだと半分しかエントリーできないことも多々あります。

そのように予測するなら「緑ラインでフルポジションを建てる」という判断もありです。

しかしそれは後になってから分かる事であり、このケースの場合だと私は「緑ラインで最初の半分、青ライン付近で残りの半分をエントリーする」という戦略を立てていたので、その戦略を淡々とやるだけです。

完璧なエントリーなど期待してはいけません。
自分の決めたことを淡々とやるだけです。

相場環境をしっかりと読めていたら、それでもトータルでは利益になっていきます。


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シンプルなスキャルピング手法のおさらい

全てのトレード手法に共通することだが、スキャルピングにおいても相場環境、相場のサイクルを読み取り、それに合った戦略を使う必要がある。

3つの相場サイクルがある

  • ブレークアウト
  • トレンドチャネル
  • レンジ

ブレークアウトで新しいトレンドが生まれ、ふり幅の狭いトレンドチャネルになり、ふり幅がだんだん広がっていき、やがてレンジになる。

この中のブレークアウトとトレンドチャネルの部分だけを狙うことで、難易度の高いスキャルピングでも勝ちやすくなる。

スキャルピングをやる際に持つべき心構えには以下の2つがある。

  • スキャルピングにおいては、「決断力があること」が「正しくあること」よりも重要である
  • 狙う値幅の狭いスキャルピングのエントリーにおいては、もっとも大切なのは「位置的な優位性」であり、「エントリーシグナル」の重要性は低くなる

トレンドチャネルの相場サイクルで上手くスキャルピングをするには、エンベロープやボリンジャーバンドなどのチャネル系のテクニカルを使い、自分の中での「割高エリア」と「割安エリア」を定義して淡々と指値でエントリーしていくのは1つの優れた方法である。

FX業者のストップ狩りを逆手に取るスキャルピング手法

もう一つ、FXで機能しやすいスキャルピング手法を紹介しておきます。

トレンド相場を狙うのが鉄則と解説しましたが、全く違う考え方のスキャルピング手法もあります。

FXのラウンドナンバースキャルピングです。

こちらは逆張りの手法となります。

この手法は、顧客のために相場を作らなければならないFX業者の弱みを攻めるトレード手法です。

みなさんは、ストップ狩りという言葉を聞いたことがあるでしょうか。

FX業者のディーラーが、レートを実際よりもちょこっと余計に動かして、顧客をロスカットさせるようなことです。

ラウンドナンバースキャルピング手法では、FX業者がストップ狩りをしている瞬間の値動きを利用し、こっちが有利なポジションを建てやろう、そして速攻で利食いしてしまおう、というスキャルピング手法です。

これは本当にずる賢いスキャルピング手法です。

この手法の詳細は、ラウンドナンバースキャルピングの記事を参考にしてください。

ラウンドナンバースキャルピング~FX初心者にもできる!

スキャルピングで注意すべきこと

トレード手法を覚えたら、それで安定して勝てると思っている人がいるかもしれませんが、スキャルピングの世界は、そう甘くありません。

以下に、スキャルピングに挑戦するトレーダーが知っておくべき注意点をまとめておきます。
どれも必須のポイントなので、必ず理解しておきましょう。

まずは上位足に気を配ることから始める

スキャルピングでよくやる間違いは、1分足でトレードするなら、1分足だけを見て、目先の動きだけに振り回されてしまうことです。

一日のはじめ、トレードセッションの初めには、常に上の時間軸チャートを確認するところから始めてください。

まずは上位足でラインを引き、どの価格がトレーダー達に意識されているのかを認識します。要は、上位足でレジサポラインを引いておきましょうということです。

上位足のサイクルを認識することも大切です。

相場にはサイクルがあると申し上げましたが、上位足のサイクルがどうなっているのかを認識しておくことで、随分と有利に戦えます。

例えば、上位足で強い上昇トレンドになっていれば、スキャルピングで使う1分足で一時的に下降トレンドになっていても、売りを積極的に狙うべきではないし、むしろ逆張りで買いを狙っても良いことになります。

上位足のサイクルやトレンドを認識していると、間違ったトレードを減らすことができるし、見えなかったエントリーチャンスも見えるようになります。

少なくとも10pipsは狙えるポイントでエントリーせよ

ほんの2pipsか3pipsを狙うのがスキャルピングだと思っている人がいますが、それは大きな間違いです。

私の知る限り、FXのスキャルピングで、そんなことをして安定して勝てている人はいません。(口座開設アフィリエイトが目的のFX記事ではそんなことを書いてありますが、真に受けてはいけません!)

