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ホーム » FX為替チャート » テクニカル分析 » 上昇ウェッジと下降ウェッジ チャートパターンを極める

上昇ウェッジと下降ウェッジ チャートパターンを極める

By サンチャゴ | 更新日 2014年12月28日

このページではウェッジというチャートパターンを、FX初心者でもわかるように詳しく解説します。
ウェッジパターンはFXのチャート分析でよく使うので是非このページでマスターしてください。
ウェッジパターンは反転のパターンとしても、トレンド継続のパターンとしても使えます。

ウェッジパターンが発生するまでの値動き、レジスタンスラインやサポートラインとの位置関係により意味合いが異なるので注意が必要です。

上昇ウェッジ

上昇トレンドの終盤で出る

上昇ウェッジ

下降トレンド中の戻しの動きにおける

上昇ウェッジ

上昇ウェッジ上昇ウェッジ

最後の力を振り絞りながら上昇し、やがて失速するタイプのパターンです。

上昇トレンドの終盤にレジスタンスライン付近で出たら反転のパターンとして使います。
一方、下降トレンド中の戻しの値動きのなかで出たらトレンド継続のパターンとして使います。

高値も安値も切り上げながら上昇するのですが、高値の切り上げ幅が小さいのが特徴です。
このパターンが形成されるとき、買い手の努力が実らない雰囲気が伝わってくると思います。

「高値を抜けたら買い」というタイプのトレーダーがぜんぜん利食いできずにストレスを抱えています。

この状態で下のトレンドラインを下抜けしたらどうなるでしょうか?
買い手のロスカットで勢いよく下げそうですよね。

私の大好きなダウントレンド中のウェッジパターンのチャートを見てもらいましょう。

ダウントレンド中のウェッジ

買い手が何度も上方向へのブレークアウトを試しますが全て失敗に終わります。
その後で起きる下方向へのブレークアウトは買い手のロスカットを巻き込むので、ダウントレンドの継続がスタートするには絶好のキッカケになります。

利食いはウェッジパターンの幅だけ取るのが一般的な考え方です。
しかしこのように高さの低いウェッジの場合はもう少し値幅を狙う方が良いでしょう。
この場合だと、1つ前の下落と同じぐらい下げたところで利食いするのが良いと思います。

下降ウェッジ

ダウントレンドの終盤に出る

下降ウェッジ

上昇トレンドの押し目で出る

下降ウェッジ

 下降ウェッジ 下降ウェッジ

売り手が頑張って売るけれどなかなか下げずに力尽きるパターンです。

下降トレンドの終盤で下降ウェッジパターンが出た場合には反転のパターンになります。
上昇トレンドの押し目でウェッジパターンが出た場合には、上昇トレンドの継続パターンとなります。

下降ウェッジパターンでは、高値と安値を切り下げますが、安値の切り下げ幅の方が浅くなります。

売り手が下方向へのブレークアウトを狙いますが、全然利食いできずにストレスを抱えています。
その状態で上方向へのブレークアウトが起きれば売り手のロスカットを巻き込んで急激な上昇が期待できます。

ここでは下降トレンドがしばらく続いた後の反転ウェッジパターンの例を見てみましょう。

反転の下降ウェッジ

反転のウェッジパターンは慎重に行く必要があります。

  • そこがサポートラインであること
  • ブレークアウトでエントリーした売り手がストレスを抱えているか?
  • パターンができた後に下の時間軸チャートでローリスクなエントリーシグナルを待ってエントリーすること

この3点に注意してトレードすると良いでしょう。
先程のチャートの場合だと、いったん上にブレークアウトした後、押し目を待って下の時間軸のプライスアクションパターンでエントリーするのが上手いやり方です。

ウェッジのチャートパターン まとめ

ウェッジパターンには上昇ウェッジと下降ウェッジがある

上昇トレンドの終盤に上昇ウェッジが出た場合には反転シグナル。
下降トレンド中の戻しの値動きが上昇ウェッジなれば下降トレンドの継続パターン。

下降トレンドの終盤に下降ウェッジが出た場合には反転シグナル。
上昇トレンド中の押し目の値動きが下降ウェッジになれば上昇トレンド継続のパターン。

売りか買い、どちら側のブレークアウトトレーダーがより大きなストレスを抱えているか?
を考えてトレードすると、ウェッジパターンを上手くトレードできる。

反転狙いのウェッジパターンは特に慎重にトレードすること。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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Filed Under: FX為替チャート, テクニカル分析 Tagged With: FX, ウェッジパターン, チャート

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専業投資家。トレード対象はFXと株。スタイルはややゆったり目のスイングトレード。現在トレードのセミオートマ化に取り組んでいます。相場環境の認識と方向性の決定は人間が行い、エントリーシグナルを待つチャート監視にはシステムにさせるのが理想と考えます。

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