FXのトレードで勝つためにはトレード結果の見直しは不可欠です。しかし個々のトレード結果の見直しをし過ぎるのはいけません。「バカなことをしない」「ルールを守る」「プラン通りにトレードする」ができてるなら、あとは「個々のトレード結果を気にしない」の境地で淡々とトレードするだけです。
読者からのご質問
最近は主にfxばかりで、観察も含めmt4のバーチャル機能でトレードさせていただいています。
毎度、エントリーとエグジットの理由と反省点を確認しているのですが、毎度なぜか反省点がわかりません。
なぜ反省点が分からないのか、自分でも分かりません。
サンチャゴさんは、反省点が分からなかったなどの経験はお有りですか?
また、この状態でどのようにトレードしていったら良いのですか?
お忙しい中、お読みいただいてありがとうございました。
それでは失礼します。
サンチャゴからの回答
>反省点が分からなかったなどの経験はお有りですか?
「反省点が分からない」というのが
「どうすればよかったのか?ベストだったのか?が分からない」
ということであれば、もちろんあります。
しかし、私は1回1回のトレードでどうすべきだったのか?をあまり深く考えません。
それをやってもきりがありません。
1回1回のトレードの見直しを「あーでもない、こーでもない」と考え抜いてもそれほどの成果は得られないと思います。
私が思うに、トレードする前に建てたプラン通りにトレードできたのであれば、勝とうが負けようが特に反省する必要はないと思います。
きちんと仕事をしたけれど、今回は負けた。これも想定内。次行こう。
それでいいです。
負けたとしても、バカなことをして負けたのでなければ、特に反省などする必要はありません。
- ルールを破った
- ポジポジ病が出てしまった
- リベンジトレードをした
そういうミスをしてしまった時は反省が必要です。
1か月間など、長期的な見直しをしたとき、特にミスが多かったわけではないのにトータルで大きく負けているなら、そもそもトレード手法自体が良くない/自分に合っていないということになるので手法そのものを見直す必要があります。とはいえ、ミスをしまくっているのに、「勝てないのは手法のがダメだからだ」「別の手法を探そう」はNGです。
個々のトレードの反省として、「ああすれば勝てた」とか「負けを逃れられた」とか考えるのは時間の無駄になってしまうのでやめてください。
最初の頃は1回1回の結果を気にしますが、長年やっているとどうでも良くなってきます。
大切なことは
・バカなミスをしなかったか
・プラン通りにトレードしたか(特に理由がある場合を除く)
・1週間のトータルや1か月のトータルで安定しているか
といったことです。
それらをしっかりと意識できていれば、あとは「個々のトレード結果を気にしない」の境地で淡々とトレードするだけです。