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日本一即戦力なFXブログ

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ホーム » FXとは » 勝ち組は実践している!FXの勝率を上げる一番確実な方法

勝ち組は実践している!FXの勝率を上げる一番確実な方法

By サンチャゴ | 更新日 2015年3月7日

トレードの勝率を上げるために誰にでも効果のある確実な方法のお話です。

FXトレーダーが勝率を上げるにはどうすればよいでしょう?

1つはトレードするエントリーを厳選することです。とくに「他のトレーダーが罠にかかってロスカットになるポイント」を重点的に攻めることで勝率を上げることができます。

しかし、それ意外にもっと手っ取り早い方法もあります。自分の現状を詳しく分析し、今の自分では勝てていないトレードを排除してしまう方法です。

目次

  • 大切なのは勝率だけじゃない
  • トレードの勝率はどのぐらいを目指すのがよいのか?
  • 自分の現状を把握するのが勝ち組になる最短ルート
  • FXの勝率を上げるには まとめ

大切なのは勝率だけじゃない

勝率

FXのトレーダーはどれぐらいの勝率を目標にすればよいのでしょうか?

これはとても良くある質問だと思います。

しかし、勝率だけを考えてもあまり意味がありません。

本当は勝率だけではなく、損益比率も一緒に考慮しないと意味の無い質問になってしまいます。なぜかというと、あなたのトレードが勝てるかどうかの数値である「期待値」は勝率と損益比率の両方によって決まるからです。

損益比率とは、勝ちトレードの平均金額を負けトレードの平均金額で割った数字です。
勝ちトレードの平均金額が15000円で、負けトレードの平均金額が10000円なら、損益比率は1.5となります。

あなたがトレードで勝てるかどうかは、勝率だけで決まるわけではないということを知っておいてください。

勝率と損益比率が大切だということですが、じゃ、それぐらいの勝率と損益比率を目標にしたらいいの?と思いますよね。

あなたがシステムトレーダーなら、その答えは簡単です。バックテストと同じぐらいの勝率、損益比率を目標にしてトレードするだけです。

しかし、裁量トレーダーにとってはそう簡単なことではありません。
裁量トレードにおいては、戦略そのものの勝率、損益比率だけでなく、あなた自身の相場観やトレーダーとしての成熟度も大きく影響してくるからです。

要するに、戦略そのものの成績と、あなたの相場観の成績が組み合わさり、最終的な勝率と損益比率になるということです。

裁量トレードの教材がいろいろと売っていますよね。
その中には「勝率80%の手法!」など、高い勝率を売りにしているものがあるかもしれません。しかし正直な人なら、そのようなことは口が裂けても言えません。

生徒一人一人の相場観やトレーダーとしての成熟度が分からなければ、最終的な勝率がどれくらいになるかは決して分からないからです。

FXの初心者に対して本当に正直になるなら、こう言うべきです。

「たいていの場合は勝てないでしょう。マイナスになると思います。なぜなら、戦略の優位性で勝てる分を、相場観が足りない分のマイナスで帳消しにして、トータルでは負けてしまうからです。」

こんなことを言っては教材が売れなくなってしまうでしょうから、あまり言う人はいませんが、それが真実です。

それと同じ理由で、他の人の成績と自分の成績を比べるのも意味の無いことです。

他のトレーダーがあるトレード手法を使って勝てているとします。勝率は60%で、損益比率は1.5という素晴らしい成績です。

その人と同じトレード手法でトレードしたら、別の人も全く同じ成績になるのでしょうか?

そんなことはあり得ません。

勝てているトレーダーはトレード手法の優位性だけで勝てているのではなく、その人の「トレード手法を実行する能力」や「相場観」といった、トレーダーとしてトータルの成熟度が高いから勝てているのです。


あなたにとって重要なことは、あなた自身の勝率と損益比率の現状を把握し、分析し、少しずつでも上達していく事です。

自分の成績の詳細をしっかりと把握し、現状を受け入れ、すこしずつその成績を改善していく。それだけです。

勝率を上げる、というか、安定して勝てるトレーダーになるためのプロセスはこうです。

トレード手法を覚えてトレードする
↓
勝率や損益比率などの成績を詳細に分析する
↓
改善策を考える

このプロセスを地道に何度も繰り返していけば、かならず上達していけます。人の成績など気にせず、自分自身に目を向けて地道にやれる人が成功するのです。

トレードの勝率や損益比率はトレード手法だけに因果するのではなく、トレード上達のためのプロセスを繰り返すことでのみ得られるトレーダーとしての成熟度に大きな影響を受けます。

勝てるトレード手法を教えてくれる教材や講座は存在します。しかしどんな教材を使って勉強したとしても、上達のためのプロセスを経ることなしに勝てるわけではありません。

トレードの勝率はどのぐらいを目指すのがよいのか?

