トレーダーの一日は
レジスタンスラインとサポートラインを引くことから始まります。
今日はラインの引き方について解説します。
●今日の内容
・複数のラインが重なるエリアが重要
・一番シンプルな方法
●複数のラインが重なるエリアが重要
ラインの引き方にはいろいろな方法があります。
ローソク足の高値や安値
ピボットポイント
フィボナッチ
トレンドライン
他にもいろいろとあるでしょう。
大切なことは、あまり複雑に考えることなく
シンプルにラインを引くことです。
ラインでチャートが反応するのは
多くの人が同じようなラインを引いていて意識しているからです。
自分だけが独自の方法で秘密のラインを引いても意味がありません。
誰もがここに引くだろうというポイントに引けばそれでOKです。
いくつかの種類のラインが重なるポイントを重視するのは
良い方法です。
たとえば、フィボナッチとピボットとローソク足チャートの節目
が重複するようなポイントは、たくさんのトレーダーが意識している
可能性が高くなります。
ラインの引き方に関しては、私の株のブログで詳細に解説してます。
是非参考にしてください。
●一番シンプルなラインの引き方
いろんな種類のラインを引いて、ラインが重複するエリアを探すのは
良い方法ですが、時間がかかって面倒ではあります。
そんな方にはもっとシンプルで有効な方法があります。
それは、上位足の節目にサッとラインを引くことです。
5分足をメインにトレードするデイトレーダーなら
30分足か1時間足に切り替えてラインを引きます。
4時間足でトレードするトレーダーなら
日足に切り替えてラインを引きます。
この時に必ずしもフィボナッチやピボットを使う必要はありません。
チャートをパッと見て、誰もが意識していそうなポイントに
ラインをサッと引くだけでOKです。
どういうポイントにラインを引くかというと
・高値と安値
・急激な値動きが出始めたポイント
・何度も試されたポイント
このようなポイントにサッとラインを引いていきます。
ラインはあまりたくさん引くとごちゃごちゃするので、
今の価格よりも上に2本、下に2本程度に絞り込みます。
その時の選別基準は
誰もがみんな引いているのはこれだな
という感じで十分です。
そしてメインの5分足に切り替えて戻せば
トレードをする準備が整います。
ラインを引く精度は、経験を積めば積むほど上がっていきます。
最初のうちは迷いながら時間がかかるかもしれません。
しかし数週間も毎日引いていたら
ものの1分か2分で精度の高いラインをサッと引けるようになります。
さて、これでラインを引けるようになったとして
そのラインを使ってどうトレードするかです。
次のメールでは、
水平線を使ってトレードする時の原則について
解説したいと思います。