あなたがトレーダーを目指しているなら、プロップファームという言葉を聞いたことがあるでしょう。プロップファームとは、トレーダーを育成し、自らの資金を運用させて稼ぐ会社です。このページではSMBキャピタルというプロップファームの新人研修を肌で感じ取れるような動画をシェアします。
SMBキャピタルがちょっと注目されている?
先日、読者の方から「SMBキャピタル出身のトレーダーが出した新しい教材を買おうか迷っています。アドバイスをください!」といった内容のメールを2件いただきました。
その方ことは知らなかったのですが、SMBキャピタルという名前には聞き覚えがありました。
SMBキャピタルは、私の好きなトレード本の一冊「ワングッドトレード」の著者、マイク・ベラフィオーレ氏のプロップファームだったからです。それで少し気になり、SMBキャピタルについて少し調べていくうちに、とても面白い動画を見つけたので、こちらのページでシェアします。
SMBキャピタル
SMBキャピタルは、金融の中心地とも言われるニューヨーク市にある有名なプロップファームです。そこで彼らは若い未経験の新人を教育し、最強のトレーダーに育て上げます。そして彼らに会社の資金を運用させ、利益を上げているようです。
そのSMBキャピタルの入社試験から新人研修までの過程を経験した若い女性がいました。その女性のドキュメンタリー映像がYoutubeに上がっています。この動画は凄く面白いですよ。
彼女は大学を卒業後、SMBキャピタルの入社試験を受け、デイトレード未経験の状態で株デイトレードの新入社員研修を受け、悪戦苦闘しています。
わたしは英語を完璧に理解できるわけではありませんが、私も長年株のデイトレードをやってきましたので、見ているだけでなんとなくわかるんですよ。世界最高レベルのトレーダー育成システムの雰囲気を感じ取ることができて、とても良い刺激になりました。
株のデイトレーダー育成ということで、板読みやテープリーディングをかなりしっかりと教え込んでいる様子ですね。その辺りからも、これは本格的だなと思いました。
もし私が15年前にこの動画を観ていたら、2年ぐらい英語学校に通って、なんとしてもSMBキャピタルに入りたいと思ったことでしょう。
動画は以下の4本です。英語ですが、どれも5分~8分程度の短い動画ですので、サラッと流してみてください。英語が分からなくても、雰囲気は感じ取れると思います。
面接試験を受け、入社試験に合格するまで
板読み、トレードメンタル、チャートリーディングなどの研修の様子。
皆でチャートをスクリーンに写し、トレードアイデアを出し合っているのが印象的です。
新人女性は専門用語に苦しんでいるようです。
朝一に瞑想のトレーニングをしています。
部屋の明かりを消し、トレードが上手くいく様子をイメージするトレーニングです。
大きな部屋にたくさんのモニターが並び、ヘッドセットで話しながらトレードしているようです。
株式市場が閉じると同時に、皆で拍手して「お疲れさま!」みたいな感じで締めをしているのが印象的です。
レビューの面接があり、ダメ出しを喰らっています。やはりプロの世界は厳しいですね。
夜にウェイトレスのアルバイトをして生活費を稼いでいるようです。試験に合格したとはいえ、この段階では研修とデモトレードしかしていないので、給料はもらいないのですね。
女性はアルバイトとトレード研修で休みなしの毎日で、風邪をひいてしまったようです。それでも鬼のような研修は続きます。この日が研修6週間目とのこと。
SMBキャピタルの新人研修の雰囲気は感じ取れましたか?こんな環境でトレードを学べたら最高ですね。