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日本一即戦力なFXブログ

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ホーム » ファンダメンタル » 重要な経済指標はこれ!ファンダメンタルFXトレーダー必見!

重要な経済指標はこれ!ファンダメンタルFXトレーダー必見!

By サンチャゴ | 更新日 2019年7月14日

経済指標のカレンダーを見ると、様々な経済指標が並んでいますが、どれを見てよいのか分からない!と思っていませんか?FXのトレーダーにとって、経済指標ほど重要なものはありません。全てのFXトレーダーが注目すべき経済指標をまとめました。

目次

  • 経済指標
  • 最も重要な経済指標
    • 各国中央銀行の会合(FOMCや金融政策決定会合)
    • 失業率と個人消費
    • ISMやPMIのレポート
    • 消費者信頼感指数(CCI)
    • 住宅関連データ
    • インフレ
    • GDP
    • 貿易収支
  • 米国の注目すべき経済指標
  • ユーロ圏の注目すべき経済指標
  • 英国の注目すべき経済指標
  • オーストラリアの注目すべき経済指標
  • ニュージーランドの注目すべき経済指標
  • カナダの注目すべき経済指標
  • 日本とスイスの経済指標
    • 日本の経済指標
    • スイスの重要な経済指標
  • 経済指標をどこで見れる?
  • 経済指標の大きな値動きを取るFXトレード手法 完全版

経済指標

毎日、何らかの経済指標が発表され、その日の値動きに大きな影響を与えます。

いくつも経済指標が発表されますが、どれも同じように重要なわけではありません。全ての経済指標が同じように重要なのではなく、ある経済指標は他の経済指標よりも重要です。

FXでは、通貨ペアをトレードします。「ペア」ですから、2つの通貨の関係をトレードするということです。ですから、1つの通貨ペアをトレードするとしても、最低2つの国の経済指標に影響を受けます。

EUR/USDをトレードするなら、ユーロ圏と米国の両方の経済指標の発表に大きく影響を受けます。良い言い方をすると、2つの国の経済指標の両方でトレードチャンスがある、ということが言えます。

経済指標は、FXや株などを大きく動かすエンジンのようなものです。

テクニカル分析のトレーダーの常識として、経済指標発表時にトレードするのはリスクが高いから避けるべきというのがあります。

それは、その通りです。経済指標が発表される前後数分は極端にボラティリティ―が上がり、スプレッドが開くからです。ボラティリティ―とは、値動きの激しさのことです。

とくに、経済指標の結果が市場予測と違っていた場合、ものすごい値動きになることがあります。

しかし、そのボラティリティーの増加やスプレッドの開きに対応し、経済指標時にトレードする方法はあります。経済指標を専門にトレードしているFXトレーダーもいます。

経済指標が発表されたあと、最初の値動きは見送り、値動きが少し落ち着いて、スプレッドが狭まったところでエントリーを狙うのが一つの方法です。

また、経済指標が発表される前に先回りしてエントリーしておき、経済指標への最初のリアクションの値動き自体を取ろうとする方法もあります。市場予測が外れることを予測し、先回りしてエントリーしておくような手法です。

最も重要な経済指標

経済指標を利用して稼ぐ方法を考える前に、どんな経済指標が最もFXを大きく動かすのかを知っておきましょう。そこで、最もFXを動かす経済指標をピックアップしました。

このすべてをトレードすべき、というわけではないのですが、もっともFXを動かすのはこの9こです。

  • 各国中央銀行の会合(FOMCや金融政策決定会合)
  • 失業率
  • 個人消費の指標
  • ISMやPMIのレポート
  • 消費者信頼感指数(CCI)
  • 住宅データ
  • インフレ
  • GDP
  • 貿易収支

各国中央銀行の会合(FOMCや金融政策決定会合)

各国中央銀行の会合、具体的には米国のFOMCや日本の金融政策決定会合がそうなのですが、これらはFXの値動きにとてつもなく大きな影響を及ぼします。

なぜ重要なのか?

