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ホーム » FX為替チャート » テクニカル分析 » 初心者でもわかる!ストキャスティクスでFXチャートを攻略する方法

初心者でもわかる!ストキャスティクスでFXチャートを攻略する方法

By サンチャゴ | 更新日 2014年12月17日

ストキャスティクスもFXのチャート分析でよく使われるシンプルなテクニカル指標です。
ストキャスティクスはダイバージェンスを分析したり、移動平均線など他のテクニカル指標と組み合わせることで、その真の威力を発揮します。この記事ではストキャスティクスの使い方をFX初心者でもわかるように解説します。

目次

  • ストキャスティクスとは
  • ストキャスティクスの注意点
  • ストキャスティクスのだましを回避するための方法
    • ストキャスティクスと移動平均の併用
    • ダイバージェンスをトレードする
    • ローソク足のプライスアクションシグナルでエントリーする
  • ストキャスティクス まとめ

ストキャスティクスとは

ストキャスティクスはチャートの過熱感を把握するためのテクニカル指標です。

ストキャスティクス

ストキャスティクスは相場の「買われ過ぎ」と「売られ過ぎ」を知らせてくれます。2本のラインはMACDなどと同じで、早く動くラインと遅く動くラインの2本になっています。

ストキャスティクスは0から100の数値の間で動きます。
ストキャスティクスのラインがが20以下になると売られ過ぎ、
ストキャスティクスのラインが80以上になると買われ過ぎと判断するのが一般的です。

売買の判断としては、20以下で買いを狙い、80以上で売りを狙います。

20以下で速く動くラインが遅く動くラインを下から上に抜けたら買い、
80以上で早く動くラインが遅く動くラインを上から下に抜けたら空売り
とする方法もあります。移動平均線のゴールデンクロス/デッドクロスと似た考え方です。

ストキャスティクスはチャートが上昇して買われ過ぎになったら売り、チャートが下落して売られ過ぎになったら買いという逆張りトレードに使うテクニカルといえます。

相場環境さえ間違えなければ、ストキャスティクスを使った逆張りトレードは非常に高勝率です。

ストキャスティクスの注意点

ただし、注意が必要です。

ストキャスティクスは買われ過ぎ、売られ過ぎの逆張りシグナルを出してくれるといっても、トレンドに逆らうシグナルは機能しません。

先程のチャートならレンジ気味の相場なので、買われ過ぎで売りを狙い、売られ過ぎで買いを狙えばそれなりに上手くいっています。

これがトレンド相場になるとそうはいきません。
上昇トレンド中にストキャスティクスが買われ過ぎを示したとしても、そんなことはお構いなしにチャートは上げ続けます。上昇トレンド中だと、ストキャスティクスが買われ過ぎ状態のまま上げていってしまうのです。飼われ過ぎだからといって安易に空売りしたら大けがをします。

買われすぎに張り付くストキャスティクス

こういうことは、「めったにない」ことではなく、「しょっちゅうある」ことです。
ですから、単純にストキャスティクスの買われ過ぎ/売られ過ぎシグナルだけをベースに逆張りトレードしたら、長期的には負けます。

どうすればよいのでしょうか?

いくつか答えがあります。

ストキャスティクスのだましを回避するための方法

ストキャスティクスのだましシグナルを回避する方法は3つあります。

  • 他のテクニカルと併用する
  • ダイバージェンスだけをトレードする
  • ローソク足のプライスアクションでエントリーする

ストキャスティクスと移動平均の併用

まずは他のテクニカルとの併用の例です。
トレンドの方向を判断できるテクニカルと併用することがポイントになります。
イロイロ考えられますが、例えば2本の移動平均線と併用するのは良い方法です。

移動平均線とストキャスティクスを併用

短期の移動平均が長期の移動平均の上にあるときには上昇トレンド中と考えます。
そして上昇トレンド中にはストキャスティクスの売られ過ぎのシグナルだけを使うようにします。
そして上昇トレンド中には買われ過ぎのシグナルは無視します。

そうすることでトレンドに逆らった逆張りをしてしまうことをかなり防げます。
このチャートの例でもストキャスティクスの買われ過ぎで空売りしていたら痛い目に合っているのが分かると思います。

基本的に、上昇トレンド中にストキャスティクスが売られ過ぎのシグナルを発したら買いのチャンスです。
逆に、下降トレンド中にストキャスティクスが買われ過ぎになったら空売りのチャンスです。

ダイバージェンスをトレードする

2つめのダイバージェンスをトレードするについては、ダイバージェンスの記事を参考にしてください。

ローソク足のプライスアクションシグナルでエントリーする

3つ目のローソク足のプライスアクションでエントリーするについてです。

ストキャスティクスが売られ過ぎを示しているという理由で買うにしても、単純にただ買うのではなく、ピンバーや含み線、フクピンバーなどのローソク足のプライスアクションシグナルを待ってエントリーするようにします。

そうすることで、「単純に売られ過ぎだから買う」のに比べ、大幅に勝率が上がります。
もちろん、プライスアクションのシグナルを待っていたがためにエントリーを逃すこともあるでしょう。
しかし、長期的にはプライスアクションを併用したほうが利益が多くなります。

ストキャスティクス まとめ

ストキャスティクスは0から100の間で「買われ過ぎ」、「売られ過ぎ」を判定するのに使う。
ストキャスティクスのラインが20以下になると売られ過ぎ。
ストキャスティクスのラインが80以上を示すと買われ過ぎ。

基本的にはストキャスティクスの買われ過ぎでは空売りを狙い、売られ過ぎでは買いを狙う。

但し注意点が…

単純にストキャスティクスを使って逆張りをしていると長期的には勝てない。

そうするか?

  • 他のテクニカルと併用する
  • ダイバージェンスだけをトレードする
  • ローソク足のプライスアクションでエントリーする

以上に気を付けてストキャスティクスを賢く使うと、FXチャート分析の精度は飛躍的にアップするでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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Filed Under: FX為替チャート, テクニカル分析 Tagged With: FX, ストキャスティクス, チャート, 売られ過ぎ, 買われ過ぎ, 逆張り

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専業投資家。トレード対象はFXと株。スタイルはややゆったり目のスイングトレード。現在トレードのセミオートマ化に取り組んでいます。相場環境の認識と方向性の決定は人間が行い、エントリーシグナルを待つチャート監視にはシステムにさせるのが理想と考えます。

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