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日本一即戦力なFXブログ

エリオット波動などで大筋のトレンドを読解→プライスアクションEAでセミオートマにトレード。そんなFX手法に興味ある人は読んでください。

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ホーム » FX為替チャート » プライスアクション » 長い時間軸でトレードするのがFXで安定して勝つコツ

長い時間軸でトレードするのがFXで安定して勝つコツ

By サンチャゴ | 更新日 2019年11月16日

プライスアクションという手法でトレードする場合、適切な時間軸を選択することが重要です。

FXのトレードをやり始めると、多くの人はより小さな時間軸でトレードしようとします。
3分足や1分足、ティックチャートでトレードする人もいるでしょう。

小さな時間軸の方がたくさんのトレードチャンスがあり、もっとたくさん稼ぐことができると思っている人も多いと思います。

もちろん、ローソク足のプライスアクションはどんな時間軸でも機能する手法です。
しかしそういう人は、自分の頭が処理できるスピードを理解していません。
目まぐるしく展開する1分足やティックチャートで正しい判断を高速で繰り返せる人はそう多くはありません。

私は株や先物の板読みスキャルピングの腕には自信があります。
しかしFXで1分足チャートを使ってどんな相場環境でも安定して勝てと言われたらちょっと辛いです。ですからほとんどの時間は5分足よりも上の時間軸でトレードしています。

もちろん、1分足などのスキャルピングで勝てている人もいるでしょうから、「1分足で勝つのは不可能だ」と主張したいわけではありません。FXで高速スキャルピングをするのが不利だと言いたいのです。特に初心者にとってはかなり不利になります。

まず、長い時間軸のローソク足の方が、短い時間軸のローソク足よりも信頼できます。
理由は単純に、一本のローソク足を作るためにかかった時間と情報量の差です。

1分足でどんなパターンがでようと、それはほんの60秒で起きたことにすぎません。
しかし日足には24時間分の情報が詰まっています。ですから後者の方が信頼できるのは明らかです。

また、日足や4時間足を使ったトレードはストレスが少ないです。
逆に短い時間軸でのトレードには素早い反応が求められ、それにはストレスが伴います。
特にFXの場合は顕著です。

日足でトレードする場合、1日に1回だけチャートをチェックし、良いエントリーチャンスが来ていたらエントリーします。ストップと利食い注文を入れたら、その日の仕事は終了です。次の日にまたチャートをチェックし、ポジションを管理し、また新たなエントリーチャンスが来ていたらエントリーします。

チャートをチェックしてエントリーチャンスが無ければ、その日はお休み。次の日まではやることが無いからです。4時間足ならこれが4時間に1回となります。1時間足なら1時間に1回。これくらいまでなら、他のことをやりながらトレードすることが可能です。

それ以下の時間軸になると、どうしてもモニターの前に張り付いてトレードすることになります。
私のように、そういう生活が好きならそれもいいです。しかしほとんどの人にとってはそうではないでしょう。

もし短い時間軸に挑戦したいとしても、いきなりやってはいけません。
まずは日足や4時間足で安定して勝てるようになったら、1時間足のトレードに挑戦すればよいです。そして1時間足をマスターしたら、30分足に挑戦すればよいのです。

日足や4時間足ですら勝てないのに、小さな時間軸に移行しようとするのは賢い選択ではありません。そのような行動は「あなたがまだ真面目にトレードをする準備ができていない」もしくは「トレードをビジネスとしてとらえていない」ということです。

最短でFXのデイトレードを学びたいなら、実弾のトレードは4時間足や1時間足にしておいて、FXの練習ソフトで短い時間軸のトレードを練習するのが得策です。

私はFXを長年やっていますが、結局のところ、日足と4時間足、そして1時間足のトレードからの利益が一番多いです。ですから私はだんだん、FXに関しては大きな時間軸だけでいいかなと思い始めています。それでも、私はデイトレードが好きなので5分足のデイトレードはやめないでしょうが。

私の株ブログや私の株関係の電子書籍を読んでくれた方はこう思っているでしょう。
「ちょっと待ってくれよ!株のブログではスキャルピングを勧めていたじゃないか!」

株と先物はFXとは全くの別物です。

株や先物では板情報と歩み値が見れるからです。
板情報と歩み値を読むことができるなら、超短期の高速スキャルピングが可能となります。
株においては、それが一番リスクが少なく、稼げるトレード手法の一つとなりえるのです。

しかし、チャートだけを使ってトレードするのであれば話は別です。

FXには板情報や歩み値が無いと言いましたが、ないわけではありません。
インターバンク参加者だけが見ることができるツールがあるはずです。

彼らは巨額の資金を投じて優れたトレードツールを開発しているでしょう。
どんな注文が入っているのか、どんな注文が約定しているのか、彼らにだけは見えているのかもしれません。
我々一般投資家には見えないというだけです。

小さな時間軸でFXをトレードするということは、情報弱者な状態に自分を追い込むことになります。
ですから、FXの高速スキャルピングなんてやるべきではないです。

そんな不利な勝負をするよりも、長めの時間軸のトレードに徹して情報量の差をリセットしてしまうほうがいいです。

ということで、ローソク足のプライスアクション講座 初心者編では、日足と4時間足をメインとし、チャンスが来ているときだけ1時間足や30分足、時々15分足まで降りて行ってエントリーシグナルを探すことを前提に解説していきます。

長々と長い時間軸をお勧めしてしまいましたが、もしあなたが頭の回転のすこぶる速いタイプの人なら、短い時間軸でも安定して勝てるかもしれません。少しずつ時間軸を短くする方向で挑戦していってください。

まとめ

FXをトレードするなら、日足と4時間足がおすすめ。

FXでは時間軸が長めのトレードの方が圧倒的に有利である。

プライスアクション講座 初心者編では日足や4時間足中心の前提で解説していく。

次に進む(プライスアクション講座)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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Filed Under: プライスアクション Tagged With: 4時間足, FX, スキャルピング, デイトレード, 日足, 時間軸

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専業投資家。トレード対象はFXと株。スタイルはややゆったり目のスイングトレード。現在トレードのセミオートマ化に取り組んでいます。相場環境の認識と方向性の決定は人間が行い、エントリーシグナルを待つチャート監視にはシステムにさせるのが理想と考えます。

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