読者様からのご質問
サンチャゴ様、こんにちは。
トレード講座メール便ありがとうございます。現在電子書籍ダウンロード版と
合わせて勉強しております。
ついてはつまらない質問ですが、チャートの値の動き方に意味はあるのでしょうか。
黙々と湧き上がるように上がったり、ストンと落ちてはすぐ戻ったり、じわじわと
動いているときはいいのですが、ジグザグの急変には頭が付いていかなくなります。
また、大量の注文は通常(緊急以外)指値をするのでしょうか。成り行きと指値の
値動きに違いはあるのでしょうか。
それと、5分足以下のチャートでは値動きが激しいので直近の値動きにばかり気を取られてしまうので
通常は1時間足、エントリー時などは15分足で見ているのですが、見続けていない限り細かい値動きは
分かりません。ブレークポイントのエントリー時の優位ポイントやエントリー直近でエントリーミスを見る場合、1分、
5分足でできるだけ細かい動きを見て後は30分足に切り替え、OCOに任せるというのがいいのでしょうか。
未だにチャートを見るスタイルが分かっていない気がしますので、サゼッションをいただければ幸いです。
サンチャゴからの回答
>チャートの値の動き方に意味はあるのでしょうか。
もちろん、意味があります。
8割がたはランダムウォークと言われていますが、そうでない時もあります。
ジグザグでレンジ気味に乱高下する相場は訳が分からなくなると思います。
しかし、実は相場の目的はそのようなレンジ相場を作ることです。
それがわかれば、乱高下する相場も自然なことだと分かると思います。
この記事を参考にしてみてください。
トレンド相場が相場の目的であって理想的な状態だと思うと
ほとんどの時間がレンジなので辛くなってしまうと思います。
逆にレンジが相場のもっともナチュラルな状態だと思えば
相場のことが違って見えてきますよ。
>大量の注文は通常(緊急以外)指値をするのでしょうか。成り行きと指値の
値動きに違いはあるのでしょうか。
大口は基本的には指値で約定させることが多いと聞いたことがあります。
あくまで、私は大口になったことが無いので分かりませんが、そのように聞いています。
ただ、いろいろなケースがあるので何とも言えないとは思います。
有利な値段で約定できるように、できること何でもやってくると思います。
指値である程度ポジションを作った後、実際に相場を動かす時には
成り行き注文でズバッと動かすのではないでしょうか。
成り行きは急いでいる場合の注文です。アグレッシブな注文とも言えます。
指値は、急いでいない注文です。ここで約定できればいいな的な感じです。
チャートを見るスタイルについて。
まずはご自分がメインで見る時間軸を決めてみましょう。
デイトレードなら5分~15分
スイングなら1時間足~日足でいいでしょう。ライフスタイルによって人それぞれ違います。
エントリーでは下の時間軸で入るとロスカット幅を小さくエントリーできます。
エントリー後、利益方向に動き始めたら、エントリーした時間軸の意味のあるポイントで、ポジションの半分程度を利食いします。
そこから先はチャートをメインの時間軸にもどし、下の足は見ないようにしてください。
そうしないと利益を伸ばすことができなくなります。
このような方法でトレードすると、後半のポジションのリスクレワード比はかなり良くなります。
ほとんどの場合は後半のポジションは同値撤退や損切りになりますが、取れる時に大きく取れるので長期的には良い結果になりやすいです。
OCOに任せるのは良い方法だと思います。大抵の人にとってはそれがベターでしょう。
ただし、チャートの読みが上手い上級者にとっては手動で注文を変更しながら微調整するのがベストだとは思います。