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日本一即戦力なFXブログ

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全てのFXトレーダーが考慮すべき6つのリスク

By サンチャゴ | 更新日 2019年7月14日

FXや株のトレーダーの仕事は、「リスクを仮定し優位性のある行動をとること」です。では、トレードにはどんなリスクがあるのでしょうか?この記事では、トレーダーを目指すあなたが知っておくべき6つのリスクについて解説します。これを読んで理解すれば、相場におけるサバイバル能力が飛躍的にアップすることでしょう。

目次

  • トレードにおけるリスク
    • マーケットリスク
    • イベントリスク
    • レバレッジのリスク
    • 技術的なリスク
      • インターネット接続と電源
      • 複数のFX業者を用意しておく
    • カモにされるリスク
    • マイナス収入のリスク
  • まとめ

トレードにおけるリスク

トレードのリスクについて、深く考えてみましょう。

トレードをするときにはいつも、以下のようなリスクを考慮する必要があります。

  • マーケットリスク
  • イベントリスク
  • レバレッジのリスク
  • 技術的なリスク
  • カモられるリスク
  • マイナス収入のリスク

マーケットリスク

マーケットリスクとは、相場の方向性を間違えるリスクです。
トレードする時には、相場が上がるだろうとか下がるだろうという予測をしてエントリーします。

もちろん、予測は当たるときもあれば外れる時もあります。読みが完全に間違っていた場合のリスクがあるのは当然です。

イベントリスク

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イベントリスクとは、エントリーする時点での読みは合っていたのに、何らかの突発的なニュースなどで価格がポジションに対して逆行し、ロスカットになってしまうリスクです。

このリスクをなめている人が多いと思います。たった一人の要人の発言や、何らかの自然災害、事故などにより、これまでの方向性を完全に覆すような動きが出るリスクが常にあるということです。

イベントによる突発的な値動きは、自分のポジションに逆行することもありますし、逆に、追い風になることもあります。

イベントリスクは予測不可能なので、どうすることもできません。我々にできることは、ストップ注文を入れて、リスクを限定しておくことだけです。

レバレッジのリスク

レべレッジのリスクも、ちゃんと理解できていないと怖いリスクです。

FXにおいては、トレーダーはとてつもないレバレッジを与えれれています。

レバレッジとは、実際に口座に入金した金額以上を賭けれる仕組みのことです。
10万円の口座で100万円分の取引ができるなら、レバレッジが10倍ということです。

株の場合には、約3倍のレバレッジが与えられます。

FXの場合には、日本国内の業者だと最大25倍のレバレッジが、海外の業者だと、100倍~400倍というレバレッジが与えられます。

日本国内のFX業者のレバレッジは最大でも25倍です。海外FX業者に比べてレバレッジが小さいな~と不満を漏らす人もいるかもしれません。しかし冷静に考えてください。

100倍のレバレッジを考えてみましょう。
口座に10万円を入金すると、レバレッジ100倍まで買えるので、1000万円分のドル円が買えます。(おおまかにです)

この状態で、ドル円がたった1%下落するだけで、10万円の口座は跡形も無く吹っ飛びます。120円のドル円が、118.8円になっただけで口座残高がゼロになるのです。

1%の下落なんて、半日で起きてしまいます。

これが25倍のレバレッジだと、4%の下落で口座が吹き飛びます。

25倍のレバレッジがつまらないとか、足りないとかいう人がいるかもしれませんが、レバレッジのリスクを理解すれば、25倍どころか、10倍でも充分だというのが分かるでしょう。

トレーダーにできる最も簡単なリスク管理は、レバレッジを下げることです。レバレッジを上げれば上げるほど、口座を吹き飛ばしてしまうリスクが高まります。

10倍以上のレバレッジでトレードしている人は、いつ起きるかは分かりませんが、確実にいつか、一度は口座を吹き飛ばすことになるでしょう。なんのミスもなくても、運が悪くて連敗が続くことは絶対にありますからね。

400倍など、高いレバレッジを提供している海外の業者は、顧客にミスをさせたいのだと思います。多くのFX業者にとって、顧客の負けは、業者の儲けになりますから、高レバレッジで顧客のメンタルが崩壊し、顧客が大失敗をしてくれることを望んでいるのです。

それはラスベガスのカジノと同じです。我々としては、その罠にはまらないように、レバレッジを上げすぎないようにすることです。

技術的なリスク

技術的なリスクも軽視されがちです。

トレードはインターネット経由で行われます。
ということは、我々のビジネスは、安定した電力とインターネット接続に依存していることになります。

このリスクは、我々がトレードする自宅の側と、FX業者側の両サイドに言えることです。

こちら側が安定していても、FX業者側で問題が発生すると、トラブルが発生します。また、その逆もしかりです。

我々一般投資家として、やるべきことが2つあります。

インターネット接続と電源

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ノートパソコンとスマートフォンのテザリング機能をスタンバイしておくことです。
そうすることで、停電になっても、固定回線のインターネット接続が何らかの理由で切れてしまっても、ノートパソコン+スマートフォンの接続でトレードを継続することができます。

もちろん、あなたの使っているFX業者がスマートフォン向けの取引環境を用意しているなら、ノートパソコンが無くても、スマートフォンだけあれば、予備環境は十分です。

いざというときに慌てないように、スマートフォンからの発注作業に普段から慣れておくことも大切です。

複数のFX業者を用意しておく

いくらこちら側の予備環境を整えても、FX業者側のシステムがダウンしてしまったら、どうしようもありません。

そういうことは最近ではほとんど起こりませんが、起こらないとは言えません。必ず一度は起きると思っておいた方が賢明です。

少なくとも2つ、できれば3つの業者に口座を開設し、それぞれでトレードできる環境を整えておくことです。

そうすることで、1つのFX業者のシステムがダウンしたときにでも、他のFX業者を使ってヘッジすることができます。

たとえば、メインで使っているFX業者で買いポジションを持っている状態で、しかもロスカット注文を入れる前に、業者側のシステムがダウンして繋がらなくなってしまったとします。

