FXや株などの相場では機関投資家によるストップ狩りが行われている!といった話を良く聞くと思います。そのストップ狩りを利用して有利にトレードできないのでしょうか。読者様の疑問に専業トレーダーのサンチャゴがお答えします。
読者様からのご質問
サンチャゴ様
いつもチャートトレード講座を楽しく拝読しております
○○です。
アルゴやHTFについて
を見てひとつ疑問に思ったことがありましたので
メールさせていただきました。
よくいろいろな投資系のブログや教材のLPなどで
ストップ狩りなる言葉を耳にするのですが
これもコンピュータがプログラミングされて行っているのでしょうか
もしそう考えられるならいろいろできそうなこともありそうなのですが・・・
よろしくお願いいたします。
季節柄お体に気をつけてお過ごしください。
サンチャゴからの回答
○○さま
お世話になります。
サンチャゴです。
>ストップ狩りを利用して何かできないだろうか?
とても素晴らしい気付きだと思います。
実は私のトレードは、ストップ狩りが起きることを利用して
有利にエントリーすることを目指す手法です。
ストップ狩りといっても、いろんなレベルで起きていると思います。
コンマ数秒~数秒単位の小さなストップ狩りから
一日中~数日下落し続けるような大規模なものまで。
大規模なものはプログラムによるものではないでしょうね。
いろいろ考え方はあると思いますが
大切なことは、普通の時はエントリーをしない
というのが正解だと思います。
多くの時間帯は普通の動きです。
そういう普通の動きの中は、ランダムウォーク理論といって
ランダムに価格が変動する世界だと思います。
だからそこで優位性を発揮するのは難しいと思うんです。
しかし、誰かが大慌てでロスカットしている時は
背景の相場環境を読めている人は、その場の雰囲気だけに流されず
有利だと思える方向に、有利なタイミングでエントリーできると思います。
株のスキャルピングの話を株ブログでしていますが
そこでもストップ狩りを見極めることはとても重要です。
意識されているラインで歩み値が一気にバーッと走る瞬間があるんですよ。
そういうのはストップ狩りである可能性が高いので
それを見るまではエントリーをしないという考え方を持っています。
本質のチャートトレードはその考え方を
ローソク足チャートのトレードに応用したものです。
取りとめの無い話になってしまいましたが
そんな感じで、○○さまのお気づきになった、ストップ狩りの動きを利用する
という考え方、私はすごく好きで、素晴らしいと思います。
是非○○さまオリジナルの、ストップ狩り利用方法を編み出してください。
それでは、今後ともよろしくお願いいたします。