FXや株などの相場では買い手の振るい落とし(ストップ狩り)が起きた後に上がり始める。というのがあります。それはどういうことなのでしょうか?サンチャゴのメール講座の読者様からのご質問にお答えします。
読者様からのご質問
こんにちわ。いつも日本一即戦力なFXブログで勉強させてもらっています。
さんちゃごさんの考え方が好きなので、本質のチャートトレード購入しました。
1つわからないことがあるので質問させてください。
質問
近未来のトレンド予測と戦略の、「トレンドが弱まっているなら」の項目に書かれている
8行目(105ページ目)に
『買い手を振い落したりするトラップが起きてから上昇トレンドが再開する』と書かれているのですが
この場合は、買い手ではなくて、売り手ではないかと思いました。
理由は、上昇するなら売り手のストップを狩らないと上昇しないのではないのかと思ったからです。
買い手のストップだと下がってしまうと考えると、どのような考え方をしたらいいのかわからなくなりました。
あと、この場合の振い落しのトラップの考え方というのは、
読者の質問にあった123パターンの下ヒゲ?トラップにハマったトレーダーを狙え!の記事の
考えかたになりますか。
以上、よろしくお願い致します。
サンチャゴからの回答
こんばんは
サンチャゴです。
メール講座や電子書籍をお読みいただきありがとうございます。
ご質問にお答えします。
>『買い手を振い落したりするトラップが起きてから上昇トレンドが再開する』と書かれているのですが
>この場合は、買い手ではなくて、売り手ではないかと思いました。
早く買い過ぎた買い手を振い落した後に上がり始める
という言い方の方が分かりやすかったですね。
多くの一般投資家は、上げ相場の最後の最後で買わされてしまいます。
また、上げ相場が終わった後の下げ始めたところを、押し目と思って買い
そこから下げる中でナンピン買いを続けます。
しかし下落が強待ってくる中でなんとか耐えようとしますが
売りのクライマックスでついには耐えられなくなって投げます。
その投げがあって初めて上げ相場が始まることが多い、ということです。
弱い買い手は振い落しておかないと、少し上がっただけで利食いしてしまうので上がりにくい、
だからまずは弱い買い手を振い落しておかないといけないという昔からある考え方があります。
私の株ブログの出来高分析トレード手法についての記事群を読んでみてください。
参考になると思います。
もちろん、売り手のストップを燃料にして上がるというのはあります。
またそれは別の側面からみた話です。
以上となります。
今後ともよろしくお願いいたします。