最初から数pipsを狙うスキャルピンが成り立つのは、日経225先物や債券先物など、1ティックの重みが重くて板の厚い先物だけです。そういった銘柄において、板読みスキャルピングをするなら、それもありです。

しかしFXの場合は、そのような小さな利食いを狙うスキャルピングは無理です。成り立ちません。

すくなくとも、10pipsは狙える局面だけでエントリーを狙ってください。

具体的には...

レンジ逆張りを狙うなら、レンジの幅は少なくとも20pipsぐらいは無いといけないということです。

また、利食いをすべきレジスタンスラインまでの距離が10pips未満の位置では買えないということです。

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休憩を小まめに取る

FXのスキャルピングは体力や集中力の消耗が激しいので、長時間ぶっ続けでやるべきではありません。

負けが込んできて、「せめて負けた分を取り戻すまで」などと言いながら数時間ぶっ続けでスキャルピングをやり続けてしまうことがあります。

そんな時に待っている結末は、たいていの場合、さらに負け額が膨らみ「早めにやめておけばよかった」と思うだけです。

少なくとも、1時間~2時間に1回は休憩を入れましょう。

ただ休むのではなく、ヨガやストレッチ、散歩などをすることで気持ちを切り替えることができると最高です。

休憩を取ったら、回復した体力と集中力で、気持ちを新しくしてトレードできるので、メンタルが崩壊する確率を極限まで少なくできます。

小まめに休憩を入れ、ヨガや散歩などをする習慣を付けるだけで、数年間負け続けていたのが勝てるようになるということもあります。

損が出たら必ずロスカットする

スキャルピングは投資ではありません。100%純粋な投機です。

ですから、思惑が外れたら必ずロスカット(損切り)しないといけません。

「ドルは安くなりすぎているから、そろそろ上げるはず」
「ユーロが上げる理由は無い」

といった自分や他人の勝手な意見を根拠にロスカットが遅れることは許されません。

あなたがどう思っているかなんて、相場には関係ありません。相場の値動きがいつも正しいのです。

だから、自分のエントリーが間違った時は、潔くスパッとロスカットする。それしかありません。

その日の負け額リミットを決めておく

スキャルピングは何度も何度もトレードを繰り返しますので、気が付いたら負けが込んでいて、資金の半分を失っていた。ということが、特に初心者にはよく起こります。

トレードを始める前に、どれぐらい負けたらその日はトレードをストップするのか、あらかじめ決めておく必要があります。

資金の6%を失ったら、その日はどんな理由があってもすべてのポジションを閉じて、トレードをストップする。というような、%ベースのルールにするとよいでしょう。

トレード中は100%相場に集中する

夜の10時から2時間スキャルピングをすると決めたら、その間は完全にトレードに集中します。

来客が来ても、電話が鳴っても無視します。ラインもツイッターもしません。とにかく集中です。

親しい友達や家族には、その時間は声をかけないように言っておくようにしましょう。

初心者にはFXのスキャルピングはキツイ

ここまで詳細にスキャルピングを解説した後でいうのもなんですが、スキャルピングはとても難しいので、「学習スピードを上げる」という目的以外なら、初心者にお勧めではありません。

勝つことが目的なら、少なくとも5分足、15分足を使ったゆったりした時間軸でトレードする方が稼ぎやすいです。

何度も何度も資金を回転できるスキャルピングは資金効率的に素晴らしい!

それは確かですが、勝てるトレーダー限定の話です。

人間には判断するスピードや集中力の限界、反応速度の限界があります。理不尽に連敗したとき怒りに耐える限界というのもあります。そういった人間の能力の限界を突いてくるのがスキャルピングです。

スキャルピングという厳しい世界でトレードの経験を積み、コツをつかんだら、5分足や15分足のゆったりとしたデイトレードや、それこそスイングトレードなどに移行していくという考え方が良いと思います。

