TradingViewのチャートで、セッション別の背景色を自動的に塗ってくれるインジケーターの使い方を解説します。FX市場は24時間の市場ですが、アジア、ユーロゾーン、ニューヨークという3つのセッションから構成されており、それぞれのセッションで値動きのボラティリティーや出来高の特性が違います。このページではそれぞれの異なるセッションに対してチャート上で色分けし、ビジュアル的に見やすくする方法を解説します。
動画解説はページの下のほうにあります。
FXのセッション別に背景色を付けるインジケーターの使い方
チャートのどこからどこまでがユーロゾーンセッションで、どこがUSセッションで、ユーロゾーンとUSセッションのオーバーラップはどこなのか? などをビジュアル的にわかりやすくなるように、セッション別にチャートの背景色を色分けする便利な無料インジケーターがあります。
TradingViewのチャートで「インジケーター」を開きます。
検索窓に「forex session」と入力してください。
検索結果の中に「Code for All 4 Forex Sessions W/ Background Hig…」というインジケーターが見つかるはずです。
このインジケーターをチャートに適用すると、主要なFXのセッションごとに、自動的にチャートの背景色を塗ったり、縦ラインを引いたりしてくれます。
この画像のチャートでは、茶色はアジアセッション、水色はユーロゾーンセッション、ピンクはUSセッションというかたちで色分けしました。
このように色分けすると、チャートを見て検証するとき、ここはどのセッションというのが一目瞭然なので分かりやすいですね。
設定方法
Code for All 4 Forex Sessions W/ Background の設定の変更方法を解説しましょう。
4つのセッションに設定ができます。
- NYセッション(USセッション)
- オージーセッション
- アジアセッション
- ユーロゾーンセッション
各セッションに対し、
- Opne On :セッション開始時間の縦ライン
- Session On :セッション背景の塗りつぶし
- Close On :セッション終了時間の縦ライン
のオン/オフをチェックボックスで行えます。
また、ラインや塗りつぶしの色の設定は、「スタイル」タブで行えます。
入力タブとスタイルタブは項目の並び順が同じなので、対応する項目の色を設定します。
この手順は動画で見て確認してください。