ピンバーなどローソク足のパターンが有効な時間軸は?という後質問をいただきました。1分足のスキャルピングから日足のスイングトレードまでピンバーなどのローソク足のパターンは有効です。しかし決して忘れてはいけない重要なことがあります。それは…
読者様からのご質問
いつもブログを拝見させて頂いてます。
目からウロコで参考になります。
そこで1つ質問なんですがピンバーのトレードはどの時間軸の足が有効ですか?
短ければ短いほど有効な気がして…
でもトレードの時間が限られてるので60分足以上ぐらいでないと見れないんですね。
仮に60分足や日足でも有効なものなのでしょうか?
サンチャゴからの回答
ピンバーの有効な時間軸について
時間軸が短い方が有効なのでは?と感じておられるとのことですが
私がバックテストをしたときには、長い時間軸のほうが若干有効でした。
(それほど長期間にわたるバックテストはしていません)
ピンバーや含み線などのローソク足の有効性は
時間軸によって大きく変わるとは思っておりません。
若干長い時間軸の方が有効かなと思っている程度です。
ですから、60分足や日足でもローソク足のパターンは有効です。
ただし、それはピンバーを見たら片っ端からエントリーすれば勝てる
という意味ではありません。
相場環境やレジスタンスライン/サポートラインとのかかわりで
どの位置でピンバーが出たのか?ということが重要です。
どの時間軸?というよりもそっちのほうがずっと重要です。
多くのトレーダーをトラップにはめる位置で出たピンバーは
なんでもない位置で出たピンバーよりも何倍も有効です。
実際にやってみたことがあるのですが、
単体のローソク足パターンを検知してトレードするだけの
単純なシステムトレードはうまくいきませんでした。
相場環境を読むという作業は人間のほうがコンピュータよりもずっと上手だと思います。
やはりトレードというのは、脳みそに汗をかかないと勝てないなという印象です。
以上をまとめさせていただくと…
60分足や日足でもピンバーなどのローソク足パターンは有効です。
しかし、レジサポなどを考慮した相場環境を読んで有利な位置でトレードしないと有効ではありません。
参考になりましたでしょうか。
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