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エリオット波動などで大筋のトレンドを読解→プライスアクションEAでセミオートマにトレード。そんなFX手法に興味ある人は読んでください。

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ホーム » FX為替チャート » プライスアクション » ローソク足のプライスアクションで相場環境を見極める方法

ローソク足のプライスアクションで相場環境を見極める方法

By サンチャゴ | 更新日 2019年12月16日

FXのトレードをしようとするとき最初にすることは、ローソク足チャートを見て相場環境を見極めることです。

どんな相場環境にあるのかを知ることで、
エントリーする位置や、ポジションの利食いと損切りの方法を決めることができます。

相場環境によって、
あらかじめ自分が持っているいくつかのエントリー手法のうちどれを使うのか?
どのエグジット戦略を使うのか?
といった重要なことを決めることができるのです。

ざっくりと分けると、2つの相場環境があります。

  1. トレンド相場(上げか下げ、どちらかの方向感をもって推移している)
  2. レンジ相場(方向感が無いままに、上下に動いている)

トレードするのに最適な相場環境は、トレンド相場です。
上昇トレンドか下降トレンド、どちらかの方向感を持っているなら、そのトレンドが終了するまでその方向に乗ればよいだけだからです。
何の理由もなく今出ているトレンドに逆らうようなことは決してしません。

あなたもこんな言葉を聞いたことがあるでしょう。
「トレンドはフレンド(友達)」

ほとんどの人はトレンドに乗ることが重要だと知ってはいるのですが、なかなか実行できずにいます。
それは、トレンドの重要性を理解できていないか、「トレンドについていく」というのがどういうことか理解できていないからです。

目次

  • 今出ているトレンドを見極める
  • 全ての時間軸を独立したものとしてとらえる
  • いつもトレンドが出るわけじゃない
  • 上級者になれば飛び乗るようなエントリーもあり

今出ているトレンドを見極める

今どちらにトレンドが出ているかを見極めるスキルはとても重要です。
多くのトレーダーはトレンドを見極めようとするとき、いろんな種類のテクニカル指標をひっぱり出してきてトレンドを定義しようとしますが、そんな必要はありません。

シンプルなローソク足チャートを開いて、左から右にざっと見てください。

チャートが右肩上がりに上がっていたら、それは上昇トレンドです。
上昇トレンド

チャートが右肩下がりに下がっていたら、それは下降トレンドです。

ダウントレンドチャート

いつもこの画像のように明確なトレンドが出ているわけではありませんが、基本的にはこの考え方でOKです。トレンドを定義するためにカチッとしたルールを決めるよりも、このように見た目でざっくりと判断した方が良い結果になることが多いです。
移動平均線などのテクニカルでトレンドを判断しても良いですが、私はその必要性を感じていません。真っ白な気持ちでチャートをみれば分かりますから。

トレンドを認識し、トレンドに沿って上手くトレードするには相場をじっくりと観察し、忍耐強くエントリーチャンスを待つ必要があります。
トレンドに沿ってトレードするとは、全体的な流れに逆らうのではなく、流れに同調するということです。
ただ、いくらトレンドに同調しているとはいえ、どこでもいいから飛び乗って価格が伸びてくれることを願うようなことはしません。成功する可能性の高いエントリーポイントまで引きつけてエントリーする必要があります。

全ての時間軸を独立したものとしてとらえる

日足が上昇トレンドだからといって、4時間足や1時間足などの日中足で雑に買いを狙うトレーダーが多いです。しかしこれは危険なトレードです。

これはとても重要なことなので必ず覚えておいてください。
全ての時間軸のチャートは、互いに独立したものとして扱わなければなりません。
もしあなたが4時間足でトレードしているのであれば、4時間足を分析し、4時間足のトレンドに沿ってトレードしなければなりません。日足や週足のトレンドに過度に影響されてはいけません。

全てのチャートは独自のトレンドを描いています。同じドル円のチャートでも、週足と4時間足は互いに独立しています。
考えてみてください。一本の週足が形成される間に、30本の4時間足が出ます。一本の週足が出る間に、4時間足ではいくつかの異なるトレンドが形成されてもおかしくありませんよね。

マルチタイムフレーム分析が流行っていますが、上手く利用するのは非常に難しいです。
多くの場合は頭が混乱したり、上位足のトレンドに惑わされて下位足の分析が雑になってしまいがちです。

もっとシンプルな分析で良いのです。
マルチタイムフレーム分析をごちゃごちゃやるくらいなら、自分がトレードする時間軸に出ている明確なトレンドに沿ってトレードする方がよっぽど成功率が高くなります。

シンプルな分析の例は、以下のようなものです。

サポートがレジスタンスになる
このチャートは見るからにダウントレンドですね。

サポートラインだったポイントに価格が戻ってくると、そこが新しくレジスタンスラインとして機能するという原則があります。

そういったポイントでは迷わず空売りを狙い、ダウントレンドに乗ります。

レジスタンスがサポートに

一方こちらは上昇トレンドです。
レジスタンスラインだったポイントがいったん上方向にブレークされると、そこに価格が戻ってきた時に今度はサポートラインとして機能することが多いです。このようなポイントでローソク足の買いパターンが出現したら、迷わず買いエントリーします。

このように、シンプルにトレンドを読み、期待値の高いエントリーポイントでローソク足を読んでエントリーする。
ローソク足のプライスアクション手法とはこのようなトレード手法です。

いつもトレンドが出るわけじゃない

どんな時でも明確なトレンドが出てくれることを期待するというのも大問題です。

よく覚えておいてください。
相場では、トレンド相場の時間より、レンジ相場になっている時間の方が圧倒的に長いのです。
トレンド相場が3に対して、レンジ相場が7といった比率です。
トレンド相場2にレンジ相場8かもしれません。

ですから、なかなかトレンドが出ないとしても、それはごく普通のことです。トレンド相場になることを期待しすぎないように注意してください。

初心者にとって最も稼ぎやすいのは、幼稚園児にでも判断できるくらいに明確なトレンドです。もちろん、それは上級者にとっても同じです。

そういう明確なトレンドが発生しているのを見つけたら、単純にプルバック(押しや戻し)がサポートラインやレジスタンスラインに近づいてくるのを待ってローソク足のパターンを読めばよいだけです。

シンプルに分析し、落ち着いてじっくりと待ち、美味しい状況になったらエントリーする。それがプロフェッショナルの流儀です。

上級者になれば飛び乗るようなエントリーもあり

押しや戻しが出ずに一方的に行ってしまう相場もよくあります。
そういう時には、待っていてはエントリーできません。

上級者になってくれば、そういう勢いのある相場であることを感じ取り、ポジションサイズを調整して飛び乗ることもします。

それには相場のコンテクスト(背景状況)を読み取れる鋭い相場観が必要になります。
初心者のうちは押しや戻しを待ってエントリーすることをお勧めします。

次へ → 短期的なトレンドと長期的なトレンド)
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専業投資家。トレード対象はFXと株。スタイルはややゆったり目のスイングトレード。現在トレードのセミオートマ化に取り組んでいます。相場環境の認識と方向性の決定は人間が行い、エントリーシグナルを待つチャート監視にはシステムにさせるのが理想と考えます。

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