FX初心者コースの内容
ようこそ、日本一即戦力なFXブログの「即戦力なFX初心者講座」へ。
このブログでは、FXで安定して勝つ方法を初心者向けに公開しています。
先物、FXの専業トレーダー、サンチャゴが書いています。
このページに辿り着き、こうやって私の記事を読んで頂いているということは、
あなたは「FXで安定して稼ぐ」を目標にしているのではないでしょうか。
あなたはFXの初心者でしょうか?
もしくは、FXの経験はあるけど、基礎をすっ飛ばしてしまったから、FXについていまいちよくわからない。
それなら、まずはこのFX初心者講座で、FXの基礎を学び、FXへの本格参戦の準備をしてください。
FXは始めるのは簡単ですが、FXへの理解が足りないままに先に進んでしまう人が多いです。
基礎はどんなことにおいても大切。私といっしょにしっかり学びましょう。
この口座は、あなたが本格的にFXを学び、自信にあふれた、勝ち組FXトレーダーになる道筋を作るためのページだと思ってください。
長いページですので、途中でくじけそうになるかもしれませんが、これを最後まで真剣に読んでもらえたら、これから世界最大の市場、FX市場に挑戦しようというあなたの生存率を飛躍的に上げることができるはずです。
安心してください。誰にでも理解できるように、分かりやすく説明していきます。ワクワクした気持ちでついてく来てください。
ちなみに、↑と→にもくじがあります。クリックすれば該当する箇所に飛ぶことができるので使ってください。
FXとは?
FXとは、Forexの略称で、Forexとは、Foreign Exchange(外国為替市場)の略です。
外国為替市場は世界最大の市場のひとつで、1日の売買代金(買ったり売ったりされる金額)は500兆円以上と言われています。
FXでは、銀行や巨大企業、貿易会社、投資家、ヘッジファンドなど、さまざまなグループの人たちが、いろんな理由で日々通貨を取引しています。
通貨とは円や米ドルやユーロのことです。
ヘッジファンドなどの投機的な参加者は短時間に起きる鋭い値動きで利ざやを稼ごうとします。
一方、貿易会社や多国籍企業などは、貿易に伴う理由で外貨を自国の通貨に両替えしたり、その逆をやったりするために銀行を通じて通貨を売買します。トヨタやフォルクスワーゲンなどが代表格です。
FXは世界最大の市場で、たった一日で500兆円分の通貨が売買されます。
FX以外でこんな大きな市場はありません。
我々一般投資家にとってFXがどんなものかというと、24時間、いつでも、買いからでも売りからでも入れる、手軽に参加できる市場といったところです。
もともとFXは一般投資家が参加できる市場ではありませんでした。
外国では1996年あたりから一般投資家向けのFXがはじまりました。
日本では1998年、ひまわり証券がマージンFXというサービスを始めたのが最初です。
それ以前は、成功した起業家など、ものすごいお金持ちしか参加できない市場でした。
それ以来、インターネットやテクノロジーが劇的に進歩し、現在では誰でも手軽に参加できる市場になりました。
現在では、100円どころか、10円からでもFXに参加できるようになっています。
FXはどこにあるのか?
FXは中心となる取引所がありません。
株なら、東京証券取引所や、ニューヨーク証券取引所など、決まった取引所が物理的に存在し、そこでしか取引が行われません。
それに対し、FXは世界中の銀行、巨大なヘッジファンド、巨大な多国籍企業がネットワークでつながり、通貨を売買し合う地球全体が取引所ともいうべき市場です。
中心となる取引所が無いため、市場の寄り(スタート)や引け(終了)の決まった時刻もありません。
ただ、アジアの銀行が営業を開始する時刻がFXの開始時刻、ニューヨークの銀行が閉店する時刻を終了時刻とみなす場合が多いようです。
だれがFXをトレードしてるの?
FXはいろんなグループの人たちによって取引されています。
中心となるプレーヤー(参加者)は…
銀行
貿易会社
巨大な多国籍企業
ヘッジファンドなどの投機的マネー
個人投資家(投資家/デイトレーダー/スイングトレーダー)
あなたが位置するのは、一番下の「個人投資家」のグループです。
大抵の場合は、ちょっとした値動きで利益を上げようとする投機的なトレーダーになると思います。
個人投資家はFX業者を通してFXに参加し、レバレッジを使って少ない資金で大きな金額の通貨を売買しようとします。
レバレッジとは、少ない資金で大きな金額を投資できる仕組みのことです。
株で言うと、信用取引みたいなものです。
10万円の口座で100万円分の投資をすることを、レバレッジ10倍と言います。
ここまでサラッと解説してきましたが、次の記事でさらに詳しく解説していますので必ず目を通すようにしてください。
これらの内容を完璧に理解する必要はありませんが、FXの仕組みをなんとなくでも知っておくことが重要です。
FX業者を選ぶ際の参考になりますし、どんな時間軸でトレードすべきかの考え方が変わってきます。
株や先物とは根本的に仕組みが違うということが分かれば、FXで数Pipsを狙うようなスキャルピングがいかに愚かなことかが分かるでしょう。
板や歩み値が見れない上に、取引の相手側にこちらのストップ注文の位置や利食い注文の位置がバレている状態で、スキャルピングなんてありえませんよね。
ゆったりとしたトレードがFXで安定して勝つための鉄則となります。
FXではどんな仕組みで売買されるのか?
FX市場で通貨を買ったり売ったりする場合、かならず「通貨ペア」で取引します。
通貨ペアは2つの通貨で構成されます。
例えば、JPYUSD(ドル円)なら、米ドルと日本円のペアです。
ドル円の通貨ペアを買うということは、
米ドルを買い
日本円を売る
と言うことです。
ちょっとややこしいですね。
こちらの記事で詳しく解説していますので必ず読んでおいてください。
FXをトレードすべき時間帯は?