とはいえ、頭の切れる若いトレーダーの方なんかは、案外スキャルピングで上手くいくかもしれません。

コンピューターゲームに慣れ親しんでいる年代の人、反応の速い人、頭の回転の速い人などはスキャルピングで強みを発揮できるかもしれません。

1日のトレード経験を10日分の経験にする方法

1日のスキャルピング経験を10日分の経験にする方法があります。

スキャルピングを一日やって、それで終わり。

それでも、1日分の経験は積めますが、それではほかのトレーダーと同じで、差を付けることができません。

あなたがガチで凄いトレーダーになりたいなら、トレード日誌を付けてください。

そして毎日その日のトレードの見直しをすることをお勧めします。

日々の記録をつけ、毎日見直しをすれば、1日のトレード経験は、10日分にも値します。

そして、ほかのトレーダーが安定して勝てるようになるまでに30か月かかるところを、あなたは3カ月で勝てるようになるかもしれません。

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トレード仲間とつながる

自分と同じくらい志の高いトレード仲間がいることは、とても素晴らしいことです。

もしその仲間が信頼でき、モチベーションが高いなら、トレード前やトレードの後にミーティングでトレードアイデアを共有することはとても有効です。

自分だけのアイデアより、仲間とアイデアを出し合うことで、間違いに気づけたり、自分には気づかなかったアイデアが得られたりします。

モチベーションを維持するのにも役立ちます。

ただ、仲間をライバル視するのは問題です。あいつよりも多く稼ぎたい。あいつには負けたくない。そんな気持ちがわいてくるなら、一人で淡々とやったほうがマシです。自分に余計なプレッシャーを与えないようにしましょう。

仲間とつながるか、一匹狼としてトレードするか、どちらが良いのかは人それぞれなので、自分の性格を考慮して、いろいろ試してみましょう。

スキャルピングに役立つマインドセット ~トレーダーの目的を知れ

「またその話か!」と思っているなら、大きな間違いです。

スキャルピングに挑戦するトレーダーのほとんどが知らないことで、それを知るだけで、随分とメンタルが強くなれるマインドセット(心構え)があります。

トレーダーの目的を知る
ということです。

これ、ほとんどのトレーダーが知りませんが、とても重要です。

トレーダーの目的は何でしょうか?

お金を稼ぐことですか?

いえ、違います。

お金を稼ぐことは結果であり、目的ではありません。

トレーダーの目的は、日々相場から学び、成長することです。

もしあなたが、「相場から学び、成長する」という目的を心のそこから受け入れるなら、素晴らしいことが起こります。

こっぴどくスキャルピングで負けた日でも、それが正しいことをした結果であり、そこから何かを学んだなら、あなたはその日の目的を100%達成していることになります。

負けたとしても、なにも気に病むことはありません。

そうして学び続けるあなたは、いずれ必ず、安定して勝てるようになります。

しかし、あなたの目的が、「稼ぐ」ことだけなら、負けた日には辛い思いをするだけです。

そして、あなたはおそらく、負けから学ぶことができないでしょう。

あなたにとって、負けた日は意味のない日であり、悪だからです。

「稼ぐ」だけが目的だと、あなたは毎朝こう思います。

「今日は勝てるだろうか...」

毎日毎日、自分が勝てるかどうかを試されるテストのように感じます。

自分の才能を試されるテストのように感じます。

毎日毎日、もの凄いストレスです。

そんな精神状態で、あなたは健康な精神状態を維持できるでしょうか。

絶対に無理です。

自分の才能を毎日試されるのがトレーダーの仕事ではありません。

日々相場から学び、成長し続けることがトレーダーの仕事です。


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スキャルピングに適したトレードツール

スキャルピングに使うトレードツールに求められることは、

・動作に安定感があること
・エントリーと同時にロスカット注文を入れることができること
・エントリーとエグジットの操作がシンプルであること

などです。

MT4はこれを満たしていますし、GMOクリック証券のはっちゅう君も良いです。
ほかにもたくさん条件を満たしているツールはあります。

上記の条件を満たすことを条件として、あなたにピッタリなツールを探しましょう。

FXのスキャルピングは禁止されている?

「FXのスキャルピングは禁止されており、スキャルピングをしていると、FX業者から締め出されてしまう」という噂を聞いたことがあるかもしれません。

これは本当の話です。

ディーラーが売買を取り次ぐタイプのFX業者で、秒単位で売り買いを繰り返すようなことをしていると、確かに締め出しを喰らうと思います。

そのような高速の売買をしたいなら、NDDのFX業者(ディーラーを介さないインターバンク直結の業者)を選ぶ必要があります。

NDDのFX業者の仕事は、注文を流すだけなので、どれだけ頻繁に取引しようがまったく気にしませんし、手数料を稼げるので、むしろスキャルパーは歓迎されます。

このページで解説したような、少なくとも10pipsを狙っていくスキャルピングの場合は、そこまで高速な売買ではありませんから、ほとんどのFX業者で問題なく取引できるはずです。(私は今のところ締め出されたことはありません)