FXの動きは各国の金利差の要因が大きいです。その金利を決定するのが中央銀行の会合。だからFOMCではFXが大きく動くのです。

これら中央銀行の意思決定を予測するのは難しく、その瞬間のボラティリティ―はとても大きいので、予測して先回りしてエントリーするような手法は難しいと思います。

FOMCの影響で出た値動きがいったん落ち着いたあと、次の動きを取りに行く方が良いでしょう。

失業率と個人消費

中央銀行の会合以外にも、FXの大きな値動きを起こす重要な経済指標があります。雇用統計、個人消費に関する指標、ISM/PMIレポートです。これらの経済指標においてもFXのボラティリティ―が大きくなります。

雇用統計が重要なのは、考えてみればわかります。雇用が減るということは、仕事が無いということであり、仕事が無いのであれば、お金が無いということで、消費が冷え込みます。

ですから、雇用が増えているかどうかを示す指標は、経済の先行きを占う先行指標となり得ます。雇用が増えているなら、経済成長が予測でき、減っているなら、景気後退が予測できます。

雇用が増えた結果として起きてほしいのが、個人消費の増加です。雇用が増えても、個人消費が増えなければ経済成長はありません。

ISMやPMIのレポート

ISM/PMIは、サービス業や製造業の調子が良いか悪いかについて、一番最初に反応する、先行指標です。ISMはサービス業、PMIは製造業の担当者たちへ、「調子はどうですか?」というアンケートをとった、その結果をまとめた経済指標です。実際の結果が出る前の、アンケート結果ということで、先行指標になるのです。

消費者信頼感指数(CCI)

消費者信頼感指数(CCI)は、消費者のマインドを調査した結果です。消費者のマインドは重要ですが、経済指標というよりは、センチメント(雰囲気)の分析のような感じだと思います。

住宅関連データ

住宅データは、一般的にはあまりボラティリティ―が出ません。ですから、住宅データの市場予測が大きく外れた時だけを狙うようにすると良いと思います。

インフレ

インフレのデータは指標トレードの対象になります。特に、その国の中央銀行が、インフレの目標値を掲げている場合はなおさらです。米国はインフレの目標値を持たないですが、英国やユーロ圏はインフレの目標値を掲げています。インフレ率の目標を100%達成できているわけではないですが、米国に比べて、英国やユーロ圏のほうが、インフレのデータに敏感に反応するということは言えると思います。

GDP

GDPも重要です。GDPのデータは、「速報値」、「改定値」、「確報値」などと、3回発表されます。このうち、最初の「速報値」が最も重要で、FXもそれにもっとも良く反応します。指標トレードをするなら、「速報値」を見るようにしましょう。

貿易収支

貿易収支は、輸出主導型経済の国にとって、とても重要です。米国や英国は輸入国なので重要度は落ちますが、日本などの輸出国にとっては重要です。

米国の注目すべき経済指標

アメリカ合衆国

雇用統計Non-Farm Payrolls
個人消費の指標Retail Sales
ISM米・ISM製造業景況指数
米・ISM非製造業景況指数
インフレ消費者物価指数(Consumer Price Index(CPI))
生産者物価指数(Producer Price Index(PPI))
GDPAdvance GDP
貿易収支Trade Balance
消費者信頼感指数Prelim UoM Consumer Sentiment
Consumer Confidence
中央銀行の会合FOMC Statement
FOMC Meeting Minutes

ユーロ圏の注目すべき経済指標

ユーロ

ユーロ圏には17の国がありますが、基本的にはドイツの経済指標に注目します。ユーロ圏全体の経済指標以外では、ドイツの経済指標が一番FX相場に影響があります。理由は、ドイツがユーロ圏で一番大きな経済大国だからです。

雇用統計German Unemployment Change
個人消費の指標German Retail Sales
PMIPMI
インフレGerman Prelim CPI
GDPGerman Prelim GDP
貿易収支German Trade Balance
消費者信頼感指数German ZEW Economic Sentiment
German Ifo Business Climate
中央銀行の会合ECB の会合