実はFXは24時間365日常に開いています。世界中のどこかの銀行が取引をすれば開いているといことになりますから。
しかしあなたや私のように、FXのデイトレードやスイングトレードで稼ごうという人にとっては、月曜の朝6時頃から、土曜日の早朝までが相場が開いている時間ということになります。FX業者の営業時間でしかトレードできませんからね。
月曜早朝から土曜早朝まで開いているといっても、効率よく稼ぎたいなら、この時間帯でトレードすべきという時間帯があります。
その辺りの解説は、この記事で徹底的にしていますので、必ず目を通すようにして下さい。
結論だけ先に言っておくと、ロンドンの銀行が営業を始めるぐらいの時間から、ニューヨークの銀行がお昼休みになるまでの時間帯、日本時間なら、夕方~日付が変わる頃までということになります。
ロンドンセッションとニューヨークセッションのオーバーラップの時間帯ということです。
レバレッジと必用保証金(マージン)
FXをトレードする場合、あなたはレバレッジを使うことができます。
レバレッジの意味を理解せず、正しいポジションサイズでトレードしないトレーダーにとって、レバレッジはとても危険な仕組みとなり得ます。
レバレッジをちゃんと理解し、正しいポジションサイズでトレードできるトレーダーにとっては、レバレッジは利益を積み上げる上で、大きな武器になります。
レバレッジを使うと、あなたはほんの少しの資金をFX業者の口座に入金するだけで、最大でその25倍もの金額の投資をすることができる仕組みです。
株の現物取引の場合、100万円分のソフトバンク株を買おうと思うと、100万円の資金が必要です。
FXの場合、4万円ちょっとの証拠金を口座に入金すれば、100万円分の米ドルを買うことができます。日本のFX業界では、レバレッジが25倍まで認められているからです。
(4万円 × 25倍 = 100万円)
米国のFX業者だとレバレッジ50倍まで、なかにはレバレッジが1000倍まで認められている国もあります。
日本のレバレッジ規制は保守的だとはいえ、レバレッジ25倍も使えれば十分です。
レバレッジがFX口座でどんな仕組みになるかというと…
あなたがFX業者の口座に5万円の証拠金を入金したとします。
レバレッジ25倍まで認められているので、あなたはドル円(USDJPY)を100万円分買いました。(ドル円を買うということは、米ドルを日本円で買うということです)
この時点で、FX業者はあなたの口座に入っている5万円のうち、4万円をロックします。この4万円分の証拠金は、ドル円の買いポジションを手仕舞いしないかぎり、引き出すことも、他のトレードのために使うこともできません。
レバレッジが多くのトレーダーにとって不利に働くのは、口座に入っている資金にたいして、巨大な賭けができてしまうからです。
欲が出て身の丈にあわない大きな賭けをしてしまい、口座を一瞬のうちに吹き飛ばしてしまうのです。
もしあなたがプロフェッショナルなレバレッジの使い方をマスターすれば、レバレッジをつかってリスクを管理し、利益を最大化することができます。
プロフェッショナルなレバレッジの使い方に関しては、資金管理のページで後日詳しく解説しましょう。
必用証拠金(マージン)
必用証拠金とレバレッジは密接な関係があります。
必用証拠金とは、FX業者があなたの口座に入金されていることを求める金額のことです。
その金額は、「どんなサイズでエントリーしているのか?」「レバレッジ何倍の設定なのか?」によって決まります。
もしあなたがレバレッジ25倍の口座でトレードしているなら、100万円分のドルを買うために最低でも4万円の証拠金を入金していなければなりません。(実際にはすこし余裕をもっていなければいけないので4万円より多く必要)
マージンコール
マージンコールは、トレーダーが最も恐れるものです。
まともにトレードしている人なら、マージンコールなんてのは起きるものではありませんから、恐れる必要はありまえん。
マージンコールは、口座の資金が少なくなり、FX業者があなたに求める必用最少額に近づいてしまったときにおこります。
口座に入金している資金に対して25倍のレバレッジいっぱいいっぱいの大きなサイズでエントリーし、そのトレードで含み損が出始め、口座の残高が必用証拠金の金額に近づいてしまったら、FX業者から電話がかかってきます。
「ポジションを閉じるか、追加で証拠金を入金してくださいね」と。
もし期限までに追加で必要な証拠金を入金できなければ、ポジションは強制的に決済されてしまいます。これを強制決済と言います。
何度も言いますが、プロフェッショナルなレバレッジの使い方、資金管理の仕方をマスターすれば、そんなことが起きるのを恐れる必要は無くなります。
ロット
FXのトレードでエントリーするとき、どれだけの数量を買うのか/売るのかを表現する時、ロットという単位を使います。
「ドル円を10ロット買う」などと言ったりします。
通貨の数量は普通に言うと、「ドル円を100000通貨買う」といった具合に、大きな数字になりますので、ある程度まとまった数量をまとめて1ロットと表現するほうが楽なんですね。
大抵の場合は、1万通貨を1ロットとします。
ドル円を1万通貨買うということは、米ドルを1万ドル買うということなんですが
それを「ドル円を1ロット買う」と表現します。
ただし、ロットの意味は業者によってまちまちだったりします。
1万通貨を1ロットとする業者が一番多いですが、10万通貨を1ロットとする業者や1000通貨を1ロットとする業者もありますので、事前に確認しておく必要があります。
一応、世界共通の「ロット」の作法があるようで…
10万通貨:スタンダードロット
1万通貨 :ミニロット
1000通貨:ミクロロット
というみたいですね。
でも日本ではそんな言い方ほとんどしません。
要するに、「1ロット」の意味は業者によって違うので、事前にちゃんと確認しようねということです。
Pips(ピップス)
Pipsというのは、通貨ペアの価格の刻み単位です。
ほとんどの通貨ペアは小数第5位まで表示されます。
この場合のPipsとは、小数第4位の数字のことです。
ロスカット10Pipsとか、利益20Pipsとかいうのは、ここの数値です。
小数第5位の数値は無視してOKです。
クロス円(ドル円やポンド円やユーロ円)の通貨ペアの場合は小数第3位まで表示されますが、Pipsは小数第2位の数値です。
小数第3位は無視してOKです。
ロールオーバー
ロールオーバーとは、保有している通貨ペアに対して支払ったり、受け取ったりする金利のことです。
ロールオーバーは一日の終わりに確定します。「一日の終わり」の時間はFX業者によって異なり、その時刻をまたいで通貨ペアを保持している場合にだけ発生します。
ロールオーバーで金利を支払うことになるか、受け取ることになるかは保有している通貨ペアによって変わります。
例えば、2014年9月現在、AUDJPY(豪ドル円)を買っているなら、ロールオーバーで金利を受け取ることになります。
AUDJPYを買うということは、日本円を売って、豪ドルを買うという行為です。
買い持ちしている通貨の金利を受け取り、売っている通貨の金利を支払います。
豪ドルの金利のほうが、日本円の金利よりも高いので、その差額分、金利を受け取ることができます。
ところが逆にAUDJPYを空売りしている場合は、日本円を買い、豪ドルを売っていることになります。
この場合、豪ドルの高い金利を支払い、日本円の安い金利を受け取ることになるので、その差額はマイナスとなり、トータルでは金利を支払うことになります。
この金利差は各国の政策金利が変動するのに合わせて変動します。
政策金利とは、各国の中央銀行が決める金利です。
日本なら、日本銀行が円の政策金利を決めています。
通貨間の金利差により生じる支払金利や受け取り金利のことを「スワップポイント」と呼びます。
スワップポイントはFX業者によって微妙に違っていますし、日々変動します。
各業者が一覧表で公表しています。
FX業者はどうやって稼いでいるのか?
