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経済指標をFXのデイトレードに活かす逆張り手法

By サンチャゴ | 更新日 2015年2月26日

経済指標の発表時のデイトレードは難易度が高いですが、コツを覚えると一瞬で大きな値幅をとれるチャンス相場でもあります。経済指標の時のFXデイトレード手法はいろいろありますが、ここでは逆張りでとる方法を解説します。為替ディーラーはこの逆張り手法で大きな利益を上げていると言われています。

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目次

  • 雇用統計などの発表時にはボラティリティ―が上がる
  • 経済指標のまえに出ていたトレンドに注意する
  • 雇用統計発表時の逆張り手法
  • 経済指標発表時はデイトレードを休むのも最善の策の一つ
  • 経済指標発表時のデイトレード手法 まとめ

雇用統計などの発表時にはボラティリティ―が上がる

雇用統計などの経済指標の発表時にはボラティリティ―が上がります。ほんの数分の間に50pips~100pips程度動きます。

どっちに動くのかあらかじめ分かっていたら最高ですが、そうはいきません。初動がどっちに動くのか?そしてそれは継続するのか?それは誰にもわかりません。

雇用統計の時の値動きはあまりに激しいので、下手なデイトレーダーは最悪のエントリーを繰り返えしてズタズタにされてしまいます。綺麗なトレンドが出るというよりは、上下に激しく行ったり来たりする値動きになることが多いからです。

順張りもうまくいかないし、逆張りも中途半端だとロスカットになったところで反転するような相場になることが多いのです。

経済指標のまえに出ていたトレンドに注意する

たった1つの経済指標の発表がトレンドをひっくり返すことは少ないです。

雇用統計の数字が市場予想よりも悪かったとすると、EUR/USDが値上がりする方向に力が加わります。(雇用統計の数値が悪いと米ドルが売られてユーロが買われ、EUR/USDが上がる)

しかし、雇用統計の数値が若干予想よりも悪かったという程度なら、指標発表前にEUR/USDで出ていた明確なダウントレンドをひっくり返すことはおそらくないです。ですから、雇用統計の数値が市場予想よりも若干悪かった場合、最初の値動きに逆張りするのは期待値の高い戦略になります。

明確なトレンドをひっくり返せるのは、大勢の予想を裏切るような以外な数値が発表された時や、連続していくつも悪い/良い経済指標が発表されたような場合だけだと思っています。

そもそも、相場を動かせるほどの大口は経済指標の発表前からその数値をかなり正確に予測できているはずなので、発表の瞬間に状況が一気に変わるということは稀なのだと思います。

どちらかというと、状況が変わったように見せかけて大きな値動きを作り、上と下に溜まっているストップ注文を狩ってから本来のトレンド方向に動き出す。それが経済指標の数値が予想とそれほど違わなかった場合に最もありがちな値動きです。

雇用統計発表時の逆張り手法

例えば、EUR/USDが日足や4時間足で明確なダウントレンドの時に雇用統計など経済指標の発表を待っているとします。

雇用統計の発表前には5分足などの日中足ではレンジ相場になることがほとんどです。そしてそのレンジの上と下にストップ注文が溜まります。

経済指標とレンジとストップ注文

明確なダウントレンドをひっくり返すには、とんでもなく予想に反して良い数値が出ないといけません。しかし雇用統計の数値は予想よりもちょっと悪い程度だったとします。

雇用統計
が予想よりも悪い数値だと、EUR/USDの初動は上げることが多いです。ドルが売られてユーロが買われるからです。しかし数値がちょっと悪かった程度なら、その初動の値動きが継続することは少ないです。

レンジの上に溜まったストップを狩りに行くので値動きは急激な上げになります。それなら初動の上げをとればいいではないかと思うかもしれません。しかし経済指標が発表される直前と直後にはスプレッドがかなり開きますので、初動でエントリーするのは難しいのです。

初動の急激な値動きに遅れて順張りでエントリーするのが一番危ないエントリーです。初動はストップ狩りの値動きなので長続きしないことが多いからです。そえではどうすればよいのでしょうか。

上手いやり方があります。ストップ注文の入っている位置を予想しておき、その価格帯を超えたあたりで逆張りするのです。レンジの上にあったストップを狩ったら急激に落ちてくることが多いからです。そして少なくともレンジの下にあるストップも狩りにいきます。そして多くの場合、元々のダウントレンドが再開します。トレンドが再開しないにしても、少なくとも下に溜まったストップも狩られる確率はかなり高いので、期待値の高いエントリーになります。

経済指標発表時のトレード

  • 経済指標発表時の初動に遅れて順張りするのはNG
  • それよりもストップ狩りが終わった辺りで逆張りを狙うべき

私は長年FXをやっていますが、これは確実に言えることです。肝に銘じておいてください。

経済指標発表時はデイトレードを休むのも最善の策の一つ

経済指標の発表時にはとにかく値動きが速いので初心者にとっては難易度が高いトレードになります。
ですから、経済指標発表の日はデイトレードを休むのも一つの方法です。それが最善の策かもしれません。

このページで紹介したような戦略に徹し、感情に流されたトレードをやらないようにすれば、経済指標時にも勝てる見込みがありますが、自分の経験と実力を見極めて保守的な考え方で挑戦することをおすすめします。

保守的にというのは具体的にはポジションサイズを普段の半分以下にするようなことです。

経済指標発表時のデイトレード手法 まとめ

経済指標発表時にはボラティリティ―が上がるのでデイトレードの難易度が上がる。
初心者は避けて通るのが無難。トレードするにしても、ポジションサイズを小さくして参戦するべき。

経済指標発表直後の初動の値動きはストップ狩りであることが多い。
特にその動きが大筋のトレンドに逆らう方向に出ている、そして経済指標の数値がおおよその予想通りなら、その初動はストップ狩りの可能性が高い。

ストップが入っているエリアを特定し、そのエリアを少し超えたあたりで逆張りするのが最も期待値の高い戦略。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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Filed Under: デイトレード Tagged With: デイトレード, 経済指標, 逆張り

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専業投資家。トレード対象はFXと株。スタイルはややゆったり目のスイングトレード。現在トレードのセミオートマ化に取り組んでいます。相場環境の認識と方向性の決定は人間が行い、エントリーシグナルを待つチャート監視にはシステムにさせるのが理想と考えます。

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