サンチャゴのブログは今のところテクニカル分析偏重で、ファンダメンタルズ分析に関する解説が少ないです。読者の方から、FXにはファンダメンタルズ分析はいらないのか?という後質問をいただきました。私の答えは、「無くても十分勝てるが、ファンダメンタルズ分析を上手く使える人は最強だ」というものです。
読者の方からのご質問内容
仕事も手につかないほどサンチャゴさんのブログを読み耽っています。これほど有益な情報を惜しみ無く提供しておられることに驚いています。
私は歴一年の初心者トレーダーです。
サンチャゴさんのブログを見ているとファンダメンタルズに関することはあまり書かれていません。
チャート分析やプライスアクション、リスクレワードや損益の決済ポイントがとても重要なことは今になってとてもよく分かります。
しかしながらファンダメンタルズは全く無視して良いのでしょうか?またはどのような取り入れ方をされていますか?長期では取り入れても短期では取り入れないなど…
現在私は某メルマガなどでファンダメンタルズに振り回されています。どうがご教授ください。
サンチャゴからの回答
ファンダメンタルは無視して良いのか?
ファンダメンタルを無視しても十分に有効なトレードができていますが
ベストなのはファンダメンタルも取り入れることだと思います。
・ファンダメンタルズ分析
・テクニカル分析
・雰囲気の分析
この3つをすべて盛り込んだ手法が最強だと思います。
私はもともと株の板読みスキャルピングという
ほんの数秒から数分だけポジションを持つ手法のスペシャリストなので
かなりテクニカル寄りのトレードをしています。
チャートには相場で起きる全てのことが織り込まれるので、チャート分析だけで勝つことはできます。
しかし時間軸が長めのスイングトレードにはファンダメンタルの読みも
積極的にとりいれていきたいと考えています。
>ファンダメンタルに振り回されています
ファンダメンタルは短期的には一般投資家を振りまわすために
存在するのではないかと思っています。
大口は経済指標を使ってストップ狩りを行って
それで有利なポジションを作ることも多々あるようです。
相場は巨大なポーカーテーブルなので
ありきたりの方法だとカモにされてしまうと思います。
「○○の指標が良ければ買いです」
みたいなファンダメンタルズ分析は役に立たないと思います。
そうではなく、
「今の相場環境はダウントレンドです。もし○○の指標が良くて急激に上げるとしても、その指標だけで相場をひっくり返せるとは思えない。指標発表直後の上昇がおさまったら売りを狙おう。」
みたいな感じの読みができると、ファンダメンタルズ分析を上手く利用して有利なポジションを作る方に回れると思います。
ファンダメンタルについては、思うことがあるので、また別記事でじっくりと書きたいと思います。