FX業者は2つのうちのどちらか、もしくは両方の方法で利益を上げます。
1つは、スプレッドを加味したり、売買手数料によって利益を上げる業者です。
もう1つは、インターバンク市場の為替レートを使って業者が自ら小規模な市場を作り、そこで顧客の反対売買をし、顧客が負けることで稼ぐ業者です。
1つ目のタイプの業者は、顧客からの注文を手動的に、もしくは機械的にインターバンクマーケットに流すタイプの者です。
イメージにするとこんな感じです。
103.50で買ったものを、103.51で売り、差額の1Pipsの利益を上げています。
これとは違い、2つ目のタイプは、顧客からの注文をインターバンク市場には流さず、業者が自ら小さなFX市場を作るタイプです。
顧客同士の注文をマッチさせたり、顧客の注文を業者が受けたりします。
この場合、顧客と業者は反対のポジションを持つことになります。顧客が買っているなら、業者は売っています。両者の思惑が異なることに注意が必要です。
2つのタイプと言いましたが、ほとんどの業者はこの2つのタイプの複合型です。
どちらのタイプの業者が良いのか? ですが、
一概には言えません。自分がどんなトレードスタイルなのかによります。
2つめのタイプの業者は一見不透明で良くないと思いがちですが、大抵の場合スプレッドが驚くほど狭く、9割の状況で取引コストを安くできます。
スキャルピングなど高速な売買をする人は、インターバンク直結のECN業者を選択する必要があります。
ディーラーが介入する業者の場合、あまりに高速な売買だと業者側が対応できず、規制の対象となるからです。
チャート
FXトレーダーはみんなチャートを見てトレードします。
値動きの方向性を予測したり、注文を入れる/入れないの判断をしたりします。
いろいろなタイプのチャートがありますが、一般的なのは以下の3つです。
ラインチャート
バーチャート
ローソク足チャート
上記全てのチャートは同じ通貨ペア(ドル円)、同じ時間軸のチャートです。
一番下のローソク足が一番わかりやすくないですか?
初心者が見ても、なんとなく値動きが分かりやすいはずです。
ほどよく必要な情報だけを与えてくれています。
ローソク足の一本が示すのは、始値、終値、高値、安値です。
四角いローソク足の本体は始値と終値を示します。
ヒゲのように飛び出している部分は、ローソク足が形成される時間(画像は5分)のなかで、一度は値が動いて到達したものの、反転して戻ってしまったことを示しています。
赤色のローソク足は始値よりも終値が上がったことを
青色のローソク足は始値よりも終値が下がったことを示します。
上げるのは過熱している印象があるので赤、
下げるのは冷めていく印象があるので青です、分かりやすいですね。
サーモメータ―では赤が熱くて、青は冷たいことを示しますので、この色の設定にする人が多いです。
ラインチャートは終値だけを結んだ線ですので、情報が足りない感があります。
ヒゲになっている部分や、始値がどこだったかを無視していますから。
バーチャートはローソク足チャートと同じだけの情報を示してくれていますが、ヒゲになっている部分が目立ちにくいので、あまり見やすくありません。
ヒゲというのは、チャートの分析においてとても重要な要素ですので、ヒゲを見やすいことが重要になると私は考えています。
1700年代に日本の米相場で使われたのが最初だと言われていて、今では世界中のトレーダーに愛用されています。
日本人なら、やっぱりローソク足チャートですね。
FXの分析方法
FX市場を分析する方法やトレード手法は山ほどあります。
物凄い魔法のトレード手法、”聖杯”が存在し、それを見つけた人は一夜にして大金持ちになれる。
そう思っている人がいるかもしれません。しかしそんなものは存在しません。
誰でも簡単に稼げる!、一攫千金!と言ってFXに参入してくる人がたくさんいます。
しかしFXではそう簡単に勝てませんし、誰でも一攫千金が実現するような甘い業界ではありません。甘い考えで参入してくる人は、例外なくいずれ淘汰されます。
FXのトレードはビジネスです。FXをビジネスとしてとらえ、トレードに真面目に取り組めるひとだけが成功することができます。
もしあなたが、「一瞬で大金持ち」的なものを求めているなら、ラスベガスかマカオのカジノに行って大いに楽しんできてください。その方が夢がありますし、楽しいでしょうから。
しかし、あなたがFXのトレードに真面目に取り組みたいと思っているなら、このサイトはあなたの役に立つでしょう。
FXにおいて、「たった一つの正しい方法」というのは存在しませんが、「他に比べて簡単な方法」というのは存在します。
FXトレードについての書籍やウェブサイトの多くを見ていて私が思うのは、
「みんなFXのトレードを複雑に感が過ぎているんじゃないか?」
ということです。
トレードを何年もやっているのに、いまだに安定して勝てるようにならない人は勘違いをしている場合が多いです。
自分が勝てないのは、何か専門的な知識が足りないのではないか?
分析が足りないのではないか?
しかし、完全に逆であることが多いと思います。
分析を複雑にすればするほど、トレードの結果は悪くなっていく事が多いのです。
最高のトレード手法とは、理論的であり、同時にシンプルなものです。
大多数の一般投資家はどんな手法でトレードしているのでしょうか?
他の人がやっていることを知っておくことも大切です。
FXの世界で最もポピュラーなトレード手法、分析方法は以下のようなものです。
ファンダメンタル
ファンダメンタル分析はある国の経済状況を読み、その国の通貨が他の国の通貨に対して上がりそうか、下がりそうかを予測するものです。
ファンダメンタル分析でトレードする人は、経済指標の内容も考慮します。
ファンダメンタルズ分析だけを頼りにトレードする人の問題点は、価格というのは、経済指標が出た後、あるべき方向に動くことがまれだということです。
ある通貨にとって良い指標が発表されたにもかかわらず、その通貨が値下がりすることが日常茶飯事なのです。
なぜそうなるかというと…
銀行や投機家などは経済指標が発表される前から、「経済指標がどうなりそうか?」ということを元にしてトレードしています。ですから、価格は経済指標が発表される前にその事実を織り込んでしまっているのです。
「噂で買って、事実で売る」ということわざがあるくらいです。
しかしそれは、ファンダメンタルズ分析が意味の無い不要の長物だということではありません。
他の手法と組み合わせることができれば、大きな優位性になり得ると私は考えています。
私はすでに10年以上相場に携わってきましたが、いまだファンダメンタルズ分析に足を踏み入れていません。
ファンダメンタルズ分析が無くてもチャート分析や注文のでかたの分析だけで安定して勝つことができています。
しかし、ファンダメンタルズ分析を取り入れてさらに自分のレベルを上げれるかもしれないとは思っています。これは私の今後の課題だと思っています。
いずれにせよ、ファンダメンタルズ分析は、FX初心者が最初にやるべきことではなく、テクニカル分析などの他の手法をマスターしたあと、さらに勝率を上げるためのプラスα―的な手法として取り組むべき手法だということです。
システムトレード(EA)
全自動のシステムトレードは初心者トレーダーの間で人気があります。
人気のトレードソフトMT4上で動作する自動売買プログラム、Expert Adviser のことをEAと呼ぶこともあります。
これら自動売買が初心者の間で人気があるのは、彼らのほとんどが”聖杯”を探しているからです。
自分のために夜も眠らずに稼ぎ続けてくれるロボットの存在を信じ、それを探し続けるのです。
自動売買のプログラムがやることは、あらかじめプログラムされたルールに従って、ひたすら売買を繰り返すことです。自動売買プログラムは買うこともできますし、プログラムを組める人なら自作することも可能です。
自動売買プログラムを自作するにはMT4を使うか、NinjaTraderを使うか、Multichartsを使うかといったところでしょう。
現実は、自動売買プログラムがうまく行くことはほとんどありませんし、長期的に安定して勝てる自動売買プログラムとなると、これまでに存在したことはありません。
相場は常に変化し続けます。ですから、自動売買プログラムが今うまく行っていても、変化する相場に対応できず、しばらくすると勝てなくなってしまうのです。
FXの初心者の多くが自動売買プログラムに引き寄せられてしまう理由は、FXの教育が不足していて、単純に事実を知らないからです。
彼らはまだ気づいていないのです。我々が持つ唯一の優位性とは、人間の思考だということに。
人間の思考は、常に変化し続ける相場に対応することができます。
その対応力はコンピューターの自動売買プログラムの比ではありません。
もちろん、それには、正しい教育をうけ、トレーニングされた心を持っていなければ話になりません。それをあなたに伝授するのが、このブログの使命です。
テクニカル
テクニカル分析を武器とするトレーダーは、チャートパターンやローソク足のパターン、そして時にはテクニカル指標を用いてトレードの意思決定を行います。
ファンダメンタルを武器とするトレーダーがニュースや経済指標を最も重視する一方、テクニカルトレーダーはチャート上で起きることだけに注意を払います。
チャートパターンの代表的な例は:
ヘッドアンドショルダー
ダブルボトム
カップ&ホルダー
トレンドライン
良く使われるテクニカル指標は:
MACD
移動平均線
RSI
ボリンジャーバンド
ATR
出来高
テクニカルトレーダーの手法には、素晴らしい手法がたくさんあります。
そのなかでも私が特にお勧めしたいのは、プライスアクショントレードです。
プライスアクションなんてかっこよく横文字で言いましたが、要するにローソク足の分析です。1700年代の日本の米相場で使われていた手法が世界中で進化していったものです。
プライスアクショントレードでは生の価格データそのものだけを使ってチャートを分析します。
価格データをもとに複雑な計算をしてはじき出した数値がテクニカル指標なのですが、そういったものは一切使わないシンプルな分析手法と言えます。
プライスアクションは、全てのトレード手法の中でもっとも長期間にわたって成功している手法ではないかと思います。
プライスアクショントレードをマスターすれば、安定して勝てるトレーダーになれる
私はそう確信しています。
プライスアクショントレードでは、高確率で勝てるチャートパターンやローソク足のパターンを見つけ出し、それが良い位置で出ているならエントリーします。
どのようにすればプライスアクションをマスターできるのか?
