専業FXトレーダーを目指して、働きながらFXの勉強や練習に取り組んでいる方は多いと思います。早く専業トレーダーになりたいがゆえに、無理をして頑張ってしまう人も多いと思います。しかし、FXへの挑戦は、長丁場になる場合が多いです。やり始めて3か月で専業になりました!という人もいるでしょうが、それは稀です。専業になるまでに、数年かかったとしても決して遅い方ではありません。
働きながらFXに取り組む際のモチベーションの持ち方について、読者様からご質問をいただきましたので、こちらの記事で回答いたします。
読者様からのご質問
サンチャゴさま
いつもお世話になります。
暑い日が続きますが、
体調など壊されておりませんでしょうか。
今回は、質問があります。
仕事を続けながら、FXの検証や
勉強をすることについてなのですが、
サンチャゴさまは、どのような
モチベーションというか心持ちで
FXに取り組み、専業へと移行されたのでしょうか。
なかなか、仕事がやすみでも、
仕事終わりでも取り組む気持にならない日などは
ございましたか?
ぜひご体験や気持を伺いたいです。
サンチャゴからの回答
いつもメール講座をお読みいただきありがとうございます。
おかげさまで、なんとか夏バテもなく、頑張っております。
さて、仕事をしながらFXに挑戦する場合の
モチベーションについてですね。
私の場合は、元々株の専業からFXに入ったので
FXを始める段階では株の延長だったので気が楽でした。
しかし、株を最初に始めた時と、
いちど退場になってから2度目に挑戦する時は
かなり苦しみました。
最初は、無謀にも経験ゼロで株の専業に挑戦しました。
その後、間もなくほぼ全財産を失います。
その後に再挑戦する際、働きながら株をやっている時期が長く続きました。
その時は、あまり株に気持ちを入れ過ぎないようにしていました。
株8:仕事2
ぐらいになってしまうと、仕事が雑になってしまいます。
また、株で負けた時などは働く気がしなくなってしまうからです。
仕事7:株3ぐらいの気持ちでやっていました。
仕事や、仕事仲間との付き合いや遊びを重視しつつ
こっそりと空き時間に株の研究やトレードを続けていました。
シフト制の仕事だったので
デイトレードができる週と、出来ない週がありましたが
あまり悲観せず、出来る時にゆるーく取り組んでいました。
トレードというのは、自分の努力だけではどうにもならない
部分があります。
力をつけながら、運が向いてくるのを待つというのも必要なんですよ。
これだけ努力しているから、すぐに勝てるように
なるべきだ!
はるはずだ!
と思ってしまうと、精神的にきつくなってしまいます。
仕事や仲間との時間を楽しみつつ、
トレードの勉強や、トレードのプロセス自体を
楽しみながら生きていると、知らないうちに実力がついてきて
ある時点で「これは行ける!」と感じるようになってきます。
そう思える時期は、日々楽しく取り組みながら、神にまかせるしかなく
人の10倍頑張り、人の10倍のスピードで専業になるというのは
うまくいかない可能性が高いと思います。
もし、トレードの勉強や、トレードのプロセス自体が
ひたすら辛くて、仕事と両立するのは無理!ということであれば
トレードというビジネスは向いていないというサインかもしれません。
もしくは、今取り組んでいる手法が合わないのかもしれません。
頑張ろうと思わなくても、ついついやってしまう趣味のような
感覚でやるといいと思います。
休みの日や仕事が終わった後に、疲れてしまってやる気が無い時も、もちろんありました。
そういう時は、休むなり、遊ぶなりしていました。
それでも、すこし休むと、またトレードへのやる気がムクムクと湧いてきて
気がつくと、チャートや板情報を見ていました。
専業トレーダーへの道は長丁場になる場合が多く、数年かかったとしても決して遅くはありません。
ですから、無理をせず、自然に任せて取り組むのが良いと思います。
持続可能なライフスタイルであることが重要だと思います。
きっと、傍から見るとキチガイじみていたと思いますが
自分の中ではゆるーくやっていました。
私の時は、そういう感じでやっていました。
とういいますか、そういう感じでしかやれなかったといったほうが正しいですね。
あまり無理をせず、自然体でリラックスして取り組んでください。