投資家の心理やトラップを使うエントリーについてまだ理解できません!という方からのご質問にお答えしました。エントリーする時間軸チャートでのトラップだけでなく、上位足での位置を考慮してシナリオを建てることが重要です。
読者様からのご質問
サンチャゴさん、お世話になっております。
チャートに隠された投資家の心理というのがまだよき理解できません。
例えば、添付のようなチャート(ユーロ円5分足)ですが、売り方のストップを狩りにいってるとして、下げていくパターンなのか、反転するとみせかけて飛び乗ってきた買い方を振るい落として、本格上昇するパターンなのか?
サンチャゴさんはどう読みますか?
サンチャゴからの回答
こんばんは。
サンチャゴです。
そうですね、このチャートを見ると、買いがトラップにかかったのは明らかなので
買い方がストップを入れている辺り、132.275~132.200辺りまでは下げるだろうなというのは言えます。
そこから先のことは、長期的なシナリオを建てていないと分かりません。
ちょっと30分足を見てみてください。
完全にレンジ相場になっていて、
ココはちょうどレンジの真ん中あたりに位置します。
このようなエリアは、買い方と売り方が拮抗する位置となります。
その意味で、132.50周辺は難しい位置ではありました。
上位足でレンジの真ん中という位置には要注意です。
132.00辺りから下は30分足のレンジからすると
割安の価格帯となりますので、その時間軸での買いが入ってくるかもしれないなと思います。
基本的にはゴチャゴチャしたレンジなのでどっちに行くかは分かりません。
買いがトラップにかかったという読みだけでショートを狙うなら、買いのストップが入っている価格帯かその少し下で利食ってしまいます。
さらにこれから30分足のレンジを下抜けしていくだろうという読みを持っているなら、ポジションの一部で利益を伸ばせばよいでしょう。
私はそんな感じの読みをしてます。
相場で起きるトラップを利用したトレード手法についてはこちらの記事を参考にしてください。