FXの利食いの値幅をどうしていますか?というご質問をいただきました。固定の利食い値幅を設定しているトレーダーと、チャートの値動きに併せて利食いの値幅を最適化するトレーダーがいると思いますが、私は後者のほうです。
ご質問
質問なのですが、サンチャゴさんは平均して何pips分の利益を狙ってトレードしておられるのでしょうか?
その時のチャートの状況や時間足にもよると思いますが、ぜひ参考にしたいのですが…
宜しくお願い致します。
サンチャゴの回答
FXのトレードで狙うpips数は時間軸によっても、トレードによっても様々なので一概には言えません。
何Pips狙うか?というよりも、チャートの値動きを考慮して、ロスカットの値幅と、うまくいった場合に取れそうな利食いの値幅の比率がどうなるかを意識しています。
何ピップス狙うか?というのは、完全にチャートの値動き次第ということになります。
ロングエントリーなら、大抵の場合、頭上のレジスタンスラインが利食いの目標となります。
ロスカットの値幅と利食いの値幅の比率のことをリスクレワード比と言うのですが、その比率が自分の条件を満たしているなら、何ピップスの利食いを狙うかに関係なくエントリーします。
ただし、スキャルピングをする場合は話は別で、狙えるpips数が重要な要素になります。
利食い出来そうな値幅が10pips未満の場合にはエントリーを見送ります。
5pipsを取るために1pipsの取引コストを支払っていたのでは割に合わないからです。
例えばレンジの上下の値幅が15pips程度しかないような場合には、ブレークアウトしてトレンドが発生するまではエントリーをしません。
そのような値幅の狭いレンジ相場では、レンジのなるべく下の方で買って、なるべく上の方で売ったとしても、頂点でエントリーしたりエグジットしたりできるわけではないので、利食い幅は数pipsにしかならない場合が多くなるからです。それでは採算が合わないんです。
参考になりましたでしょうか。
それでは、今後ともよろしくお願いいたします。