スキャルピングを学ぶなら

スキャルピングを学びたいなら、以下のような教材がお勧めです。

VCA1.0

この記事ではレンジ相場ではなく、トレンド相場を狙うシンプルなスキャルピング手法を解説しました。

たいていの場合、トレンド相場が何の前触れもなく、いきなり出現するのではなく、何らかの原因があるからトレンドが発生するというのがあります。

トレンド相場が発生する原因はレンジ相場にあります。ですから、トレンド相場だけを狙うトレーダーにとっても、レンジ相場を分析するスキルは非常に重要です。

また、ローソク足チャートの分析においても、上ヒゲや含み線など、ローソク足のパターンを見分けることだけに終始している間は、まだまだ初心者レベルです。

そのローソク足の意図を知り、どれぐらいの努力をしてどれぐらい実現できたのか?という観点でローソク足チャートを分析することで、次のレベルに行けます。

大昔から機能し続けているトレード手法を突き詰めていくと・・・。

勝ち組トレーダーの手法とは、大口トレーダーが作り出す相場サイクルを読み取り、「今のサイクルで機能しやすいエントリー手法」を選択し、目の前で起きている値動き、つまりローソク足と出来高を分析して、淡々とトレードすることです。

そのことは、スイングトレードでも、デイトレードでも、スキャルピングでも同じです。

そういうレベルのトレード手法を分かりやすく解説するのが、VCA1.0です。

2016-06-01_14h44_48

2位

FX 5分足スキャルピング――プライスアクションの基本と原則  ボブ・ボルマン

あの70ティック足スキャルのボブ・ボルマンの新しい本は5分足スキャルピング!
この本は2015年8月8日に発売されるようです。前回の70ティック足の手法も良かったですが、5分足ということで、今回はより実用的になっていそうです。2015年の夏休みはこの本を読みます。デイトレーダーやスキャルパーは必読だと思います。

3位

FXスキャルピング

ボブ・ボルマンの1冊目の本です。70ティック足を使ったスキャルピング手法が学べます。
手法は、パターンブレークアウトの裁量スキャルピング手法です。エントリーをこれでもかというほどに厳選します。
多くの人にとって70ティック足で安定して勝つのはハードルが高すぎるでしょう。しかし、この本で学べるプライスアクションの考え方は、どの時間軸にも通じるものがあると思います。
新しくでる5分足バージョンの本が本命ですが、この本も文句なしでお勧めです。内容は難易度が高いので、完全な初心者には難しいかもしれません。

4位

本質のチャートトレード

この電子書籍はスキャルピングの専門書ではありませんが、相場で起きるトラップを読み取り、罠にはまったトレーダーのロスカットの動きを利用して稼ごうという手法なので、1分足や70ティックチャートを使ったスキャルピングにも有効です。

ボブ・ボルマンの70ティック足の手法に取り組んでいて、どうもロスカットにばかり遭ってしまう。不利な価格でばかりエントリーしてしまう。というトレーダーに良い解決策を提供します。

番外編 株や先物のスキャルピング

株や先物のスキャルピングなら、板読みスキャルピングという方法もありますよ、ということで、手前味噌ながらご紹介いたします。難易度はメチャメチャ高いです。FXには全く役立ちません。

株や先物なら、歩み値を読んでスキャルやデイトレに活かす方法もあります。この本もFXには役立ちません。

スキャルピングをやるならどのFX業者を選ぶべき?

FXで純粋なスキャルピングをやるのであれば、できればNDDの業者で、しかも取引コストが安い業者を選ぶことが必須となります。

また、表示できるチャートの種類も重要です。ボブ・ボルマン氏のスキャルピング手法でトレードするなら、70ティックチャートなどの、ティック(取引回数)をベースとしたチャートを表示できることが必須となります。

70ティックチャートとは、1分に1本のローソク足ではなく、70回取引が行われたらローソク足が一本という仕組みのチャートです。

これを使うことにより、1分足ではみえない値動き、1分足では見えないチャートパターンを見つけることができ、スキャルパーにとって有利です。

指標発表直後にスキャルピングをやりたいなら、ティックチャートは必須だと言っても差し支えないと思います。普段見ている1分足や5分足の中にどれだけのドラマがあるのか、きっと驚かれることでしょう。

NDDって何なの?と思った方や、スキャルピング向けのFX業者の選び方を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

FXの口座開設で失敗しないために知っておきたい9の知恵
スキャルピングに最適なFX業者についても詳しく解説しています。


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