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ホーム » 質問への回答 » ロスカットを入れないでもOK?損切貧乏を防ぎたい

ロスカットを入れないでもOK?損切貧乏を防ぎたい

By サンチャゴ | 更新日 2015年7月12日

ロスカットを入れていると、損切貧乏になってしまう。そんな時にロスカットを入れずにしばらく勝ててしまうと、ロスカットが不要なのでは?という幻想を抱いてしまいます。そんな場合には、ロスカットを頭の中にだけ入れておくという方法があります。

読者様からのご質問

私はトレード経験4ヶ月の初心者です。

専業とトレーダーを目指しています。

トレード方法は、デイトレード(以下の質問内容ではデイトレにはなっていませんが)

資金は150万、1回の取引は1~2枚。自信がないので2枚以上の取引はしません。

そのような感じです。

質問なのですが、損切りについてです。

今年の4月からトレードを始めたのですが、最初のうちはエントリーをしたら、すぐに損切りを5テックほど、または、チャートやローソク足で判断して、損切りラインを決め、すぐに逆指値注文を入れる方法でトレードをしていました。そしてサポート、レジスタンスラインなどで利食いラインを決めて、後は歩み値の動きやローソク足の形などで、損切り、利食いをコントロールする方法でトレードをしていました。

私は焦りや、経験不足など様々な要因でエントリーが雑で、(現在でもエントリーの精度が低いです)
ほとんどの確立で損切りにあいました。

とにかく、損切りの連続です。

もちろん4月はマイナス、5月もマイナス。合計で20万ほど負けました。

ですが、トレードをしているうちに感じたのですが、損切りした後、ほとんど、エントリーした価格に戻ってくるのです。

「あ~損切りしなければ利益が出ていたのに」と。

そこで、私は、損切りのルールを破ってしまいました。

6月からは、1~2枚の取引なら、思い切って損切りを止めようと。

6月に入ってからもエントリーの精度が悪く、エントリー後、値がマイナス方向に行ってしまうことのほうが多いです。

ですが、早くて数分後、長くて数日後(デイトレに持ち越しは禁物ですが)には、プラスに転じ利食いできました。

6月は、確か60回くらいのトレードで、40万近くの利益がでました。

損切りは重要だと思います。

成功された方の、書籍やブログを読むと、すべての方が損切りの重要性を謳っています。

以前はできる限り本能に逆らい、淡々と損切りを実行し、悔しい気持ちを押さえ込み、負けは負け、次に行くぞという気持ちでトレードをしていました。ですがマイナス。

危険なやり方ですが、損切りを無視したらプラス。ギリシャ債務問題で下げたときも最終的には利食いできました。

最近考えるのですが、かなり悪い癖がついてしまっているのではないかと。

今は相場の勢いに助けられているだけで。

でも、この先また損切りを実行したら、間違いなく損をしていくだけと感じています。

エントリー精度が高ければ問題ないのですが、エントリーに自信がありません。

損切りを徹底したらマイナス。損切りを無視したらプラス。

最近、どうしたらよいのか悩んでいます。

サンチャゴ様から、ご教授いただきたくメールいたしました。

大変忙しいと存じますが、ご返答いただけたら幸いです。

不躾で申し訳ありません。

よろしくお願いいたします。

サンチャゴからの回答

こんにちは、サンチャゴです。
何時もメール講座をお読みいただきありがとうございます。

ロスカットについて迷っておられるとのことですね。
ご質問有難うございます。

まず、どんな時間軸でも同じですが、特にスキャルピングレベルのトレードにおいて、
ロスカットを入れないというのは言語道断です。

大変失礼ではありますが、6月に勝たれたことで、勘違いをなされないようにご注意ください。
このままいくと、大変な目に遭うかもしれません。

文面から、そのことはご理解されていると思いますが、今一度、気持ちを引き締めてください。
ちょっとした気持ちのすきが命取りになります。

6月はロスカットを入れない方法で勝たれたということですが
それは一歩間違えると、大きな損失になっていたかもしれません。
たまたま勝てたというのが大きいと思います。

ロスカットを頭の中にだけ入れておくという
上級者向けの方法があります。

マーケットの魔術師
のトム・ボールドウィンのインタビューを参考にしてみてください。

トム・ボールドウィンは史上最強のトレーダーの一人ですが、
彼は簡単にはロスカットをせず、我慢して損失が小さくなったところで
投げるということが書かれています。

それでも、単純に投げるしかない時があるとも言っています。
ロスカットをしないというルールで勝てるわけではありません。

ロスカットをするにも、なるべく有利な価格でロスカットをしようとするのが上級者だと言っています。

ただ、上級者でもその判断は難しいと思います。

もし、方向性は合っている場合が多いのであれば、もう少し時間軸を伸ばして
ロスカット幅も広めにとってみても良いのではないでしょうか。

4月からトレードを始められたということで、
最初の2か月でいきなり勝とうというのは無理があります。

また、ほとんどのエントリーがロスカットになってしまったということですが
トレード日誌はつけていらっしゃいますか?

最初の半年から1年の間にすべきことは、
「なんでもいいから勝つ」ということよりもむしろ、トレード日誌をつけるなど
最低限必要なことを学ぶ時期でもあります。

どんなエントリーで負けているのかを把握してみてください。
なにか傾向が見えてくるかもしれません。

裁量トレードにおける答えは自分にしかわからないので
しっかりと自分を分析することが重要です。

・ロスカットは必要
・実際にロスカット注文を入れないとしても、頭の中には入れておき、有利な価格でロスカットしようとする
・トレード日誌をつけて自分の傾向を把握する

以上のことを注意して、取り組んでみられることをお勧めします。

健闘を祈ります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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ただ記事数がとても多いので、全て読むのは大変かもしれません。

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Filed Under: 質問への回答 Tagged With: トム・ボールドウィン, マーケットの魔術師, ロスカット

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専業投資家。トレード対象はFXと株。スタイルはややゆったり目のスイングトレード。現在トレードのセミオートマ化に取り組んでいます。相場環境の認識と方向性の決定は人間が行い、エントリーシグナルを待つチャート監視にはシステムにさせるのが理想と考えます。

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