自分のトレードに責任を持つ

あなたにトレーダー友達がいるなら、こう聞いてみてください。

「トレーダーとして、自分の行動に１００％責任を持ててる？トレードの結果に１００％責任を持てる？」

きっとその答えは「もちろん！」でしょう。みんなそう答えるはずです。

でも実際は…
トレードにおいて、自分の行動や、結果に１００％責任を持てる人はとても少ないです。

全自動のトレードシステムや、テクニカル指標が発するシグナルを鵜呑みにするだけのトレード手法に人気が集まっています。それは、そういう手法が人間に変わって意思決定してくれるからです。

そのようなトレーダーは自分で意思決定をしないので、その結果に責任を持ちません。もちろん、自分の口座でトレードしているのだから、負けたら損をしますが、彼らの心の中では、悪者はダメなトレードシステムであり、自分自身ではありません。

トレードシステムが利益を上げた時には喜んでその手柄を横取りします。「俺が選んだシステムが勝った！」と。
でも負けた時には、「ダメなシステムのせいで負けてしまった！」と責任をシステムに押し付けます。

カリスマトレーダーのブログやシグナル配信を鵜呑みにして猿まねするのも同じです。自分で意思決定しないことで、負けた時の逃げ道を作っているのです。

あなたほ今後、全ての責任を取るという心構えでFXのトレードに挑んでください。
全ての結果は、自分の意思決定と自分の行動によるもので、自分が全ての責任を取る。
そう誓ってください。

相場に対して怒っているトレーダーを良く見かけます。
トレードをしていると、相場が意図的に自分が負けるようにしている、自分に個人攻撃していると感じることがあります。
しかしそんなことはありません。相場は常にニュートラルです。誰の味方でもなく、誰の敵でもありません。

相場で自分に何かが起きたなら、それはあなたの意思決定と行動が原因です。

あなたが相場で勝ったなら、それはあなたの意思決定と行動力が素晴らしかったからです。

あなたが、ロスカットできずに想定外に大きな損失を出したなら、それはあなたがあなたの意思でやったことです。

相場は全ての人にトレードするチャンスを与え続けているだけです。トレードの結果は、あなたの意思決定と行動の結果なのです。

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