サラリーマンをされている方が、副業でトレードに挑戦したいというケースは多いと思います。FXをすべきか?それとも日経ミニ225先物のナイトセッションか?日本時間の夕方以降は、海外では昼間となり、世界的にみるとその時間帯が相場の本番です。どうせ世界の本番時間でトレードするなら、その時間帯で活発に動くものをトレードする方がよいと思います。
読者様からのご質問
サンチャゴ様のブログや電子書籍は欠かさず読ませて頂いており、更新の度に楽しみに勉強させて頂いております。
私は以前、株をメインに行っていましたが、サラリーマンということもあり株デイトレは不利だと思いあきらめました。
サンチャゴ様は株やFX以外に日経225先物ミニもされているとのことで、FXと日経225先物ミニについてのご質問です。
夜間に出来る、FXか日経225先物ミニかどちらかに絞って集中的に勉強・トレードをしていこうと思うのですが、サンチャゴ様の主観としてはどちらの方がお勧めでしょうか?
もちろん性格や取引の時間軸による違いはあるかと思います。
(私は性格上、利が乗っていたのに損してしまうのは嫌なコツコツ利益タイプだと自分では思っております。)
また、仮に板読みや歩み値を読むことが出来るなら、FXよりも日経225先物ミニの方が優位に勝つことが出来るでしょうか?
サンチャゴからの回答
おはようございます。
サンチャゴです。
サラリーマンをしながら
デイトレードに挑戦されるのに、FXと日経ミニ225先物
どちらが良いかというご質問ですね。
私は夜間の日経225ミニ先物を全くさわらないので
なんとも言えないのですが、日によっても違うと思いますが、動きが少ない日が多いと思います。
夜間の出来高は増えていると聞きますので
日経225ミニ先物の夜間でのデイトレードもできないことは無いと思います。
専業トレーダーの間で、一般的には
「夜間取引には手を出すな」とはよく言われていて
私もそれに無条件で従っているだけではあります。
実際には、夜間も意外とやれるのかもしれません。
ボラティリティーに関しては
ヨーロッパ、ニューヨークセッションのオーバーラップで
ユーロ、ポンド、米ドル絡みの通貨ペアをトレードする
方が圧倒的にボラティリティ―があります。
日本時間の夕方から深夜にかけてが世界的に見れば相場の本番です。
上記の通貨は、世界中のトレーダーがトレードしているのでボラティリティ―が出ます。
どうせその時間帯でトレードするなら、FXの方が良いのかなと思います。
スキャルピングや時間軸の短いデイトレードに関しては
スキルを持っている人なら、板読みや歩み値の読解でプラスα―な優位性を持てます。
板読みスキャルピングをやるのであれば日経225ミニ先物とういことになりますが
通常のスキャル手法だと、ボラティリティがないと上手くいかないので、ナイトセッションでのスキャルはお勧めできません。
板読みスキャルピングを夜間にやりたいのであれば
海外の先物に挑戦する方が良いかもしれません。
インタラクティブブローカーズなどに口座開設すると日本から米国やヨーロッパの先物をトレードできます。
シカゴのESやYM、CLなどスキャルピングに適した先物がたくさんあります。
ただ、いろいろと面倒くさいこともあり、大変です。
言葉の壁もあります。
さらに、サラリーマンをやりながらとなると
精神的、体力的にも大変だと思います。
副業でトレードするのであれば、トレードする時間を1時間程度に限定するか
4時間足や日足を使ったスイングトレードにするか、どちらかになると思います。
5分足をメインとして使ったデイトレードを1時間
もしくは、
一日を通して4時足を使ったスイングトレードをのんびりと
そのどちらかとなります。
難易度が高いのは5分足のデイトレードです。
時間軸が短くなればなるほど難易度は増します。
サラリーマンの方が、デイトレードを1か月間だけ気合を入れて頑張る
というのは止めた方が良いと思います。
現実を見ると、一か月必死で頑張ったのに結局損している!
ということになる場合がほとんどだからです。
勝とうが負けようが、長期的に、自分のライフスタイルにあった
トレードスタイルでトレードする必要があります。
勝てるようになるには時間がかかるからです。
副業としてトレードをされるのであれば、
FXを4時間足などを使ってスイングトレードされるのがベターではないかと思います。
夜にじっくりと戦略を練り、あとは朝、昼、晩の3回チェックします。
FXだと1000通貨から始められますので、リスクの調整も細かくできます。
ご自分のライフスタイルを考えて、長期的に楽しみながらトレードできる方法で最初からやるのが良いと思います。
人それぞれだとは思いますが、私は以上のような考えを持っています。