どのようにすればテクニカル分析をマスターできるのか?
このブログでは、特にその辺りのところを解説していきたいと思います。
まずはこのFX初心者講座ではプライスアクションの導入部分を解説します。
導入部分といっても、ナメてはいけませんよ。
このページで解説する手法だけを専門的にトレードして成功しているトレーダーもいるくらいですから。
サンチャゴのプライスアクション手法
これは、本物の専業FXトレーダーの間で最も多く採用されているトレード手法です。プライスアクショントレードではシンプルなローソク足チャートを使って相場を分析します。
プライスアクショントレーダーはサポートラインやレジスタンスラインなどの理論的に意味のあるエリアで狙っているチャートパターンやローソク足のパターンが出現するのを待ってエントリーします。
プライスアクションとはなんだ?
シンプルに言うと、
プライスアクショントレードとは、ローソク足チャートを使い、どんな市場でも、どんな時間軸でも相場の価格を読んでトレードの意思決定をするスキルです。
その意思決定には1つか2つのテクニカルを補助として使う場合はありますが、価格の位置とチャート/ローソク足のパターンを最も重視します。
ローソク足チャートを使えば、あなたはその相場に参加しているトレーダー達の行動をあるていど詳細に読み取ることができます。
チャート全体を見渡すと、過去の高値がどこで、安値がどこだったのか、上昇/下落は強まっているのか、弱まっているのかといった、人間の行動の結果をチャートとして読み取ることができます。
一本一本のローソク足にも情報が詰まっています。
5分足なら、特定の5分間における、始値と終値が分かり、また、その時間内に到達した高値、安値も読み取れます。
プライスアクションの基本的な部分は、主観的で独りよがりなものではありません。
私がドル円の4時間足で見ているのと同じものを、4時間足を見ている他の全てのトレーダーも見ています。
下の2つのチャートを見てください。
まずこれは私が見ているプライスアクショントレーダー向けのシンプルなローソク足チャートです。
シンプルで、無駄が無く、値動きそのものを読みやすいと思います。
一方、これはどこかの負け組トレーダーが見ていそうな、ゴチャゴチャした、テクニカル指標で埋め尽くされたチャートです。
表示される情報が多すぎて、なにがなんだかよくわかりませんね。
プライスアクショントレードをするために、あなたが必用なのは、シンプルで見やすいローソク足チャートだけです。
テクニカル指標を使うにしても、お気に入りのものを2つ程度表示するぐらいにとどめておきましょう。
情報が少なすぎると困りますが、
情報が多すぎると、もっと困ります。
情報が多すぎると、意思決定ができなくなってしまいますから。
プライスアクショントレードで利益を上げる方法
プライスアクショントレーダーはローソク足チャートから得られる情報をもとに、トレードの意思決定をします。
プライスアクショントレーダーはトレードの引き金となる、重要なシグナルというか、サインを知っていて、それをひたすら待ち続けます。
プライスアクショントレーダーがローソク足から読み取る情報とは以下のようなものです:
トレンドが発生しているか?
レンジになっているのか?
サポートラインやレジスタンスラインの近くにいるのか?
プライスアクションが相場の反転を示すシグナルを発したか?
ローソク足チャートを注意深く読むことで、腕のいいプライスアクショントレーダーは高確率で相場が反応するサポートライン、レジスタンスラインを引くことができます。
チャートがそのラインをブレークしていきそうなのか、それとも反転しそうなのか?
優秀なプライスアクショントレーダーは、先に挙げたような情報を読み取ることで、高確率で予測することができるのです。
プライスアクショントレーダーはどんなシグナルでエントリーするのか?
プライスアクショントレーダーはいつもチャートを見てエントリーシグナルになり得るシグナルを探します。
プライスアクショントレーダーは重要なエリア(サポートライン/レジスタンスラインなど)で鍵となるプライスアクションシグナルをシグナルとしてエントリーやエグジットをします。
プライスアクションシグナルの代表格とも言えるのが、上ヒゲと下ヒゲのローソク足です。
ヒゲは、全ての時間軸の全てのチャートに現れる、反転のシグナルです。
ヒゲは1本のローソク足で完結するとても強力なシグナルです。
レジスタンスラインでの上ヒゲは売りのシグナルですし、サポートラインでの下ヒゲは買いのシグナルです。
多くの場合、ヒゲは相場反転の予兆となります。
このような上ヒゲ、下ヒゲのローソク足のことをPinバーと呼びます。
反転シグナルとしてのPinバーの条件は以下のようなものです。
始値と終値が直前のローソク足の値幅の中で終わっている
髭がローソク足の実体部分の3倍以上である
ヒゲの部分が、直近の数本~10本程度のローソク足の価格帯から飛び出していること
これらの条件が揃えば、Pinバーとして認定します。
このPinバーが重要なレジスタンスラインや、サポートライン上で出現した場合には反転を狙った逆張りトレードの絶好のエントリーシグナルとなります。
全てのPinバーが同じように価値があるわけではありません。プライスアクショントレーダーは
一本のPinバーだけで判断するのではなく、背景状況を考慮してエントリーチャンスかどうかを判断します。
チャート全体を見渡して背景状況を把握する力はどんな時も役立ちます。
チャートは常に何らかの情報を教えてくれようとしています。その情報をうまく利用できるようになることが重要です。
私の一番好きなPinバートレードは、こんな感じです。
背景状況がダウントレンド
一時的にダウントレンドに逆らう上昇の動きが発生
その上昇が重要なレジスタンスラインに到達したところでPinバーが発生!
