FXのマルチタイムフレーム分析を使って効率よく有利なエントリーをするにはどうすればよいか?という質問に専業トレーダーのサンチャゴが回答します。下位足の分析がカギとなります。
マルチタイムフレーム分析のエントリータイミングに関するご質問
私は、マルチタイムフレーム分析でエントリーは15分足でしています。
基本は毎朝日足、4時間足、1時間足をチェックし確認した上位足で2つ以上トレンドが確認できれば、そのトレンド方向に向かって15分足でエントリーポイントを探します。
しかし、日足、4時間足レベルでのサポレジラインが近い場合やローソク足が引いたラインに接触しているような場面であれば、トレンドは関係無しに15分足でもそのサポレジラインの
反発を狙ってエントリーポイントを探してエントリーをします。
※【あくまで、上位足でトレンド方向を決めて15分足チャートの中でしっかりとエントリーするべきと思ったポイントに合致した場合にエントリーするようにしています。】
正直、この上位足のラインの反発を狙う考え方自体は自分でやっていても素晴らしいと思いますし、継続してやっていくべきだと感じています。
過去検証でも、上位足レベルでのサポレジラインは反発されることがとても多いと分かっています。
しかし、より効率良くこの日足、4時間足レベルのサポレジラインに接触するような場面での、エントリーで利益得ていく為にどうしたらいいか分かりません。
サンチャゴさんからこんな風に工夫してみたらどうか等アドバスをいただけると嬉しいです。
たとえば、日足がサポレジラインに接触している時点でどんどん15分足でエントリーしていくべきなのか、一本分の戻りを【反発】を確認してからはいるべきなのか、そのラインに接触している時の日足のローソク足の形に注意したりすべきなのか、などです。
文章が汚く申し訳ないですがお返事頂けると嬉しいです。
もしかすると、似たような質問を何度か受けていたりするかもしれませんが、ブログの質問への回答まとめには無かったのでお問い合わせさせていただきました。
マルチタイムフレーム分析に関してサンチャゴからの回答
ご質問のメールをいただきありがとうございます。
とても熱心に取り組んでいらっしゃるんですね。
>サンチャゴさんからこんな風に工夫してみたらどうか等アドバスをいただけると嬉しいです。
>日足がサポレジラインに接触している時点でどんどん15分足でエントリーしていくべきなのか、一本分の戻りを【反発】を確認してからはいるべきなのか、そのラインに接触している時の日足のローソク足の形に注意したりすべきなのか、など
マルチタイムフレーム分析はとても重要な考え方で、良い方向性に進まれていると思います。
1.上位足のパターンを確認してから入るのか、
2.上位足のライン上で下位足を使って早めに入るのか
これはどちらのやり方もありです。
私自身両方やります。
1の場合には、上位足でピンバーや含み線などが出たということなので、下位足ではすでにエントリー方向にトレンドが出ているはずです。そこで下位足におけるプルバックエントリーなど、継続の手法を使って入っていくことになります。
2の場合は有利な位置的にはエントリーポイントになりますが、しっかりと下位足でチャートを読んでからエントリーする必要があります。
いくら上位足のラインにぶつかる位置だとしても、強いトレンドに逆らうべきではないと考えています。
例えばレジスタンスラインで売りを狙っているなら、
最低でも下位足でダブルトップになったり、売りのピンバーなどのパターンができたりを観る必要があります。
私の場合は単純にローソク足のパターンということではなく、もっと前の値動きから読み、下位足における上昇の値動きが弱まってきているか?を問い、その答えがイエスの場合だけ売りを狙います。
本質のチャートトレードでそのあたりのこと詳しく解説しています。
下位足を使ってエントリーをする場合、下位足レベルでのチャート分析をしっかりと行う必要があるということです。