FXでエントリーした後、どのようにして利益を最大化するのか知りたくありませんか?1通貨単位の取引が可能で、しかもチャート発注が使いやすいSBIFXトレードを実際に使いながら、手動トレーリングストップのテクニックを解説します。
FX初心者がFXを学ぶ段階で重要なことは、なるべく小さなリスクで、しかもリアルトレードとなるべく近い環境で練習を積むことです。
1通貨単位という低リスクな設定でリアルマネーのトレードができるなら、それはFX初心者にとって最高の練習環境となります。
そんなことが可能なのでしょうか?FX初心者に最適だと言われる、SBI FXトレードの1通貨単位で実際にトレードしながら解説してみます。
FX初心者の練習トレード
ブログやメール講座の読者様から、「まだ資金が少ない初心者に最適なFX業者はどれですか?」といったご質問を頂くことがあります。
これまでは、1000通貨単位から取引ができる業者をお勧めしていましたが、今はなんと1通貨単位からトレードできるSBI FXTRADEがあります。
今からFXを始めるという人の場合、資金に余裕があることは珍しいと思います。仮に余裕があったとしても、最初から大きな金額を運用するのは得策ではありません。初心者がトレードを学ぶ間は、マイナス収支になる場合の方が圧倒的に多いからです。
ですから、初心者の方は、少なくとも数か月はデモトレードで練習してから、実際のお金を賭けたトレードに移行するようにおすすめしています。しかし、「デモ」とは架空の環境で行われるトレードなので、本来ならば約定できないタイミング、約定できない値段で約定してしまうことも多々あります。
ですから、デモトレード環境でいくら練習しても、リアルマネー口座のトレードに移行する段階では、「リアルでも通用するか?」「リアルでも同じ結果が出せるか?」という不安要素を持つことになります。
しかし、練習の段階からSBI FXトレードのリアルマネー口座を使い、1通貨単位での練習をして勝てるようになったのであれば、そのような不安要素を持つ必要がありません。同じSBI FXトレードでの取引単位を1通貨単位から1万通貨単位に上げても、約定のタイミングなどは変わらないからです。
そういう意味で、FXの初心者が、FXを練習する段階でSBI FXTRADEの1通貨単位から始めるのは、とても有効なのです。
もちろん、1通貨単位でも実際のお金を賭けていますので、勝てば儲かりますし、負ければ損失がでます。
しかし、1通貨単位のトレードでロスカットになった時に被る損失は、非常に少額です。
例えば、ドル円を120円で1通貨単位買い、110円でロスカットになったとします。
その時の損失額は、たったの10円です。
デイトレードをやっていて、値幅として10円幅のロスカットになることは、ほぼあり得ないので、実際にはもっと小さな金額です。
デイトレードなら20pips程度のロスカット設定でトレードしますので、1トレードのリスクは、わずか20銭ということで、1円にも満たない金額です。
(注意)1通貨単位での練習においては、「練習」といっても実際のお金で損益が発生します。
手動トレーリングストップのテクニック
いくらスプレッドが狭くても、いくら1通貨単位でトレードできても、取引ツールが使いにくいなら、練習する気になれません。
その点、SBI FXトレードは優秀です。DMMFXや、GMOクリック証券FXネオのツールと同等のツールを備えています。
チャートからエントリーできるのはもちろん、チャート上に表示されるロスカット注文や利食い注文の印をドラッグ&ドロップすることで注文を変更したり、キャンセルしたりできます。
ですから、スイングトレードはもちろん、時間軸の短かいデイトレードや、スキャルピング気味のトレードにおいて求められる素早い注文変更も簡単にできます。
ピンクの○がエントリーの位置で、青いラインがロスカット注文と利食い注文の位置を示しています。(この場合は買いエントリー)
ちなみにここでエントリーした理由は、陽線が値幅を徐々に広げながら4本連発し、上値をブレークアウトしたからです。この先、グイグイとどこまでも伸びるかは分かりませんが、少なくとも短期的には第2波が出るだろうと予測しました。
上のチャートの右から3本目の陽線確定で買っても良かったのですが、一本の陰線が確定するのを待って買いました。
利益が伸びてくると、ロスカット注文をチャート上で好きな位置にドラッグ&ドロップすれば、注文を変更できます。この場合だと、買いポジションの利益が伸びてきたので、ロスカット注文を、強い陽線の出始めの位置まで上げました。
このように、(買いポジションを持っているなら)目立って強い陽線が確定するたびに、その陽線の安値のちょっと下あたりにロスカット注文を上げていきながら、値動きについていくのは有効な方法です。
これは、トレーリングストップといって、利益が伸びるのに合わせてロスカット注文の位置を現在の価格に近付けて行き、利益を確実に確保していく利食い手法です。
トレーリングストップにはいろんな方法がります。
高値を更新する度に、高値からあらかじめ設定したpips数のところにロスカット注文を上げていく、自動トレーリングストップ。(ルールが単純なので、MT4などで自動化できる)