そんなとき、別のFX業者でも取引できる準備が整っていれば安心です。

慌てることなく、同じ通貨ペアで同じサイズの売りポジションを作れば、メインFX業者で作ったポジションで大きな損失が出るリスクを回避することができます。

たくさんの口座を作る必要はありませんが、少なくとも2つ、できれば3つの口座を別々のFX業者に作っておくようにしてください。

FXの口座開設で失敗しないために知っておきたい9の知恵

カモにされるリスク

トレードをするなら、何をトレードするにしても、大口のカモにされるリスクはあります。

しかし、FXは株や先物とは違う特徴を持っていて、そのリスクがより大きいといえます。

株や先物の場合は、取引はすべて中央の取引所で行われます。株なら東証、日経225先物なら大証です。ですから、取引において、すべての相場参加者は平等だといえます。

FXの場合は、中央の取引所といったものが無いので、我々一般トレーダーはFX業者と直接取引することになります。

そうなってくると、FX業者も商売でやっていますので、FX業者に有利なように約定させられてしまうことがあるのです。

海外の悪徳業者だと、値が滑ってばかりでとんでもなく不利な価格で約定させられてばかりということにもなり得ます。また、本当に最低な業者だと、勝っているトレーダーには意図的に嫌がらせをして、負けているかもトレーダーには良い約定をさせるということもあるそうです。

こういった悪徳FX業者は、勝ち組トレーダーには消えてもらい、負け組トレーダーだけを顧客にして、カモろうとしているのです。

こうした、不利な約定をさせられる業者を避けるためには、やはり、できればヘッジファンド出身者が使っているFX業者を選ぶことです。

FXの口座開設で失敗しないために知っておきたい9の知恵

マイナス収入のリスク

もしあなたがサラリーマンや公務員なら、毎月ほぼ決まった金額の給料がもらえます。そして、あなたが会社に提供するのは、あなたの時間だけです。

サラリーマンの基本的な給料体系は…

提供するものはあなたの時間
月給 20万
ボーナス60万
1年の最低収入:240万 + (ボーナスが出れば、さらに60万上乗せ)

この場合、会社の業績が悪かったりして、ボーナスがゼロになってしまうかもしれませんが、1年間働けば、最低でも月給 × 12か月の240万はもらえます。これはほぼ保証されています。

トレードの給料体系はどうでしょうか。あなたがFXトレーダーなら、どんな時間軸でトレードするかによりますが、デイトレーダーなら、サラリーマンと変わらない程度に時間を拘束されます。

そして、専業でやるのであれば、数百万円規模のまとまった資金が必要です。

さらに、収益は必ずしもプラスになるとは限りません。1年を通してマイナスになることも十分にあり得ます。最初の1年~数年は、むしろマイナスになる方が圧倒的に多いです。

デイトレーダーの給料体系は…

持ち出し金 300万円
月給 ???万円
1年の最低収入:-300万円

このように、サラリーマンと同じ程度の時間を拘束されて、一生懸命に働いたにもかかわらず、給料がもらいないばかりか、マイナスになってしまうことすら十分にあり得るのです。

このように、サラリーマンの給与体系とトレーダーの給料体系は、全く違うものです。

専業トレーダーは、実力さえあれば、サラリーマンでは考えられないような金額を稼ぐことができます。しかし、ほとんどの人は給料が発生しないどころか、マイナスになってしまうリスクもある、厳しい世界だということを理解する必要があります。

まとめ

このように、トレーダーにはここで解説した6つのリスクが全てかかってきます。

トレードの世界に挑戦するなら、このような理不尽なまでに厳しいリスクがあることを理解したうえで挑戦しなければいけません。

  • マーケットリスク
  • イベントリスク
  • レバレッジのリスク
  • 技術的なリスク
  • カモられるリスク
  • マイナス収入のリスク

これらのリスクに対する認識が甘いと、遅かれ早かれ、痛い目に遭うでしょう。

ここまで読んでくださったトレーダー志望の方は、意気消沈してしまったかもしれません。

しかしガッカリしないでください。これらのリスクの存在を理解し、他人よりも慎重にこの世界に挑戦する気持ちがあれば、あなたがトレードの世界で生き残る確率は飛躍的にアップします。

これらのリスクを認識できないままに、数百万円、数千万円をもって意気揚々とFXや株の世界に飛び込んでくるカモがたくさんいます。そのようなカモをカモる方の立場になれないだろうか?そう思うことができたら、あなたはトレーダーとして、その他90%よりも優位に立てます。

カモにされたトレーダーを利用して稼ぐためのチャートトレード手法

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

このブログはFXや投資のかなり深い内容をお伝えしていますので、一通り読んでいただければ、相当な力がつきます。

ただ記事数がとても多いので、全て読むのは大変かもしれません。

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Filed Under: FXとは Tagged With: FX, リスク, レバレッジ

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専業投資家。トレード対象はFXと株。スタイルはややゆったり目のスイングトレード。現在トレードのセミオートマ化に取り組んでいます。相場環境の認識と方向性の決定は人間が行い、エントリーシグナルを待つチャート監視にはシステムにさせるのが理想と考えます。

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