4時間足などを使ったFXのスイングトレードをする場合、日をまたいでポジションを保持することが多くなります。私は画面を離れる前に、その時点でのリスクレワード比を注意して見るようにしています。この記事では、無料メール講座の読者様からのご質問にお答えします。
読者様からのご質問
先日ポンド円の急落に飛び乗ってみました。現在50pipsほどの含み益ですが、まだまだ落ちそうな勢いです。
今回のメール講座の内容のリスクリワードにからむ問題かと思いメール差し上げました。
【質問】
長い時間軸(4hや1h)でプライスアクションで取引しているとリスクが30~40pipisと
なることが多く、リワードがさらに大きくなり、なかなか決済に至らずポジションキープと
なってしまいます。
どのように考えたほうがいいでしょうか?
サンチャゴからの回答
ポンド円で含み益とのこと、おめでとうございます。
ご質問の件ですが、
4hのトレードの場合は、ほとんどがスイングトレードになりますので、ポジションをキープすることに何の問題もありません。
寝る前や出かける前など、画面の前を離れる時の注意点ですが、スイングトレードだからといって、エントリーした後はポジションをほったらかしで利食いか損切になるのを待つというのでは良くないと思います。
たとえば、トレードが上手くいき、利食いのポイントにかなり近づいて利食いまで10pipsになったとします。
その段階で、ストップの位置までの値幅が40pipsとなった場合、その瞬間を起点と考えた場合、リスクレワードは1:4と悪くなっています。
そのような場合は、ストップの位置を10pips程度の位置に動かしておくようにしています。
しかしストップを移動するのにちょうどよい位置が見つからない場合もあります。
そんな中途半端な状況で画面の前を離れる必要がある場合には、手動でバサッと利食ってしまうこともあります。
エントリーをした瞬間のリスクレワード比だけでなく、利食いに近づいていく過程でのリスクレワード比の変化も意識するようにしてみてください。
参考になれば幸いです。