このように、背景状況を読み、重要なラインに到達したところでPinバーが出ると、高確率なエントリーチャンスとなります。
トレンド
相場でトレンドが発生しているときは、そのトレンドの方向に沿ったトレードをすべきです。
トレードを少しでも勉強したことがある人ならだれでも知っていることですが、多くのトレーダーが、このことを見過ごしがちです。
「トレンドは友達」ということわざがありますね。
あれは本当です。最高のトレードチャンスは、トレンドに沿った方向に出現することが多いですから。
FXの世界では、(特に最近は)しっかりとした明確なトレンドがいつも出ているわけではありません。70%ほどの時間、上げか下げ、どちらかに明確なトレンドが出ることなく、どっちつかずの値動きになることが多いです。このどっちつかずの行ったり来たりの相場をレンジ相場といいます。
プライスアクショントレーダーにとって、トレンドが発生している方が稼ぎやすいのは確かですが、レンジ相場でも高確率なエントリーチャンスを見つけることができます。
トレンドが出ているかどうかを見分けるのは簡単です。
なにも複雑なことを考える必要はありません。
チャートをパッと見て、右肩上がりに上がっているのであれば、それは上昇トレンドです。
右肩下がりに下がっているのであればそれはダウントレンドです。
よくわからない場合は、レンジ相場だと考えれば良いのです。
ひと目で上昇トレンドだと分かりますよね。
よく見ると、今エントリーチャンスが来ていませんか?
(Pinバーで買い)
このように明確なトレンドが出ているなら、そっちの方向にだけトレードすべきです。
この画像のように明確な上昇トレンドなら、買いだけを狙います。
もし明確なトレンドが見られないなら、レンジ向けの戦略に切り替えればよいだけです。
簡単なことですが、多くの人はここで躓きます。
トレンドが明確でないのに、何時までもトレンド向けの戦略でトレードしてしまうのです。
また、システムトレードもこの切り替えが苦手です。
人間の目にかなうものはないのでしょう。
人間の優れた目を活かすには、チャートをシンプルに保つ必要があります。テクニカル指標がゴチャゴチャといくつも表示されていたら、見えるものも見えなくなってしまいます。
サポートラインとレジスタンスライン
プライスアクショントレーダーにとってローソク足のパターンと同じぐらいに大切なのが、サポートラインとレジスタンスラインです。
サポートラインとレジスタンスラインが重要である理由は、世界中のトレーダー達が、同じラインというかエリアを見ているからです。
どこにラインを引くかは人によって若干違いがありますが、ほぼ同じポイントにラインを引いて、注意深く観察しているのです。
サポートラインとレジスタンスラインを使ったトレードが最も機能するのはFXだと思います。サポートライン、レジスタンスラインでチャートが反応することを利用したトレード手法、ライントレードはFX相場で長年にわたり、ずっと機能し続けています。
サポートラインやレジスタンスラインでいつも価格が反転するわけではありません。
しかし、それらのラインは皆に意識されているので、上手く利用すれば、高確率なエントリーチャンスをたくさん提供してくれます。
プライスアクショントレーダーは常にサポートラインとレジスタンスラインを引き、その周辺でトレードチャンスをうかがいます。
どの通貨ペアのどんな時間軸でも良いので開いてみてください。何度も何度も同じような価格でチャートが反応しているポイントを見つけることができると思います。それがサポートライン、レジスタンスラインです。
サポートライン、レジスタンスラインの引き方にもいろいろありますが、初心者のあなたがまず覚えていただきたいのは、一番シンプルな方法です。
まずはチャートをほんの少しだけさかのぼってみて、値動きの山や谷の頂点になっている部分を探します。山や谷になっているということは、その頂点の部分で価格が反応したということです。
そこにラインを引けばよいわけですが、全ての山や谷にラインを引くと、チャートがラインだらけになってごちゃごちゃになってしまう場合があります。
その場合は、何度も山や谷の頂点になっているところにだけラインを引くとスッキリします。
要するに、
何度もチャートが反応しているポイント = 多くの人が注目しているポイント = 今後もチャートが反応するであろうサポートライン、レジスタンスライン ということです。
FXのトレードで成功するには、あなたは高確率でチャートが反応するサポートライン、レジスタンスラインを引く必要があります。
それができれば、あとはそのエリアに価格を引きつけ、プライスアクションのエントリーシグナルを待つだけです。
上図は今日のポンドドルのスイングトレードで私が今引いているラインです。(2014年9月11日)ポンドドルの4時間足です。私はスイングトレードでは日足と4時間足をメインで使います。
赤のラインがサポートライン/レジスタンスラインです。
今の価格より上にある2本のラインがレジスタンスライン、下にある2本がサポートラインです。
- 一番上は、ギャップダウンする前に安値になっていたポイント
- 上から2番目はギャップダウンした後に「山」となってそこから価格が下落したポイント
- 上から3番目は何度かチャートが反応したポイント
- 一番下のラインは、「谷」となってチャートが3回反応しているポイント/直近の安値
明確なダウントレンドが出ていますので、レジスタンスラインのあたり(緑の丸)でPinバーなどのプライスアクションシグナルが発生したらショートを狙おうと思っています。
一番下のサポートラインのあたりで買いのPinバーが出ているのが分かるでしょうか。
これはショート狙いにとっては良くないローソク足です。ですから、いくら明確なダウントレンドだからといって、闇雲にショートするのは危険です。
レジスタンスラインまで価格を引きつけ、プライスアクションのシグナルが発生するのを待ってエントリーするのが鉄則です。
もちろん、それでも負ける時は負けますが、長期的に見れば儲かるのです。
これはあくまで一例にすぎませんが、こんな感じのことを日々淡々と考えながらトレードしています。
- サポートライン、レジスタンスラインを引く
- 背景状況(トレンド?レンジ?など)を把握する
- ラインに価格を引きつける
- プライスアクションシグナルの発生を待つ
- エントリーした場合のプランを作る
- シグナルが発生したら迷わずエントリー
- プラン通りにポジションを管理する
- ポジションを手仕舞いしたら記録をつける
FXのトレードとは、このようなことを淡々と繰り返し続ける仕事なのです。
プライスアクションについてさらに勉強したい方はこちらのページもどうぞ。
FXのトレードプランを作る
安定して勝っているトレーダー全てに共通することがあります。
それは、彼らは例外なく「トレードプラン」を持っていることです。
トレードプランが重要な理由は、トレードプランがあるからこそ、あなたは迷わずエントリーすることができ、自信を持ってポジションを管理することができ、そして迷わず利食いやロスカットができるからです。
トレードプランは、どんなふうにあなたがトレードすべきかを定めたルールブックみたいなものです。
あなたが心から信頼できるトレードプランを持つことで、安定した気持ちで一本筋の通ったトレードをすることができ、ルールを常に守ることができます。
トレードが他の仕事と違うのは、ルールが全く存在しないというところです。
どれぐらい賭けるべきか?何時トレードすべきか?どんな方法でトレードすべきか?