高値を更新する度に、スイングローの少し下にロスカット注文を上げていく手動のトレーリングストップ。
しかし私は、強い陽線で高値をブレークしたら、スイングローの下ではなく、強い陽線の安値の少し下にストップを上げていく方法を使うことが多いです。ブレークアウトするときの強い陽線が全否定されるなら、もうポジションを保持したくないと思うからです。
更にロスカット注文の位置を上げるとともに、利食い注文の位置も変更しました。このように、もちろん利食い注文もドラッグ&ドロップで変更可能です。
ここで利食い注文の位置を上げた理由は、もともと設定していた利食いの指値注文の直前でレンジ気味になったからです。
このような場合、このレンジを上に抜けるなら、もう少し利益を伸ばせる確率が高いです。逆にレンジの高値を抜けないなら、あらかじめ設定していた利食い注文に到達しません。
それなら、今すぐに利食いをするか、利益を伸ばす、の2択にする方がよいです。レンジ上限の1pips上に利食い注文を放置するのは、上手い戦略ではありません。
この場合は、今すぐ利食いするのではなく、利食い注文の位置を少しだけ上げ、もう一度上にブレークアウトする方に賭けました。
裁量トレードをしていると、このように、ロスカット注文や利食い注文を変更する操作を頻繁に繰り返す場合があります。ですから、チャートから直接マウス操作だけで注文を変更できると助かります。
時間軸が5分以下の、あわただしいトレードをする場合には、発注ミスを防ぐためにも、これは必須の機能と言っても過言ではありません。
SBIFXトレードはアクティブなトレーダーのニーズを満たしている
表示できるテクニカル指標の種類も豊富です。思いつく限りほとんど全てのテクニカル指標がしっかりと搭載されています。フィボナッチツールや、トレンドラインを引くツールも、もちろん搭載しています。
チャートはメインのフレームから独立させて、デスクトップ上の好きな位置に配置でき、そのレイアウトを保存しておくことが可能です。
ですから、通貨ペアごとや、時間軸ごとにレイアウトを複数作っておき、切り替えながらトレードすることが可能です。
SBI FXTRADEはアクティブなトレーダーに必要な機能を一通りすべて搭載していると言えます。
約定スピードも、かなり優秀だと感じました。デイトレードで10回程度のエントリーをしましたが、約定を待たされるようなことは全く無く、速攻で約定しました。
スプレッドの狭さ
SBI FXトレード、ドル/円のスプレッドは業界最狭水準です。
そして、SBIFXではスプレッド実績を公開しています。
最新のスプレッドは、こちらから確認してみてください。その狭さに驚かれると思います。
FXスキャルピングの著者、ボブ・ボルマン氏によると、スキャルピングで勝つために最低限満たしているべきスプレッドは、1pips程度だそうです。
SBI FXトレードは、ドル円やユーロドルだけでなく、ほとんどの主要通貨ペアでスキャルピングができるほどにスプレッドが狭いと言えます。
SBI FXトレードのスプレッドが業界トップクラスレベルで狭いということが分かりました。
デイトレーダーやスキャルパーが頻繁にトレードするドル円とユーロドルのスプレッドが、あのDMMFXよりも狭いというのは、かなり凄いことだと思います。
興味深いのは、SBI FXトレードのスプレッドは、注文数量により異なり、取引数量が大きくなるにつれてスプレッドが大きくなることです。
SBI FXトレードは、小口のトレーダーに有利なFX業者だと言えそうです。小口の一般投資家を優遇しようという姿勢にはとても好感が持てます。
SBI FXトレードの信頼性/安全性
SBI FXトレードは、SBI証券や住信SBIネット銀行で有名なSBIグループの会社です。企業としての信頼度は、FX業者の中でもトップクラスだと言えます。
FX業者の自己資本比率は、120%以上を維持することが法律上、義務づけられています。
SBI FXトレードの自己資本比率は、上記の値を大きく上回る、869.7%となっており(2014年9月)、安心して取引できる健全性を持っています。
万一SBI FXトレードが破綻した場合にも、同社はFXクリアリング信託、三井住友銀行へ信託保全を行っているので安心です。万一の際にも、その時点での実現損益、評価損益、スワップ損益を加減した金額が戻ってきます。口座に入れていた金額と、含み益、
SBI FXトレードは、安心して信頼できるFX業者です。
SBI FXトレード まとめ
SBI FXトレードは、資金のまだ少ないFX初心者に最適なFX業者です。
その理由は…
- 1通貨単位からトレードできるので、小さな資金、小さなリスクでトレードすることができる。
- スプレッドが業界最狭水準に狭く、あのDMMFXさんと比べても負けていない。特にドル円、ユーロドルのスプレッドの狭さが際立つ。
- トレードツールが使いやすく、アクティブなトレーダーに必要な機能を網羅できている。
- チャート上でドラッグ&ドロップすることで注文を変更できるのは嬉しい。
- 自己資本比率が高く、信託保全もしっかりしているので、安心して取引できる
以上の理由から、SBI FXTRADEは、FXの初心者にとって最も有利で、もっとも安心できるFX業者のひとつです。