自分の現状をしっかりと把握し、分析ができている人なら、勝率の目標は前よりも少し良くすることです。

有名ブロガーが「80%の勝率です」と言っているから、自分も80%の勝率を目指すというのはナンセンスです。

それに、戦略のタイプによって目指すべき勝率は変わってきます。

強いトレンドが出ているのを確認し、かなり遅れてエントリーするタイプのトレーダーの場合は勝率は高くなり、65%ぐらい狙えます。そのかわり、高い損益レシオは望めません。ロスカット幅が広くなり、取れる値幅が狭くなるからです。

一方で、逆張りで大底や天井を捉えようとするトレーダーの場合は勝率は低く、40%程度ですが、損益レシオが高くなるはずです。ロスカット幅が狭く、うまくいった時に取れる値幅が広いからです。
(上記の傾向は一概には言えませんが…)

ですから、勝率何パーセントを目指すべき!
というのは言えないのです。

それよりも、自分の現状を詳細に把握し、少しずつ上達しようとすればよいと思います。

自分の現状を把握するのが勝ち組になる最短ルート

勝率を上げる最短ルート

自分の勝率や損益比率の詳細を把握するには、詳細なトレード日誌をつける必要があります。エクセルを使えばトレード日誌を効率的に記録、集計、分析することができます。

勝つためのトレード日誌をつけるには、ただ単に勝った負けたを書くだけでは不十分です。

一回一回のトレードが、

  • どのトレード手法だったか?
  • どの通貨ペアだったか?
  • どの時間帯だったか?
  • どの曜日だったか?

など、自分が後から分析したい項目を全て記録すべきです。
面倒だと思うかもしれませんが、エクセルを使うとそれほどでもありません。

トレード日誌を後から詳細に分析できると次のようなメリットがあります。

  • 改善すべきポイントが明確になる
  • なにかがおかしい場合に気づくことができる

1週間に一度や、月に一度、自分のトレード成績の詳細を分析します。するといろんなことが見えてきます。

例えば、トレードした時間帯のデータから、夜中の12時以降のトレードで大きく負け越していることが分かったとします。

その時間帯に負けている理由を突き止めて改善しようとすることもできますが、単純にその時間帯のトレードを止めるという選択肢を選ぶこともできます。

長期間分析していると、自分のトレードについて、いろんな弱点が見えてきます。

そしてその負けている原因は、気づきさえすれば案外簡単に解決できることが驚くほど多いです。

勝てないトレーダーは新しい手法を探してばかりいるかもしれません。

それよりも、自分自身に目を向ければ、成績を上げるのは案外簡単です。大きく負けていているエントリーを排除すればよいのです。

記事のタイトルにもある、「勝率を上げる」という目的ですが、勝率を下げる原因となっているエントリーを排除すればすぐにでも実現できます。

トレード日誌をつけて分析するにはある程度の手間がかかります。しかし、勝てていない人が勝てる手法を探してさまよい続けるよりもずっと簡単で、確実な方法です。

是非、本格的にトレード日誌をつけ、そしてその分析に取り組んでみてください。

それが、勝率を上げるための一番確実な方法です。

FXの勝率を上げるには まとめ

FXで安定して勝てるかどうかは、勝率だけの問題ではない。

勝率と損益比率の両方が大切。

裁量トレーダーの場合、トレード手法の良し悪しだけが勝率と損益比率を決めるわけではない。

個人個人の相場観や「トレード手法を実践する能力」といった、トレーダーとしての成熟度が大きく影響する。

トレード手法のタイプによって目指すべき勝率はちがう。
順張りは高勝率で損益比率は低くなる傾向。
逆張りは低勝率で損益比率が高くなる傾向。

勝率を上げるには、エントリーを厳選することが有効だが、それ以外にも有効な方法がある。それは…

詳細なトレード日誌をつけ

トレード → 分析 → 改善

のプロセスを繰り返し、負けているエントリーを排除していくこと。

トレード手法自体を抜本的に変えなくても、負けているエントリーを排除することで成績を大きく改善することが可能。

長期的に勝てているトレーダーは必ずといってもよいほど、このプロセスを重視している。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

このブログはFXや投資のかなり深い内容をお伝えしていますので、一通り読んでいただければ、相当な力がつきます。

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専業投資家。トレード対象はFXと株。スタイルはややゆったり目のスイングトレード。現在トレードのセミオートマ化に取り組んでいます。相場環境の認識と方向性の決定は人間が行い、エントリーシグナルを待つチャート監視にはシステムにさせるのが理想と考えます。

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