ＦＸのデイトレードをする時間帯についてご質問を頂きました。自分の専門とする時間帯よりも早い時間帯で大きな値動きが出てしまい、もったいない思いをすることがあります。しかし人間の集中力や体力には限界があるので、自分の都合の良い時間帯だけに集中するという割り切りが大切だと思います。
読者様からのご質問
いつもブログ、メルマガと参考にさせて頂いております。
本日は質問がありメルマガへ返信させて頂きました。
自分は水平線やPAへの反応がいい気がして、
ドルストレート(主にユーロドル、ポンドドル)をデイトレでトレードする事が多いのですが、
よく迷って乗り遅れてしまう事があります。
それは自分が主戦場と考えている時間帯以外でサインが出た場合です。
(主に16:00～23:00を狙っています
ドルストですとやはり欧州オープンから動きが出てくるのですが、
結構な割合で14:30頃から動き出し、15:00頃にサインが出る事もあります。
前の時間枠(アジアンセッション)の振り落としを狙ったり、
ブレイクを狙いたいのですが早過ぎる動き出しは警戒心もあり、
特にブレイクに乗り遅れて次のタイミングを取ると微益だったり、
ストップ幅が広過ぎて見送ったりもします。
まれに東京オープン時にも動くのですが、
こちらはドル円の影響で動いてる感が強くやはりサインが出ても躊躇してしまいます。
サンチャゴさんはトレードの時間枠(各セッション？)をどのようにお考えか、
ブログのネタでも結構ですのでお聞かせ頂けたらと思います。
最後になりましたが、サンチャゴさんの商材おかげで
長年勉強してきて「点」だったPAについての考え方が「線」となってきました。
収支は今年に入り堅調だったのですが考えが深まった事により自信がつきました。
本当にありがとうございます。
これからもブログの更新楽しみにしております。
サンチャゴからの回答
FXをトレードする時間帯について、ドルストレート、とくにユーロドルやポンドドルをトレードするなら欧州セッションをトレードする方針で間違いありません。
もちろん、早めの時間から動き出すことも多々ありますが、そこは割り切りが必要なのではないかと思っています。
イレギュラーな行動（主戦場の時間帯以外でエントリー）が上手くいって、「やってよかった」となる場合もあれば、逆に「やらなきゃよかった」とうこともそれ以上に出てくると思います。
ただし、○○様の手法が早い時間帯で有利であることが統計上明らかなのであれば、迷わず主戦場の時間帯を前倒しすべきだと思います。
いずれにしても、ある程度長期間の検証をしないとわからないので、短期的に何度か早い時間帯で良い売買シグナルが出ているのを見たからといって自分のルールをコロコロと変えない方が良いと思います。
『攻めのトレード日誌』を付けてみてください。どの時間帯で勝てていて、どの時間帯で負けているのかを把握することが重要です。一定期間、早めの時間帯からトレードしてみて、記録を取ってみてください。主戦場の時間帯を変えるべきかがはっきりすると思います。
一般的には欧州時間～英米セッションのオーバーラップまでがデイトレードに有利な時間帯だと言われていますが、それは全ての人に言えるわけではないと思います。是非ご自分のトレード結果を検証してみてください。
私自身は株のデイトレードもやっていまして、体力的な問題があるので株式市場が閉じてから２、３時間は食事に出かけたりして、のんびりしています。自分自身をリフレッシュしてから、オーバーラップの時間帯を中心にトレードしています。
以前に何度か株が終わってからそのままＦＸのデイトレードになだれ込むようなことをして、ちょっと人には言いたくないぐらいに痛い目にあったことがあります。それ以来、トレードする時間にはメリハリをつけるようにしています。一日中トレードをしていますが、メリハリはつけているのです。
全ての値動きを取ろうとはせず、自分が見れる時間帯だけに集中し、たまたまそこで良いセットアップがあればトレードしよう、ぐらいの気持ちでいると丁度良いと思います。
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