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日本一即戦力なFXブログ

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ホーム » FX為替チャート » テクニカル分析 » 一目均衡表の使い方 FXチャートを極める

一目均衡表の使い方 FXチャートを極める

By サンチャゴ | 更新日 2014年12月21日

「一目均衡表ってなんかごちゃごちゃしていてわけがわかんない!」

と思っているFXトレーダーの方はけっこう多いのではないでしょうか。

そんな方のために、一目均衡表を私なりの解釈でわかりやすく解説します。

このページを読んで頂ければ、一目均衡表を使ってトレードするための基本的なことが身につくでしょう。

目次

  • 一目均衡表とは
  • 一目均衡表を使ってトレードする方法
    • 先行スパンの使い方
    • 基準線と転換線の使い方
    • 遅行スパンの使い方
  • 一目均衡表を見ているのは日本人だけ
  • 一目均衡表の使い方 まとめ

一目均衡表とは

一目均衡表の特徴は、単独でトレードするために必要な3つのことが全て分かるという点です。3つのこととは…

  • 相場の方向性
  • トレンドの勢い
  • サポートラインとレジスタンスライン

一目均衡表を表示するだけで、トレーダーにとって重要なこの3つの情報を得ることができます。

そもそも、一目均衡表とはどういう意味なんでしょうか。

「一目」とは、「ひと目で分かる」ということでしょう。
「均衡」とは、相場の均衡を表すのでしょうか。
「表」とはチャートのことでしょう。

ということは、一目均衡表を分かりやすい言葉に直すと

「ひと目で相場の均衡状態を見極めることができるチャート」

ということです。
なるほど、良く考えてつけられた名前です。
まさにその通りのテクニカル指標ですから。

「3つのことが一気に分かるって言われても、よくわかんないよ!」
と思っているでしょう。

チャートを見ていただければ分かりやすいです。

一目均衡表1

あれ、見てもわかんないですね(笑)
なにやらたくさんラインがごちゃごちゃしています。

まずは一つ一つのラインの意味を解説させてください。
計算の方法とかを覚える必要はないので、「そういうことなんだな」という感じでサラッと流し読みしてください。

基準線
青のラインです。過去26本のローソク足の最高値と最安値の真ん中の値のラインです。その名の通り、一目均衡表の基本となるラインです。
転換線
赤のラインです。過去9本のローソク足の最高値と最安値の真ん中の値のラインです。
遅行スパン
緑のラインです。遅行スパンは、その名の通り、遅れて表示されるラインです。最新のローソク足の終値を、ローソク足26本分の幅だけ左にずらした位置に点を打ち、その点を結んだラインです。
先行スパン1
先行スパンはその名の通り、前にずらして表示するラインです。茶色のラインが先行スパン1です。基準線と転換線の真ん中の値をローソク足26本分の幅だけ右にずらした位置に点を打ち、それを結んだラインです。
先行スパン2
黄緑のラインです。過去52本のローソク足の最高値と最安値の真ん中の値を、ローソク足26本分の幅だけ右にずらした位置に点を打ち、その点を結んだラインです。

以上が一目均衡表の各ラインの解説です。
一つ一つのラインの計算方法を覚える必要は全くありません。
大切なのは、これらのラインを使ってどうトレードするかです。

一目均衡表を使ってトレードする方法

先行スパンの使い方

まずは先行スパンから行きましょう。
価格が先行スパンの上で推移している場合は、上にある方の先行スパンが最初のサポートラインの役割を担います。
また、下にある方の先行スパンは2つめのサポートラインの役割です。
上にある方の先行スパンが第一の砦、下にある方が第2の砦といったところです。

ローソク足が先行スパンの2本のラインの下で推移している場合はその逆です。
下にある方の先行スパンが最初のレジスタンスとして機能し、上にある方の先行スパンが2つめのレジスタンスラインとして機能します。

2本の先行スパンに挟まれたエリアが点線で塗りつぶされていますが、このエリアのことを「雲」と呼びます。
「雲」はローソク足の位置との関係でサポートエリアになったりレジスタンスエリアになったりするということです。

基準線と転換線の使い方

基準線と転換線は未来のトレンド方向の予測に使います。

基準線と転換線は、短期と長期の2本の移動平均線と同じような使い方をします。
基準線が長期の移動平均線のような役割を、転換線が短期の移動平均線のような役割を担います。

基準線の傾きはトレンドの方向を示します。
基準線が右肩下がりに傾いているときは下降トレンド
右肩上がりに傾いている場合は上昇トレンド
横ばいのばあいはレンジ相場になることを示します。

基準線よりも転換線が上にあるときは上昇トレンド
基準線よりも転換線が下にある場合には下降トレンドであることを示します。

遅行スパンの使い方

遅行スパンはトレンド転換のシグナルとして使います。

遅行スパンがローソク足を下から上に抜けてくる場合には、下降トレンドから上昇トレンドへの転換を示唆します。

遅行スパンがローソク足を上から下に抜ける場合には、上昇トレンドから下降トレンドへの転換を示唆します。

一目均衡表を見ているのは日本人だけ

一目均衡表を見ているのは、ほぼ日本人だけです。

ということは、一目均衡表は日本人が多く参加している市場でうまくいくテクニカルだと言ってよいでしょう。

自分以外の人がほとんど見ていないテクニカル、サポートライン/レジスタンスラインなどあまり意味がありません。多くの人が意識しているからこそ、ラインやテクニカルが意味を持つのです。

一目均衡表を使ってFXをトレードするなら、日本人が多く参加するドル円だけにしておくほうが良さそうです。

一目均衡表の使い方 まとめ

一目均衡表の特徴は、たった一つのテクニカルで、トレードするために必要な3つのことが全て分かるという点です。3つのこととは…

  • 相場の方向性
  • トレンドの勢い
  • サポートラインとレジスタンスライン

基準線と転換線の位置関係でトレンドの方向性を判断できます。
基準線の傾斜の強さでトレンドの勢いを知ることができます。
先行スパンがサポートライン、レジスタンスラインのとしての役割を担います。

一目均衡表が上手くいくのはドル円(USD/JPY)だけだと言われています。
一目均衡表を見ているのは日本人だけだからです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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Filed Under: FX為替チャート, テクニカル分析 Tagged With: FX, チャート, 一目均衡表

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専業投資家。トレード対象はFXと株。スタイルはややゆったり目のスイングトレード。現在トレードのセミオートマ化に取り組んでいます。相場環境の認識と方向性の決定は人間が行い、エントリーシグナルを待つチャート監視にはシステムにさせるのが理想と考えます。

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