英国の注目すべき経済指標

英国
英国の経済指標で特徴的なのは、雇用統計の呼び名が、「Claimant Count Change」という、分かりにく呼び方であることです。これは失業率と同じような意味合いで、その数値が大きければ、失業している人が多いということです。

雇用統計Claimant Count Change
個人消費の指標Retail Sales
PMIManufacturing PMI
Construction PMI
Services PMI
インフレCPI
GDPPrelim GDP
貿易収支Trade Balance
消費者信頼感指数GfK Consumer Confidence
中央銀行の会合BoE の会合など

オーストラリアの注目すべき経済指標

豪ドル
オーストラリアの経済指標の特徴的なのは、雇用統計が、パートタイムとフルタイムで分かれているところです。全体的には雇用が増えていても、パートタイムが増えていて、フルタイムの雇用が増えていない場合というのも分かるようになっています。

雇用統計Employment Change
個人消費の指標Retail Sales
PMIAIG Manufacturing Index
AIG Services Index
インフレCPI
GDPGDP
貿易収支Trade Balance
消費者信頼感指数Westpac Consumer Sentiment
中央銀行の会合RBA の会合など

ニュージーランドの注目すべき経済指標

ニュージーランド

ニュージーランドは、他の国に比べて、あまり経済指標を発表しません。ニュージーランドの雇用統計の発表は4半期に1度です。
経済指標が出る頻度が少ないだけに、出る時にはよく動くというのがあります。

雇用統計Employment Change
PMIBusiness NZ Manufacturing Index
インフレCPI
GDPGDP
貿易収支Trade Balance
中央銀行の会合RBNZ の会合など

カナダの注目すべき経済指標

雇用統計Claimant Count Change
個人消費の指標Core Retail Sales
PMIIvey PMI
インフレCore CPI
GDPGDP
貿易収支Trade Balance
中央銀行の会合BoC の会合など

日本とスイスの経済指標

日本とスイスの経済指標は、世界的に言うと、あまり重視されていないようです。
日本円やスイスフランが絡む通貨ペアは、どちらかというと、相手通貨の要因で動くことが多いからです。
しかし、以下の経済指標は重要です。

日本の経済指標

日本
日本は輸出国なので、貿易収支が重要です。

PMI短観(全国企業短期経済観測調査)
貿易収支Trade Balance
GDPPrelim GDP
中央銀行の会合日銀の会合など

スイスの重要な経済指標

スイス

スイスで注目すべきなのは、四半期に一度行われる、スイスの中央銀行、SNB(Swiss National Bank)の会合です。

経済指標をどこで見れる?

経済指標を把握しておくことは、FXトレーダーにとってとても重要です。経済指標は、FXのカレンダーサイトで無料で見ることができます。どのカレンダーサイトが良いでしょうか。

まずは、Forex Factory です。
FXFactory

Forex Factoryだけでおおむね完璧なのですが、若干このサイトだけではカバーできない経済指標もあるので、もう2つのサイトを併用します。

DailyFXとFX Streetです。

dailyfx
DailyFX

FXSTREET
FXSTREET

この3つのサイトをカバーすれば、間違いないでしょう。

経済指標の大きな値動きを取るFXトレード手法 完全版

経済指標発表の前に先回りしてエントリーし、指標発表時の大きな値動きそのものを取る賢いトレード手法を解説していますが、知りたい人は他にいませんか?

「経済指標を利用した具体的なFXトレード手法 完全版」です。
経済指標を使った先回りエントリー手法の考え方、具体的にどの経済指標がどの経済指標の先行指標となるのか?などをFX初心者にもわかりやすく解説しています。

サンチャゴのメルマガで配布予定です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

このブログはFXや投資のかなり深い内容をお伝えしていますので、一通り読んでいただければ、相当な力がつきます。

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専業投資家。トレード対象はFXと株。スタイルはややゆったり目のスイングトレード。現在トレードのセミオートマ化に取り組んでいます。相場環境の認識と方向性の決定は人間が行い、エントリーシグナルを待つチャート監視にはシステムにさせるのが理想と考えます。

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