だれもあなたをルールで規制してくれません。
ルールを守り、規律のあるトレードをすることはとても重要です。でなけらば、あなたは一か八かのバカな酔っ払いギャンブラーと何も変わらない存在に成り下がってしまいます。
トレードプランは他の仕事でいうと、「ビジネスプラン」みたいなものです。
どんな仕事でも、ビジネスが間違った方向に進まないように計画を立てたり、ルールを決めたりしますよね。トレードでもそれと同じことをしないといけないということです。
それほど「あたりまえ」なトレードプランですが、文書化されたトレードプランなしにトレードしている人が多いことに驚かされます。そりゃ、勝てないですよ。
トレードプランで何を決めるのか
トレードプランは、トレードにおいて出会いそうな全てのシナリオについての対応方法を含んでいる必要があります。
どの通貨ペアをトレードするのか?どんなふうにトレードするのか?エントリーしたあとはポジションをどう管理するのか?一回のトレードでどれだけの資金をリスクにさらすのか?自分の目標はなんなのか?
トレードプランはチェックリストとしての働きもしてくれます。たとえば、あるエントリーシグナルはどんな要求を満たしているべきか?をチェックリストにしておけば役に立ちます。Pinバーのチェックリストは以下のようなものになります。
明確なトレンドの方向に沿ったPinバーだけをトレードする
日足か4時間足のPinバーだけをトレードする
サポートライン/レジスタンスライン付近で出現したPinバーだけをトレードする
エントリーした後すぐに行く手を阻むラインがある場合はトレードしない
ヒゲの長さが実体の3倍以上なければPinバーとは認定しない
このようなシグナルの認定に関する取り決めを、あなたがトレードする全ての種類のトレードシグナルについて明確にしてトレードプランに含めておく必要があります。
トレードシグナルの認定に関するチェックリストが完成したら、次はポジション管理に関するルールを作ります。トレードマネジメントとも言われるぶぶんですが、早い話が「利食いと損切りに関する取り決め」です。
利食いと損切にかんするトレードプランはいちばん重要なことの一つです。
先程も言いましたが、FXのトレードではだれもあなたを管理してくれません。自分で全てを管理しなければならないのです。
一旦エントリーしたら、何時利食いするのか?どこで利食いするのか?どこで損切りするのか?ということに関して、だれも何も言ってくれません。
利食いと損切に関する明確なルールを持っていなければ、エントリーした途端にどうしていいか分からなくなり、理由も無く早々に利食いしてしまったり、ロスカットが遅れて大きな損失を出してしまったりするでしょう。
どんな小さなことでもトレードプランに含める
エントリーシグナルの認定に関するルールや、利食いや損切に関するルールなどがトレードプランにおいて最も重要ですが、他にもトレードプランに含めるべきことはたくさんあります。
たとえば、
資金管理はどうするのか
一回のトレードでいくらの資金をリスクにさらすのか
損切りのストップ注文の出し方は?
どんな頻度でチャートを見るのか?
利食い目標の値段はどうやって決めるか?
トレードをする理由は?
トレードプランを書くときに意識しておいてほしいのは、
「本番のトレード中にどんな状況に陥っても、それに対する対応方法はすでにトレードプランに書いてあるから安心」
そんな状態を目指してほしいということです。
詳細なことまでトレードプランに書いておくことで、より安定したトレーダーになることができます。
実際に書く!そしてそれに従う!
トレードプランは実際に書いて文書化していないと意味がありません。頭の中で考えただけなら、それは単なる時間の無駄になります。
なぜなら、人は実弾トレードのプレッシャーの下で苦しい状況に陥った時、文書化されていないルールなど忘れてしまい、本能のままに行動してしまうからです。
トレードプランは必ず文書化し、トレードデスクのすぐ横の壁など、いつでも読めるところに貼っておくことです。そしてトレード中はいつもその存在を感じておくことが大切です。
トレードプランを書き出したら、あとはそれに従うだけです。単純なことですが、これができない人が多いです。それが勝ち組になれるかどうかを分けるのですけどね。
慎重にトレードプランを書いた。ここまではいいのですが、最初のトレードからもうルールを破ってしまうのです。
たとえば、明確なトレンドに沿ったPinバーしかトレードしないとトレードプランい書いておきながら、ダウントレンド中に買のPinバーが出現したところで、ついつい買いエントリーしてしまう。そしてそのポジションがロスカットになり、自分のバカさを憎む。よくあることです。
そんなことしないよ!
そう思いますよね。しかしトレードの世界では本当によくやってしまうことなのです。
トレードプランを書き出し、いつどんな時も、プラン通りにトレードしましょう。
自分の決めたトレードプランにチャンスを与えてやる
もう一つ、トレードプランに関する「よくある間違い」は、ちょっと負けただけですぐにトレードプランを投げ出してしまうことです。
よくあるのは、トレードプランに従って何度か勝った後、2、3回負けが続いただけで自分のトレードプランを捨て、また他のトレード手法を探してしまうことです。
あなたは自分が練ったトレードプランを信じ、ある程度長期間にわたってチャンスを与えてあげる必要があります。
ラスベガスのカジノやパチンコ店のビジネスみたいなものです。
客のうちの何人かが大勝ちしても、カジノの経営者は気にしません。マイナスになる日があることも承知のうえでビジネスをしています。
長期間ビジネスを続ければ、長期的にはかならず店側が儲かることを彼らは知っています。店側に優位性があることを知っているのです。
ですから彼らは自分のビジネスプランに従って日々淡々と営業を続けるだけなのです。
利にかなったトレードプランを持っていることがあなたの優位性です。
忍耐力や規律が足りず、あなたのトレードプランに従い続けることができないなら、それはあなたの弱みとなります。
練りに練った自分のトレードプランを信じ、チャンスを与えてやりましょう。何度か負けが続いたぐらいで投げ出してはいけません。ラスベガスのカジノと同じように考えてトレードをしましょう。
トレーダーがはまってしまいやすい罠
オーバートレード(トレードし過ぎ)
明らかに、トレーダーがハマりやすい一番厄介な罠はオーバートレード、つまりトレードのしすぎです。ポジポジ病などとも呼ばれます。
オーバートレードは世界中の負け組FXトレーダーの間で蔓延する病気です。多くのトレーダーがこの病気のためにトレーダーとしての人生を棒に振っています。
オーバートレードとはエントリーしすぎる病気です。
なにが問題かというと、明確なエントリーチャンスでもないのにエントリーしてしまうことです。
オーバートレードの罠にはまる人が多い理由は、彼らがトレードに対して間違った認識を持っているからです。多くの人は、心のどこかで、一瞬にして大金持ちになりたいと思っています。早く成功するには、たくさんトレードした方が良いと思っているのです。たくさんとれーどすればするほど、たくさん稼げる。早く上手くなれると。
しかし実際はそうではありません。真のプロフェッショナルはトレード回数が少ないものです。ここぞというチャンスでしかエントリーしないからです。
プロフェッショナルは自分のトレードプランに沿った全ての条件が整わない限りはエントリーしません。
それに比べ、負け組トレーダーはたくさんトレードしたいと思っているので、すこしでもエントリーする理由があれば、条件が全て整っていなくても片っ端からエントリーしてしまいます。
オーバートレードはいろんな形で現れます。
負けトレードに対するリベンジのためのオーバートレード
私生活のストレス発散のために、トレードでいい気分になりたいというわけのわからない理由からのオーバートレード
理由がどうであれ、オーバートレードという病気にかかってしまったら、FX口座の資金が底をつくのは時間の問題です。
時間軸はオーバートレードと関係ありません。
1分足やティックチャートなど、短い時間軸のチャートでトレードしているなら、最高のチャンスだけをトレードしたとしても、一日あたりのトレード回数は多くなります。これはオーバートレードでしょうか?
もちろん違います。トレードプランに沿って最高のチャンスだけをトレードしているのであれば、トレード回数がかなり多いとしても、それはオーバートレードではありません。
オーバートレードとは、トレーダーとしてのマインドセットの問題です。
そこに優位性があるかどうか全く分からないのに、闇雲にトレードするのがオーバートレードです。
プロフェッショナルは自分のトレードプランに沿った最高のトレードチャンスだけをトレードします。一方でアマチュアトレーダーは、とにかくエントリーすることが前提で、ちょっとでも理由があれば乱雑にエントリーします。
あなたはどちらになりたいですか?
身の丈に合わないリスクをとる
この罠は、オーバートレードと同じく、「早く大金を稼ぎたい、いい気分になりたい」といった誤ったマインドセットが原因で起こります。
理論上、大きなリスクを負えば、より大きな利益をえられる可能性はあります。
しかし実際の世界では、身の丈に合わないリスクを負うと、負ける可能性が圧倒的に高くなります。
トレーダーが大きなリスクを負うと、緊張で固くなります。リラックスできないので、良い判断ができなくなります。
どれぐらいのリスクが身の丈に合っているかを知るためのポイントがいくつかあります。
ぐっすり眠れるか?スイングトレーダーならポジションを持っている状態でぐっすり眠れるか?デイトレーダーなら、負けた日の夜にぐっすり眠れるか?で判断します。
今すぐ無くなっても問題ないお金でトレードしていないか?
生活費でトレードしていないか?
トレード専用の資金でのみトレードする
身の丈に合わないリスクを負うと、「恐怖」が大きくなります。極端に大きな恐怖を感じながらトレードすると、どんなに優秀なトレーダーも「悪い決断」をしてしまいます。
最高のトレードをするには、自分の心を恐怖から解放し、「ゾーン」に入らなければなりません。
大きすぎるリスクを負っていては、この境地に辿り着けません。
ちゃんとした教育を受けずにトレードする
FXはある点においてとても珍しい分野です。
とても優秀な人が、「何の教育を受けなくても簡単に大金を稼ぐことができる」と思って意気揚々と参入してくる分野なのです。もちろん、頭脳明晰でない人も同じように参入してきます。
しっかりとした教育を受けて訓練しさえすれば、優秀な人ならほぼ確実に勝ち組に入れるはずなのに、なんの教育も受けないまま、リアルマネー口座で好きなようにトレードして、大金を一瞬のうちに吹き飛ばしてしまうのです。
どんな専門分野でも、最初にちゃんとした教育を受けなければその分野で稼げるようにはなれません。
例えば税理士。税理士として生計を立てたいなら、専門学校に行くか、大学に行くかして専門知識を習得しなければなにも始まりません。
野球選手もそうです。優秀なコーチについて練習しなければプロ野球選手になる道は決して開けないでしょう。
FXのトレードも他の分野と全く同じです。あなたの望む結果、つまり「安定して利益をあげるFXトレーダーになる」を実現するには、ちゃんとした教育を受け、必用な知識を得ることが必要です。
あなたのFX口座を吹き飛ばしてしまう前に、成功するために必要な教育を必ず受けるようにしてください。
FXトレードという分野は、人生における他のことと同じです。
あなたが正しい努力をしたぶんだけ、後々あなたは多くを受け取ることができます。
もしあなたが、正しい努力、つまり必要な教育を受け、正しい方向性で訓練する用意ができていないなら、FXはあなた向きの分野ではありません。そっとこのページを閉じ、二度とFXに近寄らないことです。
しかし、もしあなたが勉強する気満々で、必要な教育を受け、長い訓練に耐える用意があるなら、あなたがFXトレーダーとして成功できない理由はどこにもありません。
FX初心者講座の修了おめでとう! ~次に進むべき道は?
あなたは「日本一即戦力なFXブログ」のFX初心者講座を修了しました!
あなたはこの講座で、全てのFXトレーダーが知っているべきFXの基礎を学びました。
専門的な知識はまだこれからです。
しかし、ほとんどのFX初心者が最初の数か月のうちに経験する「FX口座を吹き飛ばす」という最悪の事態は、この講座の内容を理解したあなたには起こらないでしょう。
しかし、勝ち組FXトレーダーへの道はこれからが本番です。
ここからあなたが進むべき道は、
- トレードメンタル(トレード心理)を徹底的に学ぶ
- 具体的なトレード手法を学び、自分専用のトレードプランを作り上げる
- 使いやすくて信頼できるFX業者を選択し、FX口座を開設する
- 少額からトレードをスタートし、徐々にかけ額を上げていく
この道筋をたどれば、あなたはやがてプロフェッショナルFXトレーダーになれるはずです。
1.トレードメンタル(トレード心理)を徹底的に学ぶ
当FX初心者講座でもトレードメンタルに関して触れました。
FXトレーダーとして成功したいなら、こうれからもあなたはトレードメンタルについて継続して学び続ける必要があります。
FX初心者講座を修了したあなたには、わたしの「即戦力なFXトレードメンタル講座」の記事をお勧めします。
トレードメンタル講座では、トレードメンタルという分野を深く掘り下げ、あなたがFXで安定して勝てるようになるために知っておかなければならないことだけを厳選した、効率的な講座です。
トレードメンタルという分野は本当に厄介で、独学でマスターするのが非常に難しい分野です。これをちゃんと理解できていないと、「なぜ負け続けるのか?」「いったい自分の何がいけないのか?」が分からないままに大金を失い、FX相場から退場させられてしまうでしょう。
この講座はそこらへんのトレードメンタル本とは一味違います。「恐怖と欲望が…」といったようなことだけに終始するのではなく、潜在意識とトレードの関係といったようなところまで踏み込んで解説します。
トレード心理についての最大の問題点は、多くのほとんどの負け組トレーダーはトレード心理の重要性に気づいていないということです。
日本中で毎日何百人というFXトレーダーが大金を失って相場から退場していきます。彼らのうちのほとんどは優秀な頭脳を持っている人たちです。優秀な人たちができる限りの知恵を絞って考え出したトレード手法、優位性が確認されたトレード手法で相場に挑んだにも関わらず、大負けして相場から退場してしまいます。
しかし彼らがもし考え方を変えることができていたら、FX市場から退場するどころか、大きな成功を収めることができたことでしょう。
トレードメンタル講座で学ぶ内容をマスターしていない人は、どんなに凄いトレード手法を手に入れたとしても、安定して勝てるようにはなりません。いずれ相場から退場してしてしまうでしょう。
あなたがFXのトレードに真剣に取り組もうと思っているのなら、即戦力なFXトレードメンタル講座を必ず受講するようにしてください。
具体的なトレード手法を学び、自分専用のトレードプランを作り上げる
あなたはこれからFXという世界最大の市場で「トレードで安定して勝つ」という目標を実現するための冒険の旅に出発します。
ドラクエでも何でも同じですが、武器を持たずに冒険の旅にでるのは自殺行為です。
かならず武器を手に入れてから出発してください。
FXにおける武器とは、長期的な優位性が期待できるトレード手法です。
そのようなトレード手法を、誰の力も借りずに自力で探すというのも一つの方法です。
しかしそれには気が遠くなるほどの試行錯誤の時間とお金が必要になります。
それよりも、自分専用のトレード手法のベースとなるようなトレード手法を、専門家から教えてもらう方が圧倒的に効率的で、経済的です。
ただしいきなり高額な情報教材を買うのはちょっと待ってください。
勉強になるFXブログがありますし、本屋で買えるFXの書籍もあります。
そういった情報源に触れて基本的なことを一通り勉強してみてください。
このブログも良いスタート地点です。
そうしているとだんだんと自分がどんなトレード手法に興味があるのかが分かってくると思います。スキャルピングをしたいのか、デイトレードをしたいのか、スイングトレードがしたいのか、もしかすると長期投資が合っているのかもしれません。
しばらくいろんな情報に接していたら、「自分はこんなことは無理だな」とか「こういう手法なら納得してトレードできるな」といったことがぼんやりと分かってきます。
その時に必要であれば情報商材を購入すればよいと思います。
たいていの教材は2万円~4万円ぐらいの価格です。ちょっと高額ではあります。
しかしメールサポートがついていますから、それだけの価値はあります。
自分がどうしてもマスターしたい手法について分からないことがあればその道の専門家にガンガン質問できる。それは大きいです。
ちなみに以下は私がこれまでに学んだ情報教材です。
アドバンスド・ホーミングFX←テクニカルを使ったシンプルな手法
Maestro FX←初心者向けにFXのテクニカル分析を分かりやすく解説
(これらの教材を当サイトのリンクから購入すると、サンチャゴの『本質のチャートトレード』という上級者向けの電子書籍をもらえます)
これらの教材から多くのことを学ぶことができました。
私自身のトレード手法はどの教材とも同一ではありませんが、教材で学んだことを活かしていることは確かです。
上記リンク先のページを覗いてみても何を言っているのかさっぱり分からないなら、まだ高額な教材を買うのは早いです。自分に合った教材かどうか判断がつきませんからね。
まずはこのブログなどで基本的なことを学んでください。そうすれば自分になにが足りないのか、なにが必要なのかが分かってきます。それからでも遅くはないです。
たった1つの手法が完璧で誰にでも合っているわけではありません。自分に合っていそうな手法、自分が信頼できそうな手法に出会うまでは焦らずに勉強することです。
使いやすくて信頼できるFX業者を選択し、FX口座を開設する
良いFX業者でトレードすることはとても大切なことです。
最近はFX業者同士の競争が激しいので各社がしのぎを削り、それぞれかなり進歩してきました。
昔に比べ、我々はとても良いサービスを受けれるようになりました。
昔はドル円以外の通貨ペアのスプレッドは広く、ぼったくりだろ?とうい感じでしたが、最近はほとんどの通貨ペアのスプレッドがかなり狭くなってきました。
もちろん、中には今でもぼったくりなスプレッドで営業している業者もいますが、そういう業者はスルーすればよいだけです。
FX業者選びで見るべきポイントは?
FX業者を選択するうえで、いくつか重要な点がありますので、簡単に解説します。
・入金した保証金の安全性
遊びではなくビジネスとしてFXをトレードするのですから、入金した保証金が安全かどうかは重要です。
それを見るには、そのFX業者が大手銀行の委託保全を受けているかどうかで判断します。
例えば、わたしがメインとして使っているGMOクリック証券FXネオでは、三井住友銀行とみずほ信託銀行の委託保全を受けています。これが意味するところは、GMOクリック証券が突然倒産したとしても、私が入金していた保証金は100%守られるということです。
・スプレッドなどの取引コスト
FX専業トレーダーのコストのほとんどはスプレッドです。スプレッドが広いか狭いかで、月間、年間のトータル利益は大きく変わってきます。一回一回のトレードでの差は小さくても、「ちりも積もれば山となる」です。
ドル円やユーロドルのスプレッドはどの業者も狭くなっていますが、それ以外の通貨ペアだと結構差があります。
FX業者によって得意とする通貨ペアが若干異なりますので、複数の業者に口座を開き、今トレードしようとしている通貨ペアのスプレッドが一番狭い業者でトレードするのが賢い方法です。
・チャートが使いやすいかどうかはどうでもよい
チャートが見やすいか、使いやすいかで判断する人がいますが、全くのナンセンスです。
複数の口座を開き、その中から一番使いやすいチャートを使い、実際に発注するのは一番取引コストが安い業者にすればよいのです。
ほとんどの人はMT-4のチャートを使うことになると思います。
MT-4は無料で誰でも使えますので、取引に使うFX業者のチャートが見やすいかどうかなど、どうでもよいのです。
ただし、高速なスキャルピングをやるような人は、チャートから注文したり、キャンセルしたり、注文を変更したりできる機能を持ったトレードソフトを提供している業者を選ぶ必要があるかもしれません。しかしそもそも、私はFXでの高速スキャルピングは論外だと思っています。
国内にも海外にも優れた業者はありますが、まずは国内の優良なFX業者で口座を開設してトレードを始めることをお勧めします。
国内の優良FX業者のなかで、現在私がメインで使っているのは以下の3つの業者です。
(今は使っていないので削除しました)
この3つの業者は安全性、取引コストの両方で非常に優れています。
私は現在この3つの業者をメインに使っています。
少額からトレードをスタートし、徐々に賭け額を上げていく
とにかく最初は少額からスタートしてください。
最初は稼ぐことよりも学ぶことに重点を置くのがポイントです。
金額はあなたの資金量によって変わりますが、一回当たりのトレード負けても良い金額を決めてください。
最初は、口座に入金した金額の1%以下からスタートするのが妥当な線です。
20万円の資金を入金したのであれば、20万円の1%、2000円です。
2000円以上のロスカットにならないようにエントリーするロット数を調整するのです。
このようなルールで運用すれば、たとえ10連敗しても90%の資金は残っていますから、問題なくトレードを続けることができます。
1か月が終了した時点で資金が増えていれば、安定して勝てているということです。
次の月からはほんの少しだけリスクを上げてトレードすることができます。
とるリスクが2000円だったのを3000円に上げるというようなことです。
1か月が終了し、20回以上トレードして資金が減っているなら、原因を考えてみてください。
トレードプランに従えていましたか?
やけを起こしませんでしたか?
トレードプランに完璧に従っていたのに負けたのですか?
原因を突き止めることができたら、なんらかの修正を施してください。
それはトレードプランそのものに問題があるのかもしれないし、あなたのトレードメンタルかもしれません。
注意してほしいのは、1か月程度の期間で負けたからといってトレードプランを投げ出さないことです。自分のトレードプランにある程度長期間のチャンスをあたえてやることが大切です。
このサイクルを繰り返しつつ、FXのトレードを学び続ければ、あなたは「安定して勝てるFXトレーダー」になることができる可能性が大幅にアップします。
健闘を祈ります。